ドライブレコーダー VANTRUE N4 フロント・駐車キャンセラー・バッテリー取付
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
今回の整備手帳は、私の備忘録として残しているため、少々鬱陶しい情報も入っているかもしれません。ご容赦下さい。
なお、システム構築や取付相談など、丁寧に対応いただいたOmi様、ありがとうございました。
https://car-accessory-news.com
まずは、旧レコーダー(ユピテルS10)の取り外しです。SDカード1度も取り出したこと無かった笑…
ディーラーで既取付の物だったので、配線を探りつつ撤去。新規取付より鬱陶しい作業です。予想通りセンターコンソールのETCやオーディオのラインからACC電源は取得していました。奇跡的に、マウントの粘着はしつこくなく、美しいくらいポロリと剥がせました🤣
2
なお、今回はサブバッテリー追加もあり大々的にバラしました。
①グローブボックス内左のヒューズBOX蓋を外す。
②グローブボックス下のDVDプレーヤーを降ろす。
③センターコンソール奥の盲蓋を外してボルト1本を外す。奥のパネルの蓋裏にオプションで取り付けたフットランプセットの配線に注意する。
④新たに出現するボルト2本を外し、ギアセレクター下の大きいパネルを手前に浮かせながら外していくが、ここの蓋裏にはアンビエンスライトの配線が来ているので、切断しないよう気をつけながら、完全に外す。
⑤ふにゃふにゃしたリア用エアコンダクトを取る。
これで、巨大な空間が出現します!
3
★iCELL…急速充電サブバッテリー76.5Wh。この機器に接続しているものは常時電源を送り続ける。エンジンONではメインバッテリーから充電を行う。
★iZONE…駐車監視キャンセラー。自宅の立体駐車場などGPSにより登録された地点ではドラレコをシャットダウン。50ヶ所の地点を登録できる。
★ドラレコN4…駐車監視モードでタイムラプス5fps録画を行う。前・車内・後の3方向で夜間も明るい。
これらの3機器の接続イメージ図です。各パーツの詳細はレビュー参照して下さい。
ヒューズF36…常時…iCELL input赤線
ボディ …アース… iCELL input黒線
※ヒューズBOXから取得するように、とのメーカー指定もあり、F36(オーディオ関連)から常時電源を取得。
※アース取りは、アースボルト(スポンジ下)から。
↓
iCELL output黄線…常時…iZONE IN白線
iCELL output黒線…アース…iZONE IN黒線
iCELL output赤線…ACC…iZONE IN赤線
※ACCは、適当なACC+に接続(信号取得)でよいが、一応ヒューズBOXのF33(ソケット)から取得。後々のため、ヒューズBOXからの常時電源と併せて、センターコンソールまで配線敷設。
※厳密にはiCELLの赤はoutではなくin…
↓
iZONE OUT白線…常時…ドラレコ赤線
iZONE OUT黒線…アース…ドラレコ黒線
※iZONEの赤線は不要(VANTRUEの駐車監視モード突入トリガーは車体の振動検知)のため絶縁。
※ドラレコの付属品であるソケット電源ケーブルを使用する。
※iZONE側は白線と黒線を市販の抜け防止ソケットを購入してメス化。(私は他の機器接続のため2口にしました)
これにより、
・エンジンON…登録地点に関わらず、充電しながらiCELL給電によるドラレコ通常録画を行う。
・エンジンOFF、登録地点以外…ドラレコの振動検知をトリガーとして駐車監視モード突入。バッテリー容量90%減少までタイムラプス5fps録画(3.75Wh)を行う。
※76.5÷3.75×0.9≒18h程度継続。
・エンジンOFF、登録地点…iZONE OUTと接続された機器は全てシャットダウン。
4
★iCELL取付
OPケーブルを使用しなければ、メーカー指定はヒューズBOXからの常時電源取り出しです。(8A前後使用)
グロメットのサイドをドリルで貫通させ、バッテリー直結にするか、センターコンソール下からとる予定が変わったので、なじみのディーラー担当者に相談。そこで教えていただいたグローブボックス奥のヒューズBOXの内の一部を図示します。
4×2の部分で、
〇常時電源…左下F36はオーディオ関連
〇ACC…左上F33はソケット
右上F30はオーディオ1
右上2段目F30はオーディオ2(ブランク)
は、正しい取得(IN、OUTの向きなど)をしていれば問題ないとお墨付きを貰いましたので、左下F36から頂戴することにしました。
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青四角…
ヒューズの位置です。作業性の悪いプジョーのヒューズBOXですが、一番やりやすい場所です。
ここの左下F36から、常時電源を取り出します。(INは左側)
なお、ACCについてはメインバッテリーからiCELLに充電するトリガー信号に利用するだけなので、F30から配線します。F36からの常時電源配線と併せてセンターコンソールまで敷設し、iZONEのACCと併せて接続します。
青丸…
抜け防止の2口ソケットをギアセレクター裏のでっぱりに脱脂後はりつけます。とても良い場所です笑
バッテリーは、助手席下の車検証収納部?に設置。ジャストサイズです。
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★iZONE取付
IN…
iCELLoutputからの黄線(常時)と白線
iCELLoutputからの黒線(アース)と黒線
を接続し、常時電源をiZONEに流します。
iCELLoutputからの赤線(ACC)と赤線を結線し、ヒューズBOXのF30から電源取得した配線のギボシに挿します。(エンジンON・OFFの信号inputなのに、iCELLoutput…)
GPS…丸見えは避けたいので、Aピラー内に収納。(写真上左)
OUT…
先程取り付けた抜け防止2口ソケットの配線を、白線(常時)と黒線(アース)それぞれ結線します。くれぐれも反対にしないように。ドラレコが故障する可能性があると聞いています。
赤線(ACC)は、ドラレコがVANTRUE製で2芯ケーブル仕様のため使用しません。メスギボシ化して絶縁します。
以上で、配線についてはドラレコの電源ソケットを挿すのみの状態になりました。
ここで通電、位置認識の確認をしました。
iZONEのLEDが緑色で点滅すれば、GPSもOKです。(写真上右)
iCELLは、後々の追加設置やそれに伴う位置変更の可能性を考慮し、センターコンソールパネル下から出してコルゲートチューブ処理しました。(写真下)
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写真左上…
ドラレコを接続し最終確認しました。電源も無事入り、エンジンOFF後の通電も問題ありません。
写真右上…
運転席から見ても、視界を遮りることはありません。ただ、付属の吸盤マウントを暫定で使用していますので、後日GPS両面テープマウントが届き次第再調整します。
※11/20追記
GPSマウント交換取り付けしました。
詳しくは、パーツレビューを御参照ください。
写真左下…
VANTRUE製N4は、駐車監視モードにタイムラプスがファームウェアのアップデートにより選択できるようになりました。常時録画するための選択肢が増えて嬉しい限りです。
写真右下…
とりあえずリアカメラの取付はしていませんが、大したトラブルもなく…と思っていたらやってしまいました。。。
全て片付けて、動作確認も終わり、イルミネーションをぼーっと眺めていたらリア用エアコンダクトの残骸が転がっていて…。。。
ダメージ大でした笑
すごすごバラしてはめました😅
8
全体像はこんな感じです。
iZONEのLEDは、少し主張が激しいので、助手席側から苦情が来るかもしれません。。。
私は、助手席スピーカーのトリムに反射したLEDの色がいい感じで判断できる状態になっているので全く問題ないです笑
iCELLも、付属のマジックテープで一箇所のみ固定していますが不要ですかね。
クリアランスがゼロに近くて全く動きません。また配線の部分がいい感じで開口しています笑(車検証を取り出しやすくしているんでしょうかね。)
続編として、ドラレコリアカメラ取付を書きまーす。
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