
こんばんは!
田なっくすです。
随分と冷え込むようになって来ましたね。僕の住む地域では来週から雪が降る予報が出ています。
原付に乗れるのは今週で今年最後かもしれません🥹
今日は駆動系セッティングの終盤!しっかりセッティング出して、年を越したいところです😆
さて、前回はDr.プーリーのWRに交換してましたね。
丸型ローラー時と同じ5gのDr.プーリーを試したところ、やけに変速が速くて加速は良いけど最高速が伸びない、正直微妙な結果でした。
そこで今回は、5.5gのローラーを用意。

これに交換してどう変化するのか診ていきます。
うまく決まってくれると良いなぁ〜😅
即バラして装着。
慣れてくると、2分掛からないくらいで分解出来るようになります😁電動工具さまさま🛠️
Dr.プーリーのWRは向きやランププレートの当たり面を間違えないよう注意して装着します。
よくあるのは装着時にWRがクルッと回ってしまって、当たり面が気づかぬうちに変わってしまうこと。
こういったトラブルを防ぐ為にランププレートをしっかり押さえつけて取り付けます。
やっぱりキムタクSTYLEが1番安全😁
作業完了の図。
あ、そうそう…

随分前になりますが、エアクリーナーのエレメントを交換したんですよ。
KN企画のターボタイプ!
このエレメントのおかげで、僅かに濃かった混合気も丁度良い具合になったと思います😃
さて、話を戻して、テストランに行きましょう⭐️
少し乗ってスグに変化に気づきました。
変速を終える回転数が上がり、30キロ付近からの加速が良くなりました!
低速域の発進の鋭さは変わらず、高速域も伸びるようになりました。でも最高速は88キロくらいで頭打ち…😣
一度戻って、別のローラーに交換することに!

こんなこともあるだろうと思って予め買っておいた6g!🤩
なんやかんやで結局、Dr.プーリーで6000円くらい使ってしまったw
地味に痛い出費😂
プラス0.5gでどう変化するでしょうか👀
また速攻で取り付けてテストしてみます。
今度はいつものテストコースを離れ、少し距離を伸ばして市街地までイチョウを見に行くことにしました。

美しく色付いていました〜🍁
辺り一面が黄色い絨毯のようです。
で、走りの変化の方は…
当たり前ですが、より高速寄りのセッティングになりました。30〜70までの加速感は5.5gの時より力強くなったと感じます。
言うなれば長距離ツーリング向けの味付け!
国道の60前後の流れにピッタリ。
中速域の回転数は気持ち低くなって静かに乗れます。最高速も以前に迫る92km/h!元々のカメファクチャンバーの時に似たフィーリングです。
しかし、発進加速〜30キロまでの今まであった2ストらしい鋭い加速感は陰り、明らかに大人しい性格になってしまった😱
60キロまでの到達時間も長いです…😓
これは人によっては好みが分かれるところですねー😅
どちらかを選ばなくてはいけません。

鋭い加速を楽しめるけど、高速域は伸びない5.5gか

30キロ以下が大人しいけど、高速域は安定して速い6gか
田なっくすが選んだのは…
君に決めたぁーっ!
↑最初の5.5gのローラーにしました。
選んだ理由としては…👀
初めてZXに乗った時、楽しいと思った理由は加速力だったんですよね。
一瞬でメーターの針が回る、あの時の感覚。高揚感。今でも覚えています。
現在は散々速いバイクや車を乗ってきたので、もうその頃の感覚と少し違うのですが、5.5gのローラーの時は、ああっ…そうだ…この感じだ!っていう懐かしさを一瞬でも感じることが出来たんですよね😅
その加速の良さこそ2スト1番の強み!
国産2ストスクーターが無くなった今、それを楽しまなくてどうするっ!ってもうひとりの自分が心の中で叫んでました…笑
てなわけで、無事5.5gでセッティングを終えました。
通常の丸型WRの0.5gアップ。
トータルだと3gも増えたことになります。
丸より重めのセットアップになる傾向なのかな…
Dr.プーリーは通常の丸型ローラーとは全く異なった変速をします。
まず、発進時は丸型WRに比べてエンジンがよくフケます。0.5g重たいウエイトに変えても重たくなった感覚が分かりにくいほどです。😅
これはスタート時のWRの位置が丸型に比べて深くランププレートが引っ込んでいる事が大きな要因で、基本的に初期加速はどのグラム数でもほぼ同じようなスタート位置です。しかも動き出しが遅い面接触のWRのおかげで、マニュアル車でいう1速、2速で引っ張るような変速を行うので、なおさら力強く加速していきます。そして中速域に入ろうとする直前あたりから、ようやく本来のグラム数変化を感じることができます。
この初期加速の部分が、セッティングをボヤかす1番の原因ではないでしょうか。多少ウエイトが重くても初期加速だけは加速方向に味付けされてしてしまう。それが初めてDr.プーリーを使ったセッティングで錯覚しがちなポイントだと僕は思っています。
そして高速域。原付でいうところの50キロ〜の速度域です。この領域では同じグラム数の丸型に比べてプーリーを押し出す量が増えています。僕の使うNYCプーリーでは、残念ながらフェイスタッチしてしまって最高速がこれ以上伸びなくなってしまいましたが、仮にプーリーの中心付近を削ぎ落としてプーリーを更に外側に移動できたのなら、ベルトを押し広げる事ができて、最高速は圧倒的に伸びていったでしょうね。
まだまだ秘めた可能性があるとは…
Dr.プーリー恐るべし!😱
ちなみに、あとで新品の太ベルトを使用したら5.5gのセットでも余裕で90キロオーバー出来ることが判りました。
僕は加速重視の方が好きなので、ベルト幅は細いものを好んで使っていますが、最高速度を求めるなら、18ミリ以上は必要ということなのでしょう。
ライブディオZXは規制前ならハイスピードプーリー、ショートボス、18ミリ以上のベルト幅、良く開くトルクカム、3.50サイズのリアタイヤ。この条件さえ整えば、たとえ純正CDI、純正マフラーであっても余裕で80km/h以上出るはずです。
是非お試しあれ🤗
そんなこんなで駆動系セッティングが落ち着いたポンコツ君。存分に2ストらしさを味わえる通勤マシンに仕上がりました。
最後になりましたが、原付で30Km/h以上の速度を出すことは道交法違反となります。皆さんは節度を守って安全第一に原付ライフを楽しんで下さいね🤗
では、また👋