昨年はまさかのメカトラで失速、1時間切りをわずかに逃してしまった富士山国際ヒルクライム。自己ベストを更新すべく、今年はこの富士山国際を前半戦最大の目標として、コンディションもしっかり調整。
今年も「ふじあざみラインスペシャル」SRAM XXとリア11-36Tの組み合わせ
体重も、昨年を下回る57kg台まで減量。63kgあった3月から6kgほど落としました。GW中に行った試走の感触から、目標タイムは57分台に設定。体調こそ万全だったものの、
レース当日は雨。
2戦連続の雨。
もはや何も語るまい…
現地で微妙に若干やる気を失って車内でグッタリしているところに、みんカラのmorning houseさんが突如登場。お元気過ぎる!(笑)
しばし談笑し、スタート時間が迫ってきたのでいそいそと自転車を組み立ててスタート地点へ。スタート地点でも再び談笑しつつ(笑)、時間一杯になったので自身のクラスの集合地点へ移動。
自身が出場する男子Cは人数が少なく、エントリー数でも16人程。スタートライン上で見渡しても、10人いるかいないか、といったところ。10人以上出走であれば6位までが入賞対象となるので、人数次第では入賞もありえるかも…と気合を入れてレーススタート。
今回もクリートキャッチに手間取り、大きく出遅れる。それでも、序盤の直登坂で徐々に抜き返し、前方にC・Dクラスの先頭集団が見える位置で粘る。鳥の壁からの緩斜面区間でさすがに先頭集団を見失うも、ペースを維持しつつ馬返しからの激坂区間へ。ここで自身の後方に付いていた同クラスの選手に抜かれ、一つ順位を落とす。序盤から少しオーバーペースで入り過ぎたか、踏み過ぎるとまた「追い込み過ぎ脇腹痛」の兆候が出てきたので、痛くなる前にペースを調整。32~36Tを使って、無理をし過ぎず激坂区間をやり過ごす。激坂で路面がウエットなので、どうしても自転車のコントロールにナーバスになってしまい、今一つ調子が上がらない。
スタートで出遅れ、さっき一人にかわされているので、きっと今回も順位はさほど良くないだろう
と、この時点で入賞は内心諦めつつ、昨年に引き続き目標を自己ベスト更新に切り替えて、激坂区間をクリア。今年はメカトラもなく、ありったけ踏んで最後の緩斜面区間を進むが、無情にも残り数百メートルで57分を経過。目標タイムには届かずも、最後はもがきにもがいて58分台でフィニッシュ。
出し切りすぎて、菊屋さんの前で立ちごけしそうになる(笑)
しばらく呼吸を整えて、下山用の荷物を取りに行ってきたところで、ちょうど後発のクラスGのmorning houseさんがフィニッシュ地点に到達。出し切って燃え尽きているところを写真に収める(笑)
morning houseさん、お仲間のHさんとしばし談笑(反省会?)し、順位が張り出されるまで五合目をウロウロしていると、不意に「写真撮ってもらっていいですか?」と、近くにいた方から声を掛けられる。お仲間さんと一緒に撮りたいのかなー、と思って「いいですよ」と答えてその方のスマホを受け取ると、なんとその方と一緒に並んでいるのは猪野学さん!チャリダーのロケで来ていた猪野さんとのツーショットを撮って欲しかったんですね。この富士五合目で、他人のカメラで猪野学さんを撮影するという、なんとも希少な体験をする(笑)
しばらくして順位が張り出されたので見に行くと…
なんと4位!
おお!いつの間にか結構抜いてた/(^o^)\
入賞か…!と思うも、表示されている完走者数は8人。10人未満だと表彰は3位まで。なんと…。あそこで一つ順位を落としたのが表彰台争いで、かつ表彰の分かれ目だったとは…
が、よくよく見ると、フィニッシュしたはずのmorning houseさんがまだ順位に入っていない。あれ、これはまだ暫定の順位表で、もしかしたらクラスCもまだ表示されていない選手もいるのでは…?
僅かな望み(?)を胸に、下山が始まったので下山待機場所へ。下山が始まって動き出したところで、近くの人達から
「スプロケでかwwww(←本当に「w」と言ってる感じ)」
という声が聞こえる(笑)
(おうよ…これが年代別4位のリーサルウェポン(笑)だぜ…!)と心の中で返答しつつ、雨のあざみラインダウンヒルへ。ブレーキがKCNCの軽量モデルで利きが良くないので、しっかりブレーキを掛けつつ、とにかく慎重に下る。下山のせいで翌日に手首が痛くなるなんて、ここと甘利山だけだな…
無事下山を終えて、メイン会場のリザルト確定版を見てみると…
クラスC・
完走11人中4位!
やった!念願の!念願の!初入賞です!
人生初の表彰ステージ登壇。緊張しました(笑)
まさか、初入賞がこの激坂・ふじあざみラインとは…。喜びも一入、といったところです。
思い返せば、3年前は1時間21分かかってました。それがまさか、ここで入賞を果たせるなんて、当時は夢にも思っていなかったですね。
前戦のMt.富士ヒルクライムが前年タイムをも下回ってしまうという、あまりにも散々な出来だったので、今回は正直タイムが出せるのかどうか、不安を抱きつつ挑んだレースでしたが、終わってみれば自己ベスト更新&4位入賞という、今の自分が出し得る最高の結果で今年の前半戦を終えることができました。
…これは燃え尽き症候群に陥らないように気を付けないといけない(笑)
次回は6/30 ツール・ド・美ヶ原の予定。
Posted at 2019/07/21 00:15:55 | |
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