
こんにちは!田なっくすです(=゚ω゚)ノ
暑い日が続いてますね。京都市はいつも関西で一番高温の地域で、この季節だけは行動力が5割減になります(笑)
さて、今日は先々週に作業していたYB-1のドライブスプロケット交換の様子を書きます。
YB-1だけでも、なるべく整備手帳に書こうと思ってたんですが、内容が多すぎるため こっちに書いてます(笑)
またもや長文すいません。
今回使うのはスプロケットは14丁です。
いつも通り衝動買いしてしまいましたσ(^_^;)
皆さんもご存知の通り、原付バイクのほとんどは60キロ前後の最高速度になるように設計されています。エンジン回転数にリミットを掛けているものや、ギア比で頭打ちさせて最高速度をセーブさせているものなど、方法はさまざまです。
自分のYB-1の場合はリミッターは無く、ローギアード化で最高速度を抑えていますから後者の方ですね。
そこで今回のFスプロケ交換というわけです。2ストYBは比較的トルク感があり、少しなら丁数をあげても問題なく走ります。最高速度はあまり変わらないのですが、路地裏を静かに走りたい時や、クルマが連なって40〜50程度でゆったり走っている時は良い感じに走るんじゃないでしょうか⁇
*ちなみに自分のYBはボアアップで排気量が59ccになっています。丁数選択や走りの感想は、あくまで参考程度に思ってくださいね。
⭐️では早速交換していきましょう!
まず手始めにチェーンを弛ませておきます。
チェーンが張ったままだと交換できませんので( ̄▽ ̄)
次はシフトペダルを外してから、左エンジンカバーを取り外します。
※ココで注意点を一つ
左カバーのスクリューは4本で止まっていますが、それぞれ微妙に長さが違います!
付ける時に間違うと 後々トラブルになりかねないので、元々どのスクリューがどこに付いてたかわかるようにしときましょー!
ぱっか〜ん。外れました。
クラッチケーブルは取り付けたままで大丈夫ですよ。取り外しちゃうと再調整が面倒なので…
外した時、合わせ位置を決めるココのダウエルピン2つがポロっと取れて紛失しやすいので要注意です。
前につけた13丁のスプロケと久しぶりのご対面です。
しかしまぁ… 汚いですねσ(^_^;)後で拭き拭きしときましょう。
スプロケはサークリップで留められています。
ここはサークリッププライヤーで広げて外します。
自分はホームセンターで買った安物を使ってます。
ドライバーなどで無理矢理外すとクリップが損傷し、再利用できなくなったりするので無理せずプライヤーを買いましょう。
無事取れました↓
大きさは歴然ですね⭐️
Fスプロケ1丁はRスプロケ3丁分に相当するので取り付け後どうなるのか楽しみです(*^_^*)
でもその前にチェーンが足りるんだろうか…
おっ!
付いたぁwww!
心配されたチェーン長ですが、限界までアジャスターを緩めてスプロケットと一緒に挿入することでなんとか取り付けることができました。
よかったよかった(;^_^A
この14丁がノーマルリンク数で取り付けられる限界丁数かもしれませんね。これ以上大きくするとクラッチのプッシュロッドとの隙間がなくなり接触するかもしれません(^_^;)
せっかくですから、清掃や点検もしておきましょう。
シャフトのガタが許容範囲か、オイル漏れしてないか、クラッチのプッシュロッドは曲がってないか等 それぞれ確認後、プッシュロッド先端に適量のグリスを塗布し組付ます。
組付はまんま逆の手順でOKです。
もちろんカバーは均等締めですよ⁈
カバーを閉める前に合い面の掃除もお忘れなく(=゚ω゚)ノ
チェーンは忘れず調整&給油しておきましょう。
無事元どおりになりましたー。
さ〜て、お楽しみのテストランですね。
1速入れてクラッチ繋いだ瞬間から、即座に感じました。
(O_O)これは…
最高だあぁぁぁあ〜〜!
*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
格段に乗りやすくなっています。発進の時くらいしか使わない1速が、ここにきて頻繁に入るようになりました。
これは素晴らしい正常進化ですよ⁉︎(笑)
通勤時、狭い路地裏を走ってると、曲がり角で1速に落として曲がるか、2速のまま持ち堪えて曲がるか微妙な選択を迫られるシーンがよくありました。
こういう場合、自分は2速&半クラでごまかすことが多かったのですが、14丁だと自然に1速を使うことが多くなりました。もちろん1速の使える範囲が広くなったのもそうなんですが、1速独特のギクシャク感が気持ち和らいだのも頻繁に使うようになった要因の一つだと思いますね。
とにかく乗りやすいです*\(^o^)/*
加速がガクンと悪くなる予想をしてたんですが、平地なら全然大丈夫そうですね。
しか〜し、恐れていたデメリットが…(´・_・`)
坂道 全然登りましぇーんw(*_*)
平地では気にならなかったパワー感も坂道となると話は別のようです。
ある程度高めの回転数キープだと登れるのですが、ひとたび低速のクルマなどに追いついてしまい失速すると、再加速の余力がなく、1、2速で引っ張って登るほか手段がなくなります。
悔しいですが、これはもう改造の弊害と思って我慢するしかないですね。
なので今回の14丁、山間部にお住まいのYB-1オーナーさんにはオススメできないです(;^_^A
ボアアップ車でこの有様ですからw
しかし こちらは平地に恵まれた盆地ゆえに比較的市内ではメリットの方が多く感じられ、交換して良かったと実感しています。
・最高速、巡航速度UP
・燃費UP
・静音性UP
・通勤バトル勝率UP⁉︎
などなど。
心地よい通勤が出来そうで、これからが一層楽しみです。
巡航時のエンジンの唸りが気になる方、もしくは1速ギアをより使いやすくしたい方は一度試してみてはいかがでしょうか?
数千円で違うバイクに乗ったようなチョットしたワクワク感が楽しめますよ⁉︎(笑)
では、今日はこの辺で\(^o^)/
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YB-1
Posted at
2016/08/07 10:04:05