ハンダ付けした基盤から部品を取り外したりハンダ付け部の修正をしようとすると必要になってくるグッズが有る
一番最初に思い付くのが…

ハンダ吸い取り線(ソルダーウィック)と呼ばれる銅の網線にフラックスを染み込ませた物
最近はフラックス無しのモノも出回っていて別途フラックスが必要になる場合も有る
網線の幅によって変わってくるが大体、1.5m~2mモノで3~400円程度
だが、意外と使い勝手が悪かったりして使いこなせない
しかも、保管中に銅網線部分が酸化してしまって早期に使えなくなってしまう場合も有る
新品時には金属質でピカピカしているが、段々と酸化して黒ずんで来る
ピカピカの艶が無くなった時点でもう吸い込みが困難になっている
店頭などで長期在庫の場合、新品時に全く使えない場合も有る(*_*;
何か別の手で…と考えると

ハンダ吸い取り器が有る 手動式ポンプタイプ
1500円~と吸い取り線より高いが保管中に劣化する事はまあ無いと考えれる
大体、ハンダ除去をするのには上記の2点からチョイスするのだが、お勧めなのは後者の吸い取り器の方、数年間使って居ても故障する事は無いので、コスト面で良い
だが、上記2点を使うには両手で扱う必要になる
片手でハンダ除去をしたいと考えると…

こんなモノが有る はんだッシュ太郎NEO 4980円(税別)
ハンダコテと手動式ポンプタイプ吸い取り器を合体させた構造になっているアイデア商品
基板などで有名なサンハヤトの製品
高確率でハンダ外しなどをする人はコチラの方が使い易いかも
コテ一体型手動吸い取り器はこの1点しか見当たらない
価格的にもコテと吸い取り器を別々に購入した場合と変わらない
が…コテ先温度が仕様書では400℃になっているのに実際は500℃以上になっていて基盤を痛めかねない欠点を持っている
手動式ポンプタイプは1回毎にプランジャを押し込んで使う手間が発生する
押し込み忘れていてイラッとする事もしばしば…(^-^;
そこでソレを回避するのに登場するのが…

電動式ハンダ吸い取り器 単体品
だが、お値段がグン!と跳ね上がって3万円台~になる
写真のHAKKOのモノは3万円を少し切っているが…
電動ハンダ吸い取り器には単体品とステーションタイプが有って、目的が違っている
単体タイプはハンダ付けされているパーツの取り外しがメイン
ステーションタイプはパーツはさておき、使われているハンダを回収するのがメイン
最近、ハンダ外しも頻繁に行うので電動式を購入しようか?と悩んでいたが…
お値段が宜し過ぎる(*_*)
そこで、手動ポンプ式を改造する事にした

はんだッシュ太郎NEOを電動化(^^)/
吸い込みポンプは…

手元スイッチで制御
肝心の吸い込みポンプ部分は…

何と!水槽用エアーポンプ(^^ゞ
内部のダイヤフラム部分にホースを直結
全体像は…

こんな感じ
HAKKOの吸い取り器もダイヤフラム式ポンプなので、ポンプが本体一体型かセパレート型かの違いだけ(^_-)-☆
新規に掛かった費用はポンプ代1980円、チューブ代400円
チューブを見れば判ると思うが、普通のエアポンプ用シリコンチューブではない
耐油用ホースになっている
内径4mm外形7mmと厚みが有り強度も有るが柔らかく曲がる
透明な耐寒チューブも同サイズが有るが、近所のホームセンターのラインナップから外されていたので入手できなかった、実はこちらを使いたかったが無いモノは…ネ(^-^;
柔らかさで行けばシリコンチューブなのだが、ココに使うと吸引力で潰れて吸い込まなくなってしまうし、簡単に折れ曲がったりするのでボツ
シリコンチューブの欠点だね
もっと安価な透明ビニールチューブは硬さが有り過ぎ、取り回しに都合が悪くなるのでココは少し高いが耐寒か耐油チューブをチョイスしておきたい所
釣りをする人にしか解らない話題だが…
エビブクにシリコンチューブを使って居ると何かに挟まって潰れて居たり、折れ曲がってエアーが止まっている事がしばしば…釣り場に着いたらエビが全滅とか、エビならまだ使えなくも無いが…
バケツに活イワシや活アジの場合、苦労して持って来たのに…と、全滅した活魚を見て落胆が半端では無くなる
コレを防止する為にブクブクに付属されているシリコンチューブは使わず、全て耐寒チューブに交換している
コツコツ作っているカーテシランプは…

コンタクト部分の穴あけ加工が済んだ
コンタクトピンを差し込むと…

こんな感じになる
配線加工をしてから本体に固定処理する
発光部などの部分は前にUPしているのでソチラを参照して貰う事にしようかなぁ~後の部分は同じなのでネ~(^^ゞアハハ
Posted at 2020/04/19 12:35:17 | |
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