根津見男のブログ一覧

2002年から2012年の１０年にわたり生産されたダイハツ久々のオープンスポーツカーでした。その可愛らしいエクステリアから人気車となりました。排気量を800ccにアップしたモデルも輸出されたりしていました。

今回、生でイエローのコペンを久しぶりに見て思い出したのが、発売前にイエローのコペンが仮ナンバーを付けて国道１７６号線でテスト走行していたのを思い出しました。
目撃した頃は、某スクープ雑誌ではボディーカラーの記事が掲載されており、確か記事にはイエローの設定はない、みたいな記事が書かれていた、と思います。しかし、目の前にはイエローのコペンがいました。直ぐにスクープ雑誌の編集部に電話を掛けました。
その翌月発売されたスクープ雑誌にはコペンの更に細かな記事が掲載されましたが、イエローのボディーカラーの事は
掲載されてはいませんでしたが、その記事の欄外に私が電話した目撃情報が掲載されていました。

イエローのコペンを見ると、いつもその目撃した事を思い出します。しかし、私はイエローのコペンよりもシルバーのコペンが好きですね、メカニカルでモノクロ時代の鉄腕アトムに出ていた犬の形のパトカーみたいで可愛らしいからです。

怪しげな少年が二人歩いています。私の愛車の前にある旧型アルトの回りをウロチョロ…たまたま通りかかった巡回中のレガシィパトカーに連絡しておきました。

今から６２年前の今日、日本映画初の怪獣映画が公開されました。それが「ゴジラ」でした。当時の新聞や雑誌の映画評では手厳しい評価でしたが、興行的には同じ年に公開された黒澤明監督の「七人の侍」と共にヒット作となりました。
「ゴジラ」の人間側の演出を担当した本多猪四郎監督と「七人の侍」の黒澤明監督は映画に携わるようになってからの親友で、黒澤明監督の「夢」や「まぁだだよ」等の晩年の黒澤明監督作品には必ず「演出補」や「監督補」として本多猪四郎とクレジットされています。
音楽担当の伊福部 昭さんも黒澤明さんとは関係があります。やはり本多監督、黒澤監督の友人でもある谷口千吉監督の監督デビュー作品である昭和２２年公開の黒澤明原作・脚本の「銀嶺の果て」で映画音楽デビューを果たしました。この映画で谷口監督と音楽のことで大激論を果たし、黒澤監督が仲裁した、といいます。その後も各邦楽映画会社から映画音楽の依頼があるとこの激論が先にでて来たと、伊福部昭さんは語っています。３００本余りの映画音楽を担当した伊福部先生も黒澤監督の映画は「静かなる決闘」(大映)のみで、やはり「銀嶺の果て」での激論が影響しているのではないか、と生前語っていたそうです。 また「ゴジラ」の音楽録音の時のコンサートマスターには黒柳徹子さんの父君が務めたとも言われています。

今日は、「ゴジラ」が公開されてから６２年目の公開記念日。当時の楽譜と楽器編成で復刻録音され、先頃発売されたＣＤで心ばかりのお祝いをしたいと思います。