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2020年09月27日 イイね!

秋のMt.富士ヒルクライム 2020

毎年参加しないと言っておきながら、なんだかんだで毎年参加しているMt.富士ヒルクライム。

今年はコロナウイルスの影響で秋開催となり、キングオブヒルクライム富士山の開催予定日と同日の9/27開催との発表が。KOH富士山が開催されればそちらを優先したが、KOH富士山が開催中止となったので消去法で結局富士ヒルに参戦決定。

昨年の富士ヒルでは後半に脇腹痛で大失速、一昨年のタイムを数秒下回ってしまうという散々な結果(ちなみに一昨年も終盤にチェーン落ちでストップしてる)だったので、今年こそは最後までノートラブルで行けることを願いたいところ…
具体的な目標タイムとしては70分切りを目指したいが、現状の脚力では恐らく厳しい。でも一応目標は高く設定しておく(笑)。

ちなみに今年の富士ヒルは規模を大幅に縮小しており、前日受け付けは無しで、計測チップやゼッケンは事前に郵送されてくるKOH富士山と同じ方式になっている。

正直、この受け付け方式で最近参加者が減って少なくてコースも長くて一番密にはならないKOH富士山こそ開催できたのでは

コンディションとしては、開催日数日前から雨が続いて少々練習不足といういつもの様式美。レース当日の予報も午後から雨予報と、「ギリギリで持ちこたえてくれるかどうか」という、昨年のデジャヴを見ているかのような天気予報に。

何気に、自分が出場した富士山でのヒルクライムレース全てにおいて、ドライコンディションでフルレースを走れたのは2017年のMt.富士ヒルクライムが最後というとんでもない雨男ぶりを発揮しているが故に、もう今年も内心諦めつつ、しっかりと着替え一式とタオルを持って現地入り。今年は出走時間を事前に指定でき、自分は前泊なしでの現地入りなので、早朝に長野から200km移動して間に合うように、スタート時間は最後から2番目の出走グループで申し込む。

指定された駐車場は全国育樹祭記念広場。何気にスタート地点から遠く、メイン会場まで3kmほど下らなくてはならない。ということは、帰りは3km登らなくてはならないということである。まあ、レース後はインナーローでゆっくり登ってくればいいでしょう、とこの時は気軽に構えていた。が、遅い出走時間で申し込んでいたことと、この駐車場に指定されたことが後に悲劇を生むことになる(笑)。

今回のレースは荷物預かりがなく、荷物を五合目まで運んでくれないため、自分で防寒着を用意する必要がある。折りたたんで背中に入るようなレインシールドやウインドブレーカーなどという大それたものは持ってないので、100均で買った合羽と45リットルのビニール袋を背中に収納(ビニール袋は下りの時にウェアの下に入れて風を防ぐ)。出走時間が近づいてきたのでメイン会場の富士北麓公園へ。が、会場へ向かう道中で雨が降り出す。

ま、ですよね。知ってた。この展開もう慣れた。

防風用に持ってきた合羽を早速着て、舩津墓地駐車場でしばし雨宿り。まだスタート時間までには大幅に余裕がある。近くにいた交通整理の方と世間話。80代でパラグライダーをやっているという。なんとお元気な方だ。と、話してるうちに小雨になってきたので、改めてメイン会場へ。トイレを済ませて、出走に必要な検温と健康チェック表を渡しに…

って

ああああああああああああああああああ!

健康チェック表を車内に忘れてきた!

駐車場が近ければ大した問題ではないが、3km以上遠く、しかもほぼ登りの道を戻らなくてはならない。

マジかよ!と嘆いてる余裕もなく、サッと翻って淡々と来た道を逆戻り。ちょうど自分の出走グループのスタートと重なってしまい、まるで今スタートしましたみたいな感じになってるが、内心それどころではない(笑)。計測開始ライン手前の交差点を一人だけ素通りして、一路駐車場へ。車で来た時は駐車場まであっという間だが、平均勾配7%はさすがに自転車だとなかなか辿り着かない。アップにしてはかなりハードな道のりを経て車まで戻る。急いで健康チェック表を回収し、今度はウエットの下りを急いで戻る。相変わらずカーボンリムのEASTON EC90 SLX+KCNC C7の組み合わせなので、ブレーキの効きが甘いため気を付けつつ急ぐ。なんとか最終グループの出走時間には間に合い、無事に健康チェック表の提出を検温を済ませてスタートへ。昨年のKOH富士山でもやらかしたが、秋の富士山のレースは毎回何かがあるな…気を付けよう…

と、スタートしてから計測開始までの区間で、降っていた雨がほぼ止む。まだ計測開始ラインを越えてないので、一旦止まって着ていた合羽を脱いで再び背中のポケットへ突っ込む。気を取り直して再スタート。今度はちゃんと計測開始ラインを通過して、料金所へ。やはり先程の3kmミニヒルクライムで少々脚を削っているらしく、序盤は今一つスピードに乗り切らない。5km地点で、74分切りの参考タイムからは-30秒、64分30秒の参考タイムからは+1分30秒。70分切りが目標の自分にとってはすでに苦しいタイムになっている。スバルラインは勾配の変化が少ないので、ペースが落ち過ぎないように気を付けながら、苦しくならないギリギリのラインでとにかく淡々と回す。今年はエントリー数は2000人弱と少なく、コース上の人はまばら。渋滞が無いぶん、他の人のスリップストリームも使えないため、タイムを出すのにはあまり向いてないコンディションかもしれない。
75分切りのタイムから、10km地点で-1分15秒、15km地点で-1分45秒というペースで進行。この15km地点くらいから、徐々に呼吸が苦しくなり始める。このまま攻めすぎると昨年の二の舞になってしまうので、仕方なくペースを抑える。やはり70分切りは厳しいか。20km地点で-2分15秒。一番勾配のきついスプリット区間はなんとかペースを落とさず凌ぐが、終盤の平坦区間はローテを回してくれる人もなく、一人で走るしかないので、思った以上にスピードに乗らない。残り1kmを切ったところで無情にも70分を経過。最後の急勾配区間はもうダンシングする余力も残っておらず、シッティングのまま踏ん張って何とかフィニッシュ。

手元のタイムでは71分台。惜しくも70分切りには届かず。

荷物預かりがないので、配布されてる防寒用のベストを受け取って早々に下山へ。


フィニッシュ後、五合目にて。トップチューブにガムテープを貼り、そこに参考タイムをマッキーで書き込んであるという雑な仕様

100均の合羽+ゴミ袋+簡易防寒ベストという貧相な出で立ちで下山(笑)。が、それでも3種類組み合わせると防風性能はそれなりにある。腕はやや寒いが、凍えることもなく無事に駐車場まで辿り着く。

結果:71分台、総合57位/1597人。

今回は集団走行する機会がないに等しく、リザルトを見た感じだと全体的にタイムは遅めでした。70分切りは逃してしまいましたが、出走前にドタバタしておきながらも自己ベストを2分30秒以上短縮できたのは良かった点ですね。


…余談ですが、健康チェック表を取りに戻った時の、全国育樹祭記念公園までの1.7kmの登坂タイムが、STRAVAでなんと全体3位に入ってました。自分にとっての本番はここだったのかもしれない(笑)


次回は10/11 小野町こまちサイクルロードレース(TT2周)の予定。
Posted at 2020/10/07 21:08:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自転車レース参戦記 | スポーツ

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