根津見男のブログ一覧

捕らわれて窮地の鉄人２８号と金田正太郎くん、しかし、突如若松公園の地底より現れた、ご当地怪獣ニゲロンが暴れだし悪人のアジトを破壊した❗
ご当地怪獣はいい怪獣だったのか？…さぁ今度は鉄人の出番だ❗金田正太郎くんと共に悪人どもをやっつけろ❗

神戸マラソンに併せて、再塗装された鉄人２８号です。若松公園に建立してから８年、原作マンガのカラーに塗装されました。

★シリーズのイメージリーダー的な存在であった1600GTO-MR が排気ガス規制の影響で生産中止となり、そのGTO-MRに代わり1973年に発売が開始された。
★前後ビス留めオーバーフェンダー、185-70HR13サイズのワイドラジアルタイヤ、ハードサスペンションを装備したGTOシリーズのトップモデル。
★125馬力、17.5kgmの馬力とトルクを誇る「4G52」エンジンはツインキャブを装着、GTO-GSRの最高速度190Km/hと発表された。
★更に厳しくなっていく排気ガス規制に対応するためと安全対策のためにオーバーフェンダー付きのGTO-GSRは1974年に一時的に姿を消した。

【ミニカーについて】
トミカリミテッド・ヴィンテージの初期の製品で、他にバリエーションとしてグリーンもあります。私がトミカリミテッド・ヴィンテージを集めるキッカケとなったミニカーです。
初期の製品らしく細かな造形が魅力でラインもボディーカラーによって違えてあります。
オーバーフェンダーの表現が少し残念で、叩き出しのオーバーフェンダーに見えてしまいますが、全体のシルエットはらしくていいです。

明日で水木先生が旅立たれて、１年になります。小さな頃から鬼太郎が好きで、モノクロのアニメが始まるとテレビの前から動かなかったそうです。
中学に上がる前から、古書店で水木作品を見付けては買い漁り続けて行きました。二十歳過ぎて神戸に水木先生公認の同人サークルに入会してからスタッフとして会のお手伝いをしていました。
ナゾ本ブームの時に、その某出版社を通じてサークルで鬼太郎のナゾ本を書くことになり、その打ち合わせでサークルの会長とスタッフ数人で水木プロに伺い、生の水木先生とお会いした時に笑顔で「よく来たね、お入んなさい❗」と出迎えていただいた感動は今でも忘れません。
偉そうに振る舞う様子もなく、本の打ち合わせよりも雑談やエロチックな話で盛り上がりました。「ゲゲゲの女房」の著者の奥様、先生の弟さん、お嬢様、そして先生の御母様にもお会いして我々の様な素人集団を思いっきりもてなして下さいました。
その後も、水木先生とのお付き合いはサークルを通して続き、サークル主催のサマーキャンプの会場に無償で来てくださったり、毎年直筆イラストの入った年賀状を下さったりしました。
昨年の訃報には驚きましたが涙は出ませんでした、不思議と水木先生の旅行記が読みたくなりました。「多分、心の中で先生はあの世に取材旅行に行ったんだ、新作が楽しみだ❗」と思っていたんだと思います。
明日は、熊倉一雄さんの歌う主題歌と、加藤みどりとみすず合唱団の歌う副主題歌を聴いて合掌しよう、と思います。

★1977年にデビューした２代目。ボディータイプは初代と同じくクーペとリフトバック(LB)が用意された。
★デザインはアメリカのカリフォルニア州に置かれたﾄﾖﾀﾃﾞｻﾞｲﾝｾﾝﾀｰ(CALTY)でデザインされた。
★排気ガス規制により一時的に生産が中止となっていた1.6㍑DOHC搭載車が復活、2.0㍑のDOHCとSOHCエンジン、1.8㍑OHV、1.6㍑OHVエンジンが搭載、ワイドバリエーションが展開された。
★北米では純正のスポーツキットが用意され、アメリカでのレースでのペースカーを務めて人気があったが、日本では先代の様な人気車とはならなかった。
★レースではLBがサーキットで、ラリーではクーペが使われていたが、LBもラリーに出場している。
★“名ばかりの…”のキャッチコピーはマイナーチェンジが実施された時のもので前期型では使われていない。

【ミニカー】
コナミ製の1/64スケールの前期型をミニカーにしたものです。珍しい存在が気に入ってます。
高校の恩師がブラックのクーペに乗っていました。実車が日本では不人気な故にあまりミニチュア化はされてはいませんが、LBはアオシマとグンゼ産業が模型化、クーペはLSから発売されていました。

「ゲゲゲの鬼太郎」に登場する猫娘、鬼太郎にレギュラーで仲間入りしたのは1971年版カラーからでした。初のテレビ登場は1967年版のモノクロ版で原作にもある「猫娘とねずみ男」でした。
その猫娘ですが、水木しげる作品には古くからいるキャラクターで、水木先生が紙芝居を画いているときに「にゃんこ娘」として画れていたそうです。水木先生が貸本漫画家として売れない時代に紙芝居をベースに描かれた「怪奇猫娘」と言う作品で誕生から描かれました。墓場の管理人の娘として生まれるのですが、墓場に住み着く野良猫を墓守をしている父親が野良猫を殺し、その怨みが産まれてくる娘にとり憑いたのです。長じるにつけて猫のような性格が禍し、サーカスに売られ数奇な事件に巻き込まれ、警察に追われますが追い詰められたその時に、カラスの大群が猫娘を助け何処かに連れて行き、そこで漫画は終わり、その後の生死は分かりませんが、漫画では野山をあるく猫娘らしき人影が描かれています。
そして、貸本鬼太郎の傑作「鬼太郎夜話」で再度登場します。名前を“寝子”として「鬼太郎夜話①吸血木と猫娘」と言う作品でデビューします。天保の時代から続く三味線屋の一人娘としてお婆さんとひっそりと暮らし、空いた部屋を間貸しして暮らしていたのですが、越してきた鬼太郎達の出現でその正体がバレてしまうのです。この寝子さんは歌が上手くて歌手デビューも果たし一躍スターダムに上り詰めるのですが、ねずみ男とニセ鬼太郎の策略でテレビ中継中に正体を暴かれます。そしてニセ鬼太郎に騙されて死に追いやられます。
この寝子さんは、水木作品でも珍しい美形でファンの間でも人気の高いキャラクターで、深夜にアニメ化された「墓場鬼太郎」では中川翔子さんが声を担当していました。
そして、先に述べたような現在の形の猫娘となっていくのです。今では水木ファン以外の方にも人気がある様ですね。