
ども、ピュアディオさんの技にはひたすら驚愕のnakabanです。
今回とおそらく次回の記事は、ノイズに対する知識がそれほど(と言うかほぼ)ないnakabanが試行錯誤してなんとかしようと奮闘するネタですのであしからず。
いないとは思うが、DSDやハイレゾ音源のインプレを期待していた方には
焦らしプレイが入ります。
というか、語彙の少ないnakabanのインプレはきっと「すげー」とか「素晴らしい」だらけになる事は決定事項です。
*文中でも触れてはいますが、今回のノイズに関してはピュアディオさん施行部分はまったく問題ない事を明記しておきます。
これに関してはPC設置前の音調整の段階でまったく問題ない事を私自身が確認しており、したがって今回のノイズに関してはピュアディオさん施行後のPC設置に関する物が原因とするのが妥当と考えています。
さて、8/10夜にピュアディオさんから戻ってきたアテゴンJrですが、「
もう、びっくり!」でも書いたように、音は素晴らしいのですがなんか気になるノイズがいます。
では、このノイズいったいどこから来たのでしょうか?色々と思索していきます。
8/10夜
1:問題点の切り分けとして、アナログ側(DAC以降)は、PC接続以前にマツコネ出力をハイローコンバータ経由で接続して音作りをされていて、それを私自身も確認しているので問題なしです。
2:PC側のノイズ源は?最大のノイズ源がありますねインバータです。デミ男で使用していたインバータをそのまま移設したのですがしばらく使ってなかったのでへたってしまったのではないのか?
3:その為、供給電圧が不安定でDACが動作不良を起こしているのでは?
元々、使用している短形波インバータを正弦波インバータに変えようと思って注文していたのが届いたので、とりあえず現状の出力をテスタで確認してから交換することに、テスタで測定した所短形波インバータは90Vぐらいしか出ていません。
(*後日、使用したテスタの種類によって測定値が変わる事が分かりました。私が使用していたのは平均値タイプだったようで、短形波・擬似正弦波では低く測定されてしまうそうです。)
これは、やはりだめかと購入していた正弦波インバータへ交換して改めてテスタで測定します。今度は106Vと測定できましたのでこのインバータで行くことにします。
これで、とりあえず試聴の為にドライブです。かなりノイズは減りましたが、まだ思い出したかのようにノイズが乗ります。
こーなったら思いつくまま色々やります。
しかし、もう遅い時間なので続きは明日(8/11)です。
8/11
さて、昨日の続きです。
ノイズが乗って大変な思いをしているに、なぜか楽しいnakabanです。
今日は、どこから攻めましょうか?
とりあえず作業開始です。
1:ノイズには長いケーブルはご法度です。
PC→セルフパワーのUSBハブ→DACと接続経路上でUSBハブ→DAC間のUSBケーブルが長すぎ、2mあります。これは元々想定していたDACの設置場所用に用意したケーブルです。
DACの設置場所を変えたのに、そのまま使ってしまい更に長すぎるのでトグロを巻いて設置してました。
ケーブルが長い事やこれがトグロを巻いている事はよくなさそうだ。
このケーブルを50cmの短い物に変更します。
→結果、劇的に変わりました。ノイズの乗り方が半端なく減りました。
しかし、まだ思い出したかのようにノイズが乗ります。
2:ACラインからノイズが来てないか?
インバータから出てすぐの所にノイズフィルタを設置。またPCアダプタのAC側とUSBハブのアダプタにフェライトコアを設置。
→結果、ほとんどノイズは無いと言っていい状況まで来ました。しかし、まだPCの電源をいれてから最初の再生を始めて1分~2分ぐらいで盛大なノイズが入ります。
やはり自分には、まだ知識が足りないようです。
また、ネタを仕入れてこなければ・・・
なので、この日はここまでです。
ところでこの日は結局ノイズとおさらばは出来ていませんが、状況はだいぶよくなっており最初のノイズさえ乗り切ってしまえば、音はすばらしいの一言です。
特にDSD生録音源のデータはここまで鳴るかという感じで聞けます。
8/12
この日は、10,11と遅くまで作業と試聴の繰り返しでつかれていたのと、お仕事だったので特段作業はなし。
でも、色々とネットからノイズ対策ネタを仕入れたりして思索を行う。
1:長いケーブルが駄目なら、PC→USBハブ間のケーブルも短くしてみよう。
→後日、実行してやらかした。
2:ネットで調べると、今回使用しているDAC(KORG DS-DAC-10)でノイズに悩んでいる人が結構いた。
よく調べてみると
1:KORG AudioGateでDSD再生を行っているときに出やすい。
2:PCMでは出ていない。
3:PCの状況(CPU使用率やHDDアクセス)等で発生する。
という具合に大別出来そうだ。
では、当方の気になるノイズは
1:確かにDSD再生の時にでている。しかし他のソフトの時も出ている。
2:PCM再生の時にはほとんど出ていない。
3:ノイズの時にHDDのアクセスランプが激しく光っている。
では解決策は?
1:DACドライバのキャッシュ設定を変更する。
2:AudioGateはDSD専用、foobar2000とMPC-BEはWASAPIでPCM出力
3:HDDにデフラグをかける。
→結果、PC起動直後の最初の再生時のノイズ以外がほぼ消えた。しかし、起動直後ノイズとHDDアクセスは連動しているようで、このノイズの要因はPC側の精査が必要かもしれない。
3:PC側について
1:家の環境で調整していた時はノイズが乗るようなことは無かったし、
HDDのアクセスと連動してノイズが出るような事も無かった。
2:「1」を踏まえて考えられる事は、PCにもノイズ対策が必要?
3:できる事は限られる。
ネットでしていたACアダプタDC出力のマイナス側をグランドに落とす。
4:ついでにUSBハブも同様にACアダプタDC出力のマイナス側をグ
ランドに落とす。
5:これもついでにDACのケースもグランドに落としシールド強化する。
この日はここまで、明日はピュアディオさんに持ち込んで、色々やって音の出方が変わったので調整してもらう。
その時に、ついでに相談。
8/13
この日も元気に出勤である。
仕事帰りにピュアディオさんへ、音の調整をしてもらいつつグランドに落とすにはどこのボディアースがいいかを相談する。
場所を教えてもらい、接続がしやすいようにギボシで端子を作ってもらう。
ピュアディオさんで音の調整をしてもらうと、格段に音が聞きやすくなり良くなった。
やっぱり、
ピュアディオさん、すげー
とりあえず、DACのケースにグランドを接続してみて様子を見る。特段変わった様子は見られない・・・残念。
家に帰って、今度はUSBハブのケーブル短縮にチャレンジ。
ハブから基盤を取り出し、ケーブルを取り外す。
必要最低限に切ったケーブルを基盤へ半田付け。そして組み立ててPCへ接続。
→結果、動きませんでした(爆・・・orz
仕方ないので、ハブをドンキホーテに買いに行き今度はハブの基盤側ではなくPCへ接続する端子側を切断し短くする事にし、再度チャレンジ。
端子をばらし線を付け替えて完成。
今度はどうだろうか?
→今度はうまくいった。では音は起動直後のノイズの出方が変わった。少しノイズレベルが下がったようだ。
この日も遅くなったので終了。
とりあえず、現状は完璧ではないが最初のノイズさえ我慢すれば後は、すばらしい世界が開けている状態だ。
でも、まだやれる事はあるのでやれる事はやって見ようかと思う。
では今日はここまで