eLCM車輌取付

i4 designさんのeLCM for BMW 7シリーズ G11ロワリングコントロールモジュールを取り付けていきます。

この2冊の取説がとても理解しやすく図解や写真が多用されていますので作業前に熟読してください。

内装バラシですが、フックアンカーを外すのにトルクスT45が必須です。
あとは、クリップ外しのために一般的なマイナスドライバーがあればほぼほぼ完了出来るはずです。
バッテリーのマイナス端子を外す事を推奨していますが、設定などが狂うのが嫌だったので、トランクを開けた状態でロックし車がディープスリープ状態になった事を確認した上で伝送系の作業に取り掛かります。

エアサスECUに刺さっている赤の部分のカプラーを外し指示どうりに5本のピンを差替えていきます。
ピンを抜く際に爪を押し込む目打ちか精密ドライバーを使うと作業が速やかに行えます。
eLCMへの移植が完了したら、間違いが無いか確認してECUにカプラーを戻します。

青丸のヒューズを抜き常備電源を取り出しておきます。

専用設計されたハーネスがこれです。
常備電源をハーネスに繋ぎアースをヒューズボックス付近で確実にアースの落ちる部分に接地してくださいね。
電験ドライバーなどで確認してくださいね。

取説に従って電装系の作業が終わったらユニットを接続します。
ダブルチェック、トリプルチェックした上で初めてエンジンをかけていきます。
適切な作業が出来ていれば、警告やエラーメッセージも出ずに即座にエアサスの制御が始まり車高が下がって行きます。

１つ目の設定である20ミリダウンが、アッと言う間に完了します。

ユニットの1番右端のスイッチで切り替えると2つ目の設定である40ミリダウンとなります。
車高が下がってあまりにもホイールが内側に入ってしまったのでスペーサーをフロント15ミリ、リアル13ミリ入れて面出ししときました。
車高の微調整が必要でしたが、それは後日行います。