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2019年10月20日 イイね!

第1回 富士山ヒルクライム

今年が初開催の富士山ヒルクライム。同じ富士山スカイラインを使用するKOH富士山と違い、こちらのレースは御殿場市側から登るコースとなる。
KOH富士山のコースと比べると、距離は僅かに長いが獲得標高は低い。試走したタイムも参考にして目標タイムを出す。恐らくKOH富士山よりも早いタイム、1時間37分前後になると予想。

…が、長野では先日の台風19号の影響は大きく(ちなみに千曲川の決壊した箇所は実家から数キロしか離れていない)、普段平坦の練習をしている堤防が崩落、登坂練習している道路も数カ所土砂崩落により通行止め、他にも浸水箇所多数で、箱根ヒルクライムから2週間、ほとんど練習らしい練習ができずにレース当日に。

前日から未明までずっと雨が降っていて、さらに会場の駐車場がデコボコの草地のため、AE86で駐車場に侵入すると腹下を擦りまくる(笑)。以前、ぬかるんだ駐車場でスタックしてしまい、脱出不可になった昨年のツールド八ヶ岳が脳裏をよぎる(笑)。が、今回は泥ではなく草なので、無事に案内された駐車スペースまで辿り着く。ちなみに案内されたスペースは、偶然なのだが駐車場の一番奥。出口遠っ…。自転車を組み上げるだけでシューズも自転車も草だらけになり、そこから駐車場出口まで自転車を担いで移動して、さらに草だらけになる。レース開始前で既にシクロクロスでも走ってきたのか状態に(笑)。
駐車場到着時にかなり混雑していて駐車までに時間がかかってしまっていたため、荷物預かりまでの時間が少なく、急いで下山用荷物をまとめてメイン会場へ。
今日もトイレは早めに済ます。まあ、このレースはネットタイム計測なので、自身のスタート順に遅れても、最悪最後尾までにスタートできれば問題はないんだけど。

今回は特に滞りなく、自身の第6グループの移動開始時間に。数キロほどパレード区間があり、スタート地点まで移動するのだが、移動区間でみんな脚を使いたくないのか、かなりスローペース。後方から来た第7グループに追いつかれ、なぜか大きな集団になって、計測開始ラインを通過(笑)。水ヶ塚までの区間は勾配がわりと小刻みに変わるので、急斜面で踏み過ぎないように気を付ける。まだ先は長い。60代の選手、10代の選手、同じ30代の選手の方と、数人で抜きつ抜かれつの流れ。付いてしまうと自分のテンポ・ペース配分がわからなくなってしまうので、敢えて付かずに前半はマイペースで、先発のグループの選手を抜いていく。水ヶ塚の手前から始まる平坦区間で他の選手の後ろに付くが、今一つペースが上がらないので、無理しない程度に自ら牽く。その方が速いし。平坦~緩斜面区間で補給食を摂りつつ、水ヶ塚を通過。この先も平坦区間になるが、変わらず一本牽きで高鉢ゲートへ。気がつけば、ついて来たのは先程の10代の選手だけになっている。ここから勾配がぐっと上がるので、10代の選手を前に出して補給を摂る。まだ残り12kmもある。やはり練習不足なのが大きく、KOH富士山の時と比べても、明らかに脚に余裕がない。どこからいつものペースアップをかけていいのか、脚力の残量の様子を見ながら10代の選手になんとかついて行く。
残り7km、ここまでのタイムと、残りのコースの勾配、残りタイムを計算すると、シルバーメダルはどうやらギリギリの様相。

「ここまで来てブロンズで終われるか!」

と、意を決して追い込みにかかる。
ラスト4kmで残り時間20分弱。おおよそ14km/hで1時間40分を切れる。コースの終盤が相当キツいのは把握しているので、頑張る箇所と休める箇所をうまく使い分けて、サイコンのタイムを計算しながらラストスパートをかける。先程の10代の選手を突き放すと、前のグループで出走していた知り合いと遭遇。「頑張りましょう!」と互いに声を掛ける。これで更に気持ちが奮い立つ。
残り3km、ついに1時間40分切りが射程圏内に入ってくる。ただ、ここは最後がとにかくキツいので油断は禁物。気持ちは切らさずにマージンを稼ぐ。
ついにラスト1kmを切り、残りコーナー2つ。ここから一気に勾配が上がる。当初目標にしていた1時間37分がここで経過。まだもう少し距離があるが、もうダンシングも出来ないほど脚にきている。本当に呻き声を上げながら最後のコーナーを通過。スタッフさんから「あと少し!頑張れ!」の声が飛ぶ。シッティングでありったけの力でペダルを踏み、気力を振り絞ってフィニッシュラインを通過!

サイコンのタイムを確認すると1時間39分台。やった…!と喜ぶ余裕もなく、自転車にまたがったまましばらく動けず(笑)。

先程追い抜いた知り合いがフィニッシュしたので、互いに健闘を称えつつ、ようやく下山に向けて動く。五合目ではお汁粉が振舞われていたものの、今食べると絶対に腹を下してしまうほどに消耗しきっていたので、持って来た飴だけなめて、早々に下山。

下山後、計測チップと引き換えにメダルを受け取る。


シルバーメダル。

お、重い…。いや、実際は全然重くないのだが、ここまでの過程が、これを重く感じさせている(笑)。

結果:1時間39分台、年代別22位/98人。

本当にギリギリでした。総合順位で見ても、自分より後ろの順位でシルバーメダルを取れた選手は数人でした。
多少の練習不足でも、普通にシルバーメダル圏内でフィニッシュできるだろうと高を括ってましたが、まさかここまでギリギリになるとは思ってなかったですね。力不足以外の何物でもなかったです。

今年のヒルクライムはあと残り1戦なので、悔いの残らないように、練習から全力で挑みたいと思います。


次回は11/3 熊野古道ヒルクライムの予定。
Posted at 2019/10/28 21:07:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自転車レース参戦記 | スポーツ
2019年10月06日 イイね!

箱根ヒルクライム 2019

今年が初参加となる、箱根ヒルクライム(13.8km・平均勾配7.2%)。先週のKOH富士山は、レースという意味では開始前に終わってしまったので、今回は事前準備を怠らずに余裕をもって会場入り。スケジュールもしっかり確認。同じ轍は踏まないのである(笑)。
大会の指定駐車場がターンパイクの上の方なので、レース開始前に下山してから競技で再び登る、という流れ。
コースの箱根ターンパイクは自動車専用道路なので、もちろん自転車での試走はしていない(AE86では何度も登ったことはあるが)。事前にコースプロフィールを確認しておき、レース前の下山でも勾配の変化等を確認する。
箱根ターンパイクを使ったコースは平均勾配7.2%となってはいるが、10kmまで平均勾配10%が延々と続き、残り3.8kmからは所々下りも含むレイアウトとなっている。
自分の脚力では10kmまでを46分、残り3.8kmを7分と考えて、今回の目標タイムを52分台に設定する。とにかく10kmまで出し切って、残りを勢いで走り切る作戦。
前戦のKOH富士山とは違い、下山もレース前の待機時間も、これでもかというほど時間に余裕がある。待ち時間が長すぎて、スタート待機中に地面に座ったまま寝そうになってしまうほどである(笑)。
今日は早めに準備していたため、駐車場に到着してからかれこれ4時間以上、ようやくスタート時刻に。斜度10%の壁を目の前にして、なんかもうサイクリングに行くようなテンションになりつつある。あまり時間に余裕を持ちすぎるのも考え物だな…。
満を持してレーススタート。いつも通りスタート時は後方に陣取っているので、クリートをしっかり嵌めてから計測開始ラインを通過。入賞等を狙っているわけではないので、後方から徐々にペースを上げて行く。先週から引き続き、脚の調子は良さそう。前夜に温泉に入ったのが良かったのか。同じくらいのペースの方と抜きつ抜かれつするいつもの展開になりながら、踏み過ぎないように気を付けて登る。
やはり斜度10%はなかなか前に進んで行かない。ギアは普段と同じ、前50/34・後11-28Tなのだが、後21Tだとちょっと重すぎ、24Tに上げると今度は軽すぎて、どうもギア比が斜度に合わない。ここで未だに10速の弱点を垣間見る(笑)。こまめにギアチェンジをしながら、8kmくらいから徐々にペースアップ。残っていた脚を使って、数人のパックから飛び出す。予定のタイムよりも速く10km地点に到達(何分台だったは失念)。が、やはり追い込み過ぎて脇腹痛の兆候が出始める。下り区間では低い姿勢で極力空気抵抗を減らし、スピードを殺さずにペダリングを弱めてなんとか回復に努める。そんな調子でアップダウンをこなして残り1.5km、かなり脇腹痛が苦しくなる。が、ここまで来てペースを落とすわけにはいかない。下りの勢いを保って、緩斜面をアウターで凌ぐ。残り300m、霧が濃いが、後ろを振り返っても誰もいない。振り切った、と思ってフィニッシュライン手前まで来たところで、後方から風を切る音が。「はっ、来てる!」と咄嗟にハンドルを投げて反応するが、後方からスピードに乗る選手のスプリントの勢いには勝てず、フィニッシュライン手前、恐らく数センチ差で差される。フィニッシュライン付近のギャラリーの方から「おお~」みたいな声が上がる。思わぬ奇襲&スプリントの勢いに、自分も「すげえw」と一言(笑)。サイコンのタイムを確認すると、51分台。格好悪い終わり方にはなったものの、目標は達成できて安堵する。
先程のスプリントの方に声を掛けて、体が冷えないうちに早々に撤収。駐車場到着は一番時計かもしれない(笑)。

結果:年代別23位/100人。

前週のキング・オブ・ヒルクライム富士山は不完全燃焼に終わってしまったので、箱根ヒルクライムではしっかり力を出し切れて良かったです。最後の最後で失速こそしてしまいましたが、初めて走ったコースにしては上出来だったかなと。一応目標よりも1分以上も速いタイムを出せたので、脇腹痛以外はプラン通りの展開でした。


次回は10/20 富士山ヒルクライムの予定。
Posted at 2019/10/25 23:01:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自転車レース参戦記 | スポーツ

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「第1回 JBCF 袋井・掛川ロードレース Day1 http://cvw.jp/b/247107/47011648/
何シテル?   06/08 23:47
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