無限パフォーマンスダンパー 取り付け (e:HEV・ガソリン共通)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
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品番は違いますが説明書は共通、e:HEVとガソリン車の工程は同じです
無限パフォーマンスダンパーには説明書が同梱されていますが、エンジンアンダーカバープレートの取り外し方法はサービスマニュアルを参照
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説明書にはありませんが、作業前にボルトにシールコート、ステーにシャシーコートクリアで防錆保護
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想像していたよりずっとコンパクトで軽量
フロント長 687mm
リア長 850mm
重量はステー含めて合計でわずか4.65kg
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脱脂してステッカー貼り付け
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HONDAにYAMAHAパーツを搭載
両社の二輪を所持し、カスタムもそこから覚え始めたので感慨深い
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こちらも説明書にはありませんが、ダンパーも可動部分をマスキングしてシャシーコートクリア仕上げ
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車体をジャッキアップ
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まずは○の中のプラスボルトとマイナスのクリップを外し、フロントサイドにスライドさせてツメからずらし、エンジンアンダーカバープレートを外します
下側矢印がフロントのフロアジャッキのジャッキアップポイント
エンジンアンダーカバープレートを外すと、オイル交換やエレメントの交換も出来ます
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ネジとクリップの形状
プラスドライバーは+3
クリップは90°左に回すと外れます
マイナスドライバーや内張り剥がし、硬貨などでもいけると思いますがコイン型ドライバーがぴったり
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左右の○の中のボルトを外し、バルクヘッドロアブレースを外します
左が 14mm、右が 17mm 六角
両方がっちり締め付けてあり、特に右側のサブフレームを繋いでいるワッシャーボルトは高トルクで留まっているので、ブレーカーバーとボックスソケットを利用
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外したバルクヘッドロアブレースとボルト
ボルトは廃棄、バルクヘッドロアブレースはシャシーコート吹いて再利用、取り付けは付属のボルトを使用
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左右ステーとバルクヘッドロアブレースを仮止め
一番ごついワッシャー半ネジボルト M14X85 (17mm六角) とフランジ半ネジボルト M10X40 (14mm六角) で取り付け
※取付説明書(2023.4.17版)のフランジボルトM10X40 の図が全ネジになっていますが、表記ミスで正しくは半ネジ、 M10X35 のフランジ全ネジボルトと間違わないように注意 (M-TEC様にて確認済)
矢印の部分に覗いているのがパフォーマンスダンパー取り付けステー
こちらは右側
ここではまだ仮止め
最終締め付けトルクは、ごつい外側のボルトが103N-m、内側のバルクヘッドのボルトが 38N-m
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上から見た図
左側
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ステッカーを下に向け、パフォーマンスダンパーを M10×35 ボルトとフランジナットで仮止め
最後に車体を下ろした1Gの状態でトルク管理するので先にリア側に取りかかります
最終締め付けトルクは 40N-m
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リアは非常に簡単
エキゾースト近く、リアバンパーの下を覗き込むとこのボルトが見えます
12mmソケットで取り外しボルトは廃棄
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左側
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リアは先にステーとダンパーを M10X35 とフランジナットで組んでおきます
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左側から通すのが楽だと思います
配線がある場合は配線下を通し、M8X35 で仮止め
車体を下ろしてからの最終締め付けトルクは、ステー 22N-m、ダンパー 40N-m
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リア側はバンパー下からいつでも見ることが出来ます
フロント、リアの仮止めが完了したら車体を下ろし、水平、四輪が接地した1Gの状態でそれぞれの規定トルクまで締め付け
四輪が浮いている状態では車体に歪みが出ているため、そのままの状態で締め付けると車体を下ろした時に最初からダンパーに負担がかかる状態になり逆効果になってしまうようです
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ボックス(ソケット)のトルクレンチでは入らない箇所があり、画像のようなメガネタイプかオープンエンドタイプのトルクレンチでなければトルク管理が難しいかも
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前後の締め付けが完了したらエンジンアンダーカバー取り付け
取り付ける前に洗浄、こちらにもシャシーコートクリアを吹き付け
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エンジンアンダーカバーは先にクリップを填めてからプラスボルトを締めると穴がズレにくく効率的
ディーラー施工時間2.0H設定ですが、工程も少なくポン付けなので作業手順さえ覚えておけば1時間程で出来るカスタム
作業時間1.4H設定のUSB PD取付よりよっぽどラクでした
https://minkara.carview.co.jp/userid/2464799/car/3362169/7561743/note.aspx
過去の様々な車種でパフォーマンスダンパーが発売されていてますが、ZR-Vはかなり取り付けしやすい部類なのではないかと思います
フロントバンパーやリアバンパーを外したりロアカバーを切削加工したりする車種もあり、予習段階ではZR-Vも大変だろうとかなり構えていましたがあっさり取り付け出来ました
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