3週連続レースとなった、開田高原クリテリウム・一般の部。イナーメ信濃山形主催のレースなのですが、非常にアットホームな緩い雰囲気のレースということで(レース&コース自体は緩くないですが)、南信に友人とラーメンを食いに行くついでに参戦するという、こちらもゆるゆるなテンションで参戦(笑)。
あまりにも気分が緩すぎて、
・会場付近に付くまで、会場&コースの詳しい場所を調べてない
・なので受付時間に遅刻しそうになる
というロードレース参戦史上最高の緩さを発揮。
友人と「まあ、間に合わなあったらDNSでラーメン食べに行きますかね」とか車内で会話する始末。緊張感ゼロ。
そんなこんなでありながらも、無事受け付け時間には間に合い、メイン会場のサインボードにサインし、試走へ。コースを大まかに説明すると、登りのホームストレートと、下りのバックストレート、といった感じ。登りは結構きつい。下りはテクニカルと聞いていたが、走ってみるとそうでもない。これなら下りで置いて行かれることはなさそう、もしかしたら完走できるかも。試走を終え、メイン会場のテントへ。
事前の情報では、一般クラスのレース時間は20分間だと聞いていたのだが、サインボードの下のホワイトボードに「一般の部:40分」との記述が。
…ん!?
…マジで!?/(^o^)\
一般の部の招集が掛かり、スタートライン上で競技説明。
「一般・ジュニア・女子と混走で、ジュニア・女子はレース時間20分、一般は40分にしました」とのこと。
皆20分だと思っていたらしく、「20分間走れる分しか脚を作ってきてない」と、思わず横にいた方と会話(笑)
さらに「最初の20分はジュニアのペースに合わせて、一般の選手は後方に着いてきてください、ジュニアがゴールしてから、一般の部のペースで進行してください」という説明が。
いやいやいや、ジュニアのペースにすら付いて行けるかわからないんすけど(笑)
まあ、元々練習のつもりで来たし、ダメならダメで降りればいいか、と開き直っていざレーススタート。一緒に来た友人には仕方ない、40分間写真を撮ってもらって、待っててもらうとする(笑)
レース序盤、ジュニアの選手を先頭にして、一般はやや集団後方で待機。最初からハイペースで入られたらどうしようかと心配したが、ややきついコースが幸いしてか、登りのホームストレートではペースがさほど上がらず、問題なく付いて行けるスピードで進行してとりあえず一安心。とは言え、一般のアクチュアルスタートは20分からなので、まだ出来るだけ脚を使わないように、下りでは休みながらレースを消化。ジュニア・女子の最終ラップで一気にペースが上がるが、自分には関係ないので先行した選手を見送る。ここで一般の部のアクチュアルスタート。と、いつの間にか自分が先頭に出ている(笑)。揺さぶり、というほどではないが、気持ち強めに登り区間を牽いてみる。まあ、さすがに皆ついてくるわな。先頭交代して、集団の中ほどへ。下りからのコーナーではインターバルがかかるが、どうせ登りで纏まるので無理せず安全に曲がる。自分の脚質の場合は、登りで追いつけばよい。と、一人がアタックし、単独で先行。あまり先行するようならブリッジに行こうかと思ったが、大きな差にはならなさそう。自分が集団先頭に出て、付かず離れずのペースでしばらく泳がせつつ様子見。先頭交代しつつ、集団前方をキープして単独先頭の選手を確認しながら「ヤダ…俺しっかりレースやってるじゃん…」とか思いつつ(笑)、しばらくレースは進行。
程なくして、徐々に単独先頭との差が詰まり始め、ホームストレートで吸収。と、同じジャージの選手がすかさずカウンターアタックで先行、もう一人がそこに付く。
(はっ…これは…勝ち逃げになりそう…)
と、咄嗟に判断し、集団からブリッジ。登り切る手前で追いつく。そのままバックストレートを下り、ホームストレートの登りに帰ってきたところで、立哨員の方から「後ろとの差、4秒!」との声が飛ぶ。後ろをチラ見すると、メイン集団の皆は苦しそうな表情。交代が回ってきて、ややハイペースで引き離しにかかる。そのまま3人で回しながらレース終盤へ。ここで徐々に地脚の差が出始め、他2人から登りで遅れ始める。何周かは下りで耐えるも、レース時間30分を越えたところで遂に千切れ、単独3位に。ホームストレートで「後ろ来てるぞ!」と発破をかけられるが、もう後方確認なんかしていられないほど苦しい(笑)。
「もし吸収されたらされたで、ツキイチで一息入れて3位狙いのスプリントに切り替えればいい、今は逃げ切るつもりで走ろう」という気持ちで単独走行を続行。前を追う意識で目一杯回す。と、しばらくして最終ラップを告げるベルが鳴る。もう前方の2選手は見えないが、後ろから迫っている(と思われる)集団から逃れるべく、残りの力を振り絞ってハイペースを維持。下りのコーナーだけは安全に回ってホームストレートへ。ここでようやく後ろとのギャップを確認すべく、振り返ってみると、
って全然誰もいねえじゃねえか!誰だよ後ろ来てるとか言ったの!(笑)
まあ、もしかしたら言われた時点では迫ってたのかもしれないが、ホームストレート半分ほど過ぎても誰も追ってきていないのを確認してややペースダウン、クルクルとペダルを回しながら3位でフィニッシュ、そのまま力尽きて日陰にへたり込む。すぐ友人に「3位に入ってしまったのだが、表彰ステージまで写真撮りに来れそう?」と電話するも、ちょうどコースの対角線の位置で写真を撮っていたこともあり、徒歩移動だと表彰式の時間に間に合いそうもなく断念。
ちょwww一番撮って欲しいところでwwwいないwww
というハプニング(?)があったものの、開田高原クリテリウム・一般の部:3位ということで
生涯初の表彰台です!
まさか、初表彰台がクリテリウムレースとは(笑)。
ただ、ここのコースは登りが重要なので、たまたま自分の脚質に合っていた、というのが大きいですね。
表彰式でも、2位の選手の方が「本来はクライマーで、月末の乗鞍にも出ます」と話していたので、やはり登れる選手が有利なのは間違いないかなと。
表彰式を終えて、賞品を貰って帰ってきたところを友人撮影。「ちょっと自転車(ロードバイク)で買い物に行ってきた」感(笑)
ちなみに商品は木曽町・開田高原名産、霧しなそばでした。ありがとうございます。
当初は「どこまで脚が持つかどうか」と心配していたのが、まさか表彰台に登るとは思ってもいなかったですね。ちなみにその後は南信を巡ってラーメン食べて帰ってきました。ボリューム満点の一日でしたね(笑)
次回は8/31 シマノ鈴鹿ロードレースの予定。
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自転車レース参戦記 | スポーツ
Posted at
2019/09/20 22:47:44