BELLOF LED Sirius ZETA Neo（T10）7500k  

　ライセンスランプを
　　　　　LED Sirius ZETA
から
　　　　　LED Sirius ZETA Neo
に変更してみました。

　「ＣＸ」のセラミックメタリックは，日光照射下の「白」から日陰における「灰色」に変化する過程で「薄い青系色」を発します。
　ただ，「スカイブルー」のような鮮やかな色ではなく，「曇りの日の空の色」と言うのか，絵の具の水色に８割白を加えたような不思議な色で，正に「陶器」の特徴を押さえた自動車史に残る希有な色と言えます。

　この「希有な色」がサブリミナルとなって，外観のLED選定に際し，一般的な白とされている「4300k～6000k」ではなく，「7000k～8000k」が似合うと仮定し，実際の「白」より「ほんの少し青みがかった白」の方が「純白に感じる」人の目の錯覚を応用しようと考えました。
　おそらく，「実際にどう見えているか」は重要ではなく，「他人にどう感じさせるか」「印象付けるか」がドレスアップの在り方だと思うのです。

　アクアリウムの知識になりますが，水槽照明を検討する際，「白」として売られている「6000k」前後の商品は一様に「黄色味」が強く，水槽が汚れているようなネガティブな印象を与えます。
　一方で，「13000k」前後の青系は，単品で用いると深海のような「青黒色」となり，観賞魚のLEDとして実用に耐えません。
　不思議なことに，上記を同時設置することで，「透明度の高い純白光」が生まれるのは有名な話です。

　こと「光」に関するドレスアップは，この「透明度」をいかに現出させるかが肝であり，この点，今回，取り付けた「Neo7500k」は
　「LEDらしい非常に鋭い発色で，その透明度の高さは一見の価値あり」
とまとめることが出来る良商品と言えます。

　なお，その光量から，夜間のバックモニターが見えにくいと感じる方もおられるかもしれません。（私は大丈夫でした。）

<追記>
　LED Sirius ZETA　は，メーカーＨＰに表記はありませんが，商品箱横に「70ﾙｰﾒﾝ」としっかり記載されておりました。
　したがって，「70lm 6500k」から「90lm 7500k」に交換したことになります。
　明るさ，色温度ともに見た目どおりで違和感がなく，やはり，安心して購入できるブランドです。