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昨年はノリと勢いだけでエントリーした茂庭っ湖ラインタイムトライアル・TTバイク部門（5.5km往復・11km）。当時はTTバイクもなく、手持ちのエアロロードにDHバーを付けただけという即興TT仕様で挑んで年代別で圧倒的最下位。今年こそ順位とタイムを上げるべく、TTバイクのBH GC AEROを投入し、さらにエアロヘルメットも購入。無いのはディスクホイールくらいという、比較的本気仕様で挑む。

今年は満を持して早めに会場入りし、落ち着いて試走へ。当日はとにかく風が強く、往路はぜんぜん前に進まない。逆に帰りの追い風は、漕がなくても進むくらいの強さ。今回はアウター54Tを入れてきたが、それでもギア足りるのかな…と不安になる。

TTバイク部門はスタート時間が早いため、待機時間も少なく早々にスタートラインへ。待つのが長いのも嫌だが、あまり早すぎるのも、何か心の準備的なものが出来てなくてどうなんだろうか(笑)

往路はとにかく向かい風がキツい。軽量級の自身はもろに影響を受けてしまい、全然スピードに乗らず、早々に後発の2人に抜かれる。とは言え、序盤から飛ばし過ぎて後々響いてくるのも嫌なので、やや頑張る程度で折り返しへ。復路はやはり追い風が強すぎて、アップダウンのダウン区間でギアが全然足りない。50km/h前後を維持しながら追い込むも、目標タイム（17分切り）には遥かに及ばずフィニッシュ。

ゴール時にサイクルコンピューターのタイムを見て思わず

「おっそ！」

と叫んでしまう(笑)


摺上川ダムをバックにBH GC AERO

結局、TTバイク部門・年代別5人中5位と、昨年に引き続き、ぶっちぎりの最下位という結果に。タイムは17分22秒（平均速度37.99km/h）と、昨年から40秒短縮。ただ、3月のタイムトライアルジャパンの時は自身より下の順位だった選手に、今回では負けていたので、おそらく風が強い時のTTの走り方が出来ていなかったですね。向かい風の往路は、もっと踏んでおくべきでした。あとはやはり、リアのディスクホイールは必須なのかなと。他の選手を見ていて、今日のような、特に風が強い時のエアロ効果は相当大きそうな気がしましたね。

しかし、それにしてもタイムトライアルは本当にペースの匙加減が難しい…。次回のタイムトライアルは矢島カップの予定なので、ペース配分も含めて要練習。


次回は5/19 信州高山ヒルクライムチャレンジの予定。

今年は冬の間は雪が少なく、登りの練習時間が比較的とれていて、3月には天候で短縮コースになりながらも菰野ヒルクライムにも出たりと、例年よりは登れる状態に仕上げて来ていた中でのツール・ド・八ヶ岳。

が、4月末に予定されていた職場の歓送迎会が、会場の都合により急遽12日になってしまい、さらに13日に某オンラインゲームのイベントが東京であり、そこから14日のツール・ド・八ヶ岳に挑むという、昨年を超越する超強行日程に。

更に更に、冬はあれほど雪が降らなかったのに、4月にも関わらず10日には佐久穂町に大雪警報が出るほどの降雪に見舞われ、もう一体どうなってしまうんだという状態で週末に(笑)

とりあえず12日は酒は少なめに、13日は知り合いへの挨拶もそこそこに撤収と、社会的に影響が出ないくらいに付き合いはしつつ、出来るだけ体力を温存。

前日の東京からの帰宅途中に、積雪の影響でツール・ド・八ヶ岳がハーフコースでの開催になる、という情報が入る。


2戦連続かよ／(^o^)＼


雨男改め雪男の多大な影響に、もはや笑えて来るレベルである。2年連続で15kmのハーフコース開催になるが、まあ仕方ない。

さて、レース当日朝ですが、昨年ほどの疲労はないにせよ、やや眠い。当日受付なので、受付までの移動をアップ代わりに使って体を起こす。

毎度おなじみ安原監督の挨拶にて「こんなところで表彰台に登る奴なんか、自転車ばっかり乗っててロクなやつがおらん(意訳)」という今回の金言を賜る。表彰台には乗れないが、自転車ばっかり乗ってるので聞いててやや心が痛む(笑)

今年もハーフコースでの開催ではあるものの、天候自体は晴れ。道路は塩カルで真っ白になってはいるが、ほぼドライ。
前戦の反省を生かして、はやる序盤の急勾配区間を抑え気味にこなし、勾配が緩くなった6kmくらいから徐々にペースを上げて行く。2日間乗れなかった影響か、意外にも脚がよく回る。後ろに付いた選手を千切りつつ「あれ？46分台も狙えるのでは…？」と、昨年よりも5分短縮できるほどのペースで、冬季閉鎖ゲートのある8km地点へ。心肺はさほど苦しくなかったのだが、ここに来てまさかの脇腹痛が…。痛みで踏めず、先程千切った選手たちにガンガン抜かれていく(笑)
さらに、しばらくして左脚のふくらはぎが攣りそうになってしまい、左で強くペダリングが出来なくなってしまうという2重のアクシデントに見舞われて大失速。残り5km程からは力なくペダルをクルクル回すことしかできず、攣りそうな左脚を気にしつつ、なんとかフィニッシュラインにたどり着く。


タイムは48分台と、後半で大きくペースを落としてしまいましたね。ゴール時は体力的にはまだまだ全然余裕があり、

「ふう、なんとか着いた…」

といった感じで、不完全燃焼もいいところでしたね。まだ気持ちに脚が付いて来なかったなと。順位も27位/63人と、ヒルクライムにしては奮いませんでした。
…まあ、とにかくこの週末はジェットコースターのような3日間でしたね(笑)。GWはもっと乗り込まなくては。


次回は4/28 茂庭っ湖ラインタイムトライアルの予定。