
こんにちは♪田なっくすです!😊
ここ最近、暑い日が届いていましたが、雨の影響で徐々に気温が下がって作業しやすい環境が整ってきました。
このまま下がってくれれば、お盆後には最高のシーズンを迎えれるでしょうね🌅
さて、今日の作業は題名通りです。
バイク業界で言うと、お漏らし🟰オイル、燃料、クーラントのいずれかの漏れですね!笑
実は我が家の2台のライブディオZXでは最近、フロントフォークが滲んでおりました。
応急処置で下にはウエスを置いて、地面にオイルが付かないようにしていたのですが、いよいよ酷くなってきました。
エレガントちゃんは15年くらい前に組んだフォークのままですから仕方ないのですが、ポンコツ君の方はうちに来た時にオーバーホール済み品を使ってプチレストアしてたので、約1年ほどでオイル漏れを起こしたことになります。
ちょっと早すぎるよね…😰
とはいえ、夏はオイル漏れの季節。
気温の高さから、粘度が緩くなり漏れやすくなるのです。
特にフロントフォーク内のオイルは密閉された空間にあるため、気温の上昇で内圧が高まり、劣化が進んだ部分から抜けてくるわけですね😮
というわけで今日は腹を括り、フロントフォークのオーバーホール(O/H)の様子をお届けします⭐️
初めに謝っておきますが、今回はエレガントちゃんの写真のみで、フォークO/Hをお届けします。
実はポンコツ君からオーバーホールを始めたのですが、すっかり写真を撮り忘れて作業してしまい、作業途中からエレガントちゃんの写真を慌てて撮り始めたんです。
なので今日はエレガントちゃんの登場のみ!
ご容赦くださいね🤗
では、フロントフォークのオーバーホール作業を開始しましょう⭐️
まずは車体からブレーキキャリパーとフロントホイールを取り外します。
ここまではよく見かける光景じゃないですかね😊
タイヤ交換やスピードメーターギアのグリスアップでもバラす機会が多いでしょうから🤗
⭐️ここからフロントフォークの取り外しです。

ホース類の固定している左右のバンドのボルトと、
この矢印の先の黒い泥よけカバーが邪魔なので、2本のボルトを外して脱着します。
※この時、ハンドルロックさせておくとハンドル振られず作業しやすくなるのでオススメです🤗
外すとフォークの付け根に固定ボルトが見えました。
上のボルトを完全に抜き取り、下のボルトを座面から少し浮く程度に緩めるとフォークが抜けます。
下のボルトは完全に抜く必要はありません。
無事取れましたー🤗
インナーチューブ上端に溝がありますよね?
ここに先程の上側のボルトが差し込まれてフォークを抜けなくしていたわけです。
因みにFフォークの脱着作業で、前周りの外装を全部外す人もいますが、そこまでしなくてもフォークはちゃんと抜けます👍
ここは時短で行きましょー(笑)
今度は単体になったフォークを点検します。
オイル漏れ以外に異常がないか、外観を細かくチェック!👀
よくあるのはインナーチューブに縦キズや腐食で一部が陥没してしまうトラブルですね。
エレガントちゃんのフォークは外観からして非常に状態が良かったです😌
↑念のため、悪いフォークの例を説明するために、倉庫から引っ張り出してきました。
一見すると純正フォークのようですが、これはかつてあった中国製のコピー品です。
このインナーチューブをよく見てください👀↑
縦線キズのほかに、黒い点々が見えるでしょ?
これは錆の侵食によってメッキに凹凸ができてしまった状態です。
爪で触ると明らかに引っかかりがあります😇
こうなると幾ら磨いたところで、凹凸の上をオイルシールが通るたびにオイルが滲んでしまうため、使用出来ないんです。
インナーチューブの交換、もしくは再メッキ処理が必要になりますね😞
荒技として、過去にこのような状態のインナーチューブに出会ったらフォークオイルの代わりに硬い機械グリスを少量塗ってフォークオイルを全く入れない、ノンオイルフォークなんてものも作ったことがあります。
この方法なら、たとえインナーがデコボコでもオイル漏れを気にせず再使用できます。
オイルがない分、多少は轍で車体がハネますが、乗り心地はそこまで気にならないレベルでした。
昔の原付スクーターにはオイルダンパーを採用されることは稀でしたから、当然かも知れませんが…
デコボコインナーの人は試してみては如何でしょうか🤗
⭐️さて、余談はここまでにして、取り外したエレガントちゃんのフォークを分解していきます。
オイルが飛び散る恐れもあるため、念のためコンテナケースの中で分解していきます。
先にダストシールを外してみましょう。
僕は自分の爪で外しましたが、外れない時は精密ドライバーの一番小さなマイナスで持ち上げるといいでしょう。
⚠️ここで注意点!
やむを得ずフォークに工具を掛ける際は、必ずタイヤ側(内側)になる方に掛けるよう心がけましょう。万が一、キズ付けてしまった時に目立たなくするためです。
次はトップキャップのメクラを精密ドライバーでこじって外します。
外すとトップキャップが現れました。
このトップキャップの脱着が最初の難関と言ってもいいかもしれません。僕は正直苦手です😝
このトップキャップの中心を先の丸くなった貫通ドライバーの先っちょで押さえて、小槌で軽くトントンと叩くと、具合よく奥に引っ込んでくれて、スナップリングを取りやすくなります。
無事取れました!
裏返して中のスプリングを取り、オイルを排出させたら、今度はドレンのボルトを取ります。
ここはかなり硬いので電動インパクトを使ってとります。インパクト対応のヘキサビットを使ってギュイーン!💨
一瞬ですわ🤗
これでインナーとアウターを分離できます。
分解しました。
あまりの汚さに絶句ですね😅
シール類も外してキレイキレイしてあげましょう。
先にシールを止めているスナップリングを取っておきます。
中に残ったオイルシールをマイナスで持ち上げて外します。
無事取れました。
もう吐きそうなくらい汚いです!
お食事中の方は申し訳ない…🙏
この後、めちゃくちゃ綺麗にしました😄
一通り、清掃が済んだら、それぞれの構成部品を点検します。
インナーチューブにキズや曲がりが無いか、ダンパーリングは摩耗していないか、アウターチューブにクラックはないか等、細かく計測、目視でチェックします。
さすがエレガントちゃん!
まだまだ使えそうなレベルでした🥴
⭐️ここからは新しいシールを打ち込んで、元通りに組み立てて行きます。
新品シールはNTBのものを用意しました。
うちの倉庫に眠っていたものです。
まだ4セットくらいあるので、まだまだこの先オーバーホールできますね!笑
新品シールには僅かにシリコングリスを塗り、打ち込んで行きます。
打ち込みには、シールより僅かに小さいボックスレンチを当てがってハンマーで打ち込みました。
スナップリングがハマるよう、線の下までの打ち込みです。
無事リングもハマりました。
ここまで来たら後は逆の手順で組むだけ。
もちろん各部の消耗品は新品に交換ですよー😊
折角バラバラにしたんでね。
一通り組んで、後はオイルを入れて油面調整後、スプリングを入れて閉じれば完成という場面。
フォークオイルはg15にしました。
安いし、やはり硬めが良いなぁーと思いまして…😅
68cc投入しまーす。
油面の高さが高いほどハードな乗り心地になるのですが、ここは純正基準値に合わせました。
オイルを入れたら何回かゆっくりストロークさせてダンパー内のエアを抜きます。
ジュコジュコ言わなくなったらスプリングを入れてトップキャップを閉じます。
このトップキャップの取り付けが一番大変かもしれません。
しっかりトップキャップを押さえつけて、スナップリングを入れなきゃダメなので、結構大変です。
無理をせず、2人で作業した方が効率的かもしれませんね🤗
慣れたら1人でも楽勝になりますよー👍
最後にメクラを戻してようやく完成です👏
作業時間にすると、ここまで1時間てとこですかね?🤔
⭐️あとは車体に戻して、いよいよ完成となります。
僕はその前にアウターケースにコーティングを施工して、これ以上腐食が進行しないようにしてから取り付けました。

↑作業終了後の一枚。
作業の様子はどうでしたでしょうか?
オーバーホールするくらいなら社外新品のフロントフォーク買う方が良いじゃん!って思いました?
確かにその方が速いし、綺麗に仕上がりますよ😄
でも、やっぱり社外には社外のデメリットもあるんです。
僕自身も社外フォークは、ショートタイプとかアウターの色違いのヤツとか色々使ってきたのですが、やはり耐久性にやや難があり、走りのフィーリングも純正フォークと比べると微妙なものが多かったのです😔
なかには上下にストロークする度にスプリングが壁に擦れるようなゴリゴリ感のある社外フォークに出会ったこともありました。
当たりハズレのある点も社外品の懸念要素ですね😅
僕はやっぱり純正フォークが好み!
あの上質でシットリとした乗り味は何物にも変えがたいです😁
趣味は結局、自己満足の世界ですから、自身が気に入ったならそれでOKなんです。
それになんだかんだで自分でオーバーホールしたって思うだけで随分愛着が湧くじゃないですか😁
これまで5台くらいオーバーホールしてきましたが、単なる交換では味わえない楽しさが、そこにはありました。
原付をこよなく愛する皆さまも、一度ヒマな時に挑戦してみては如何でしょうか🤗
てなわけで、今日はフロントフォークのオーバーホールの様子をお届けしました。
では、また👋