根津見男のブログ一覧

☆ ５代目にあたるスカイライン。発売は1977年8月。ボディータイプはセダン、ハードトップ、バンの３タイプが用意された。発売当初、エンジンは４気筒(1.6㍑・1.8㍑)と6気筒(2.0㍑)が用意されていた。
☆ 基本グレードとなる2000GTはシングルキャブレター仕様の6気筒・L20Sで115ps/5600rpm、16.5kgm/3600rpmと発表された。


【ミニカーについて】
TOMYTECのLV-N 110 aで、1/64スケール。
ハードトップの角目は京商他からも発売されていますが、セダンはアオシマのグラチャンシリーズ以来の発売だったと思います。
ディフォルメがキツいのか、金型のデキがイマイチなのかノーズが中途半端な感じがします。このままでは来年発売とのウワサのハードトップのデキも少し不安になります。

1984年、Ferrari 512BBiからtestarossaへと切り換えスーパーカーのトップに立ったFerrari。その姿を指をくわえて見ているだけのLAMBORGHINIではありませんでした。1985年にtestarossaに対向すべく発売が開始されたのが、この「Countach 5000 Quattrovalvole(以下QV)でした。
Ferrariの様に新規にエンジンを開発できる余力の無かったLAMBORGHINIは、前モデルのLP5000SのV12・DOHCエンジンのシリンダーブロックにスペーサーを咬まして排気量をアップ、それに加え１気筒あたりの４バルブ化でtestarossaに対向しました。またキャブレターの位置をサイドドラフトのキャブレターからダウンドラフトに変更、カタログスペックではtestarossaを突き放す迄になりました。
このQVは前期型にあたるモデルで、前モデルのLP5000Sのボディーを使ったQVで、エンジンフードやボンネットに軽量素材を使用した個体で1986年前半まで生産されました。それ以降はホイールベースの延長化やサイドステップのオプション化、インジェクション装着車の追加と改良を施し６３２台が生産されました。

初代フェアレディＺ(S30)が1969年に発売されてから40年目の2009年に期間限定で発売されたのが、写真のフェアレディＺ(Z34)です。
過去の様々な限定車みたいに、エンジンやサスペンション等にメーカー自らがチューンをした限定車ではなく、また輸出仕様車のパーツを装着したり、オーディオ関係を充実させた様な限定車ではなく、カタログモデルの延長上にあるモデルであると思われます。
フェアレディＺの限定車と言えば、生誕10周年記念車のS130 やアメリカのみで発売された日産創立50周年記念車のZ31を思い出します。それら嘗ての記念車はエンブレム１つにしても欲しくなる様な魅力がありましたし、エクステリアパーツにしてもレプリカ品が出回る位にユーザーを惹き付ける力がありました。
今や、フェアレディＺと言えども作り手側はボディーカラーの追加や装備の見直しを施す程度でZ33の時の様にほぼ毎年エンジン、サスペンション等の改良はZ34では思い出した様な時にだけ手を加えている様で、作り手が歴史に幕を引こうとしている様にしか見えません。
専用ボディーカラーの設定、ブレーキキャリパー塗装、専用インテリアカラー等はアフターでも近い事ができるので、50周年を迎える2019年には、節目に相応しい限定車を発売して欲しいものです。

1983年から発売された944シリーズ。ターボ化や排気量のアップを繰返し改良を加え、1989年に追加されたのが944S2。

搭載する自然吸気の3.0㍑・DOHCエンジンは211馬力を発揮する。ボディーバリエーションはクーペとオープンボディーのカブリオレが用意されていた。

スカイライン(R32)やフェアレディＺ(Z32)が仮想敵として開発の目標値としてあげていたほど完成度の高いFR車であった。

ターボモデルはレースにも使われ、ワンメイクレース仕様もあった。

【ミニカーについて】
京商1/64スケール。ボディーカラーは他にレッドとブラックがあります。全体的にほっそりとした印象を受けます。924CarreraGT譲りのブリスターフェンダーを強調し、丸みを加えると見栄えが良くなると思います。

小学６年生の夏休みに初めてチャレンジしたカーモデルが、漫画・「サーキットの狼」の“流石島レース”編に登場したFerrari 308GTBでした。
ゼッケン ⑧を付けた308GTB、それを操っていたのが“フェラーリの女豹”こと田原ミカでした。308GTBを手足の如く操りトップ集団を走ってレース終盤近くまで残っていましたが、汚ない手でレースを乱す悪役レーサー・隼人ピーターソンの毒牙にかかり、トップ集団に追い付いた主人公・風吹祐矢を庇い、30度渦潮バンクに命を散らすのでした。

スケールは1/28で、モーター付のキットで、日東科学からの発売でした。ディテールはシリーズでもデキのよいキットだったと思います。入手できるなら、東京マルイの「308ｽﾍﾟｼﾔﾙ」のキットと共に作りたい、キットです。