
やっと思った通りの足が完成しました。

今回、導入したのはKTS車高調+rana10キロ7キロ。
ローコスト車高調と、高品質スプリングの組み合わせです。
過去のGC8の足は、純正倒立+STIダウンサスから始まり、ブリッツの正立、RGの倒立を装着してきました。
いずれも…予算の関係で…
純正倒立+STIサスはストローク量が多すぎて攻めきれない…。
次の動きに移るまでの時間が長すぎです^^;
(そのぶん進入はラクだった記憶)
ブリッツ正立は、正立ゆえの剛性感の無さが気になる最中オイル抜け…。
RG倒立8キロ6キロは街中で突き上げを感じるものの、限界走行ではそこそこ走ってくれました。
けど、ギャップやブレーキングでけっこうな修正蛇が必要。
(今回、交換に至ったのはショックのヘタレが原因)
もう一つ、今回、車高調の入れ換えと同時に

今更ながらロールセンターアジャスターを導入しました。
たった3センチなのにアライメント(トー)の変化が凄いです。
装着前と比べてトータル6ミリ変化しました。
導入が遅かったかσ(^_^;

こんな感じです。
ローダウンしてる皆さんは装着済みですね^^;
強化ブッシュなのでキチンとロアアームを緩めてから1G締め。
ピロだとこういった時に楽ですね^^;

で、個人的にはここからが本題です。
先週、組み付けて直後に群馬まで走らせたのですが、まずは車高調特有のバネの異音が少し出はじめました。
けど、これはスラストシートにグリスを塗ることであっさり解決。
もう一つの問題点は『ステアリングフィーリング』です。
これは4年前から疑問&悩みでした。
rana導入で以前よりも明確になってしまってました。
具体的には
①国道などの直進で、アライメントはバッチリなのに轍やギャップをきっかけに車体が右に流れ始める。
また、信号での停車時のブレーキングで轍やギャップをきっかけに右へ右へ行こうとする。
(高速などのフラット路面では真っ直ぐ走ってくれました)
②ステアフィーリングが、左コーナーは重くクイックで、右コーナーは軽くて路面からのインフォメーションが伝わりにくい。
この2点で4年悩んでました。
17インチ45なので少なからず轍に影響されるのは承知ですが、それとは違う気がしてました。
助手席側のキャスターが起きてるのか?
PSラックが原因か?
はたまたスタビが左右にずれ動いているのが原因なのか?
色々考えて検証してきました。
が
本日解決しました!

結論から言いますと、スラストベアリングを入れて嘘のように解決しました^^
たったこれだけ…
バネは縮んだ時に回転しようとします。
それは知っていたのですが、もしかしたらギャップやブレーキでバネが少しでも縮んだ時にステアを右方向へ動かそうとする回転力が発生しているからではないか?と考えました。
抵抗になっているのかなと。
ならスラストベアリングを入れてあげればこの力を逃がしてくれるのではないかと。
で、
ビンゴでしたヽ(^0^)ノ
(あくまでも個人的な見解です)
今回はスラストベアリングをフロント上側のみの導入でしたが、バネが突っ張ってる感じが全く無くなりまして、非常に素直なステアリングフィーリングになり、今まで修正蛇が必要だった路面をラクに走れます。
気になっていた左右の重さや感触も同じになりました。
これなら以前より踏んでいけます^^
リアにも導入した方がいいかもなぁ
とりあえず、ranaを組み込んだKTSは硬めですが個人的には気に入りました♪

80年代の考え方だけど、ロールは必要なぶんだけさせて、無駄なロールはさせない!
GC8場合、大きな動きは次へのアクションを遅くするだけかなと^^
ようやく自分好みの足になりました♪
【補足】
気に入った部分をメインに書きましたが、ローコスト車高調ゆえのデメリットもあります。
KTS車高調の減衰は伸びも縮みも強めで、1ノッチの変化が大きいです。
同一のダイヤル位置のまま攻めと街乗りの両立は難しいです。
街乗りでは減衰を10段以上は戻さないと大変。
サーキットでは7段戻し前後で微調整すれば良さそうです。
ワインディングではその中間かな?
Posted at 2017/09/10 22:34:29 | |
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