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2019年11月03日 イイね!

第14回 那智勝浦町 熊野古道ヒルクライム

昨年は交通事故のケガにより参加を見送り、一昨年は3km地点で接触・落車リタイア、実質3年ぶりに走る熊野古道ヒルクライム。
ここはヒルクライムでありながら、緩斜面から急斜面まで変化に富んだ勾配から、テクニカルな下りと平坦区間あり、さらに石畳風の激坂ありと、実に走り応えのある、25.3kmのロングコース。

最後の下り区間は斜度もキツく路面も粗いため、路面の凹凸などを確認すべく、那智高原公園からの後半区間を前日に試走。中盤の急斜面区間でどうもパワーが出ず、脚の調子は今一つ。ちょっと直前まで練習しすぎて疲労が抜けなかったか。1時間7分台を目標にしていたが、試走した感触はあまり良くない。中盤以降の平坦~下り区間を路面状況を見ながら走り、最後の路面の荒れた激坂区間は明日のお楽しみに取っておくということでパス(笑)。ちょうどここで、明日のレースをシングルスピードで走るという凄い方とお会いして、しばらく談笑。一しきり話した後、前日受付へ。
宿に着いて21時には就寝。金曜の夜から移動開始していたので、移動疲れもとる。
4時半に起床し、会場へ。もう11月なので暗い。暗闇の中で自転車を組み上げ、下山荷物を預ける。会場と駐車場が一緒で、荷物預けのためにわざわざ大移動しなくてもいいのがありがたい。この前の富士山ヒルクライムより時間に余裕がある。開会式ののち、パレードスタート。思ったほど寒くはない。ノースリーブタイプのインナーを着てきたが、多分いらなかった。パレードの時点で、すでに若干暑さを感じるほど。
計測開始地点手前の大門坂で一旦整列し、リアルスタート。
皆スタートからカッ飛んでいくが、前日に引き続き脚の調子が良くなさそうなので、序盤はマイペース。女子選手にも悠々と抜かれ、これは相当調子が悪いのでは…?と感じるが、神社を過ぎたあたりから、落ちてきた選手たちを徐々にパス。前回落車リタイアした箇所も無事通過し(笑)、ペースを上げながら、5キロほどで先程抜かれた女子選手もパス。後ろに付かれても、大概の選手は付いて来れないので気にせずに淡々と回す。緩斜面で一呼吸入れながら、急斜面でやや頑張る、を繰り返して妙法山阿弥陀を通過、最初の平坦区間へ。先程抜いた選手が非常にいいペースで前に出てきたので、ローテを促されない程度かつスリップは若干効く程度に離れて後ろに付くという卑怯クレバーな作戦を取り、最初の平坦区間を乗り切る。那智高原公園過ぎから再び急勾配の登りへ。もう一段階ペースを上げ、先発スタートの選手をガンガン追い抜く。4km程のぼると再び平坦区間に入る。ここで一人の選手に追いついたまま並走に。比較的スピードが出る区間なので、なかなか前に出れず、そのまま最初の下り区間に入る。ここもテクニカルでなかなか前に出られない。この区間も、よく試走しておけばよかった。後方から下りの得意そうな選手が一人、すごい勢いで追いついて来て3人になる。ここからわずかな区間だが登りに戻る。心拍も下がっていて、全然攻めていない自分に気づく。こんなんじゃダメだと思っていると、ずっと並走していた選手がここで強めに踏んで前に出るので、負けじと付く。最後の下り手前の平坦区間に入ったところで緩んだのを見て、カウンターでペースアップ、ようやく引き剥がす。ゴールまで残り6km、ただ下り区間が2kmほど続くので、登るのは実質4km。一気に追い込みにかかる。最後の下り区間は試走も充分、前回の3年前のレースでも、この下り区間で前走の集団に追いついている。コーナーのR、路面の凹凸、穴などもしっかり確認していたおかげで、トップチューブに座ったまま一気に下る。後方も来ていない。下り切ったところで、今回も前走の集団に追いつくことに成功。ニバリか(笑)。ここから再び急勾配。ほんとに熊野古道ヒルクライムのコースは勾配が目まぐるしく変わる。パンチャー系の脚の自分にとっては、そのほうがリズムが掴めて走り易い。残り2km、ついに石畳風の激坂区間へ。道幅も狭くて、ここでも追いついた選手の前になかなか出られない。幸いにもスピードは10km/hも出せないので、隙を見てパスしていく。この辺りで無情にも1時間7分が経過。激坂が終わって、ゴールまであとちょっと…!と思っていたら、意外と長い(笑)。もうほぼ力を出し切っていて、激坂区間で追い抜いた選手たちに捲られかける。ゴール手前で「後ろ来てるぞー!」とゴール地点の方に声を掛けられ、気合で再加速、追いつかれそうになりながらも、ポジションをなんとか維持してフィニッシュ。

結果、タイムは1時間9分台。

やはり中盤で消極的な走りになってしまったのが良くなかった。追いついている、ということは間違いなく自分の方が速いのだ。同じペースで走ってしまえば、楽かもしれないが必然的にタイムは遅くなる。タイムを狙うなら、自分の場合は積極的に前に出るべきだったと、ゴール後に反省。


ゴールの大雲取山頂にて。

体を冷やさないように、持ってきたジャケットを着て下山。が、ここは下山といえども長い登りがある。登りはジャケットのせいでクソ暑い(笑)。今回は無事に下山まで終え、メイン会場に戻ってリザルトを確認すると…

なんと、年代別・34人中4位!

が、熊野古道ヒルクライムは表彰対象が3位までなので、残念ながら表彰ステージには登れず…。

順位的には惜しい結果になりました。ちなみに、仮に目標にしていた1時間7分台でフィニッシュしていたとしても、順位は変わらず4位でした(笑)。
どうやら、昨年まで30代で出ていた速い選手が軒並み40代へと移行したため、幸運にもこんな上位に入ることができたようです。総合順位では27位/168人でした。
強豪不在であったとは言え、とてもいいリザルトで今年のヒルクライム最終戦を無事に終えることができて良かったです。

これでいよいよ、しばらくはロードレース/クリテリウムのレースがメインになります。


次回は11/16 東京都選手権ロードレース大会の予定。
Posted at 2019/11/19 01:47:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自転車レース参戦記 | スポーツ

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