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2021年03月20日 イイね!

第1回 しろさとTT200 powered by パラチノース

KFCさんが突如として企画した「200kmTT」。一応200kmの他に、100km、50km、100km+50kmの部門があり、各々の脚力に応じて距離は選べる。

ロードレース界隈に身を置いている自身にとっては異次元のTTに感じたものの、トライアスロンであればアイアンマンのバイクパートは180km。

ああ、これアイアンマンのバイクパートと思えばいいのか

という思考停止状態に陥り、躊躇なく200km部門にエントリー。

エントリーしたはいいが、そもそもレースでの最長距離は「ウィンターサイクルマラソンinそでがうら」の150km。ただ、これはロードレースなので勿論ドラフティング有り。しかも毎回けっこうキツい。それをも越える200km、更に単独走である。大丈夫なの…?と、エントリーしてから一気に不安に(笑)。

エントリーしたのは2月、普段であれば固定ローラーをぼちぼち回してるような季節だが、2月下旬の大磯クリテリウムが終わってから徐々にTTバイクに乗り出し、土日は長距離練習を中心に走行距離を増やして行き、レースまでの1か月間で1100kmほど乗り込む。例年であれば、3月は実走距離700km程度で、4月からのヒルクライムレースに向けて徐々に脚を慣らしていく感覚なので、この時期の自分としては異例の準備で200kmのTTに挑む。

バイクは相変わらずBH GC AERO。ディスクホイールOKなので、PROFILE DESIGN ALTAIR DISC+TUFO ELITE JETの組み合わせ。目標タイムとしては6時間という長丁場になるので、アームレストを4cm上げてアップライトなフォームに。サドルマウントタイプのボトルケージも装着して、サドルも新調。が、やはり長時間のライドではお尻が痛い(笑)。

レース前の1週間はテーパリングで調子を整えて、いよいよレース当日に。レース会場は日本自動車研究所・城里テストセンター。テストコースの外周路5.7kmを35周。完全オーバルなので、視界の変化はほぼ無し。ひたすら同じような景色を走り続けるという、精神的にもチャレンジングなレース。まあ、ひたすら走り続けるのは嫌いではないので、そこはそんなに気にしてはいないが。

補給食はCCDを水に溶かしたものを1L分(2袋)、エナジージェル、ロールパンにはちみつを染み込ませたもの、スポーツ羊羹などなど。2000kcalくらい。少々ギリギリかもしれないが、TTバイク自体にストレージが無いので、バックポケットに入る量におさめておく。前日夜までにしっかり食べておき、前日計量で体重61kg。昨年秋は54kg台まで絞っていたので、実に7kg増。ただ、平坦と登りを両立させるバランスを考えると、このくらいの体重がいいのかもしれない。

7時前には会場入りし、ジェルを飲みながらTTバイクを組み立て。気温は長野ほど寒くは無いので、半袖インナー+夏用ジャージ+アームカバーを着用。たぶん走りだせばちょうどいいくらいにはなるはず。早速会場内で少し試運転してみるが、リアの変速がおかしい。スプロケ(CS-5800 11-25T)があやしいので、一度外して締め直すも直らず。予備で持ってきたリアホイールに付いていた11-28T(CS-6800)を急いで付けてみたところ無事直る。平坦で16Tがないのは痛いがしょうがない。200kmの出走時刻にはギリギリ間に合い、最後尾でコースイン。オープニングラップをアップ代わりに使って、スピードに乗せてから計測開始ラインを越えてレーススタート。

コースはおおよそフラットながらも、小刻みなアップダウンは有り。ずっと同じフォームだといろいろな箇所が痛くなってくるので、時折登りでダンシングを入れながら距離を消化。路面コンディションは良好で、思っていた以上にスピードが出る。序盤は平均37~38km/h前後で巡行。レース前は、6時間を切れるかどうか…と予想していたが、むしろ5時間半も狙えるペース。ただ、持ってきたロールパンを序盤で全部消費してしまい、果たして補給食が最後まで保つのか不安を覚える。
中盤、後方からいい感じのペースのパックが来たので、そこに入れさせてもらう。一応ドラフティングは禁止ではあるが、今回はあくまで「10m以上の間隔(テストコースのセンターラインの白線から白線までがちょうど10m)を保つこと」というルールなので、皆ギリギリ10mを保ってパックになっている。10m離れてるとは言え、多少のドラフティング効果はあるので単独走よりは力を使わずに済む。程よく脚をセーブしながら後半戦へ。
パックを組んでいた選手数人が補給ポイントへ入って行ったため再び単独走に。若干ペースが落ちてきたものの、ここまでは順調に来ていたのだが、残り80kmでアクシデント発生。小刻みに補給したかったので、持ってきたエナジージェルは全部リキャップできるタイプだったのだが、そのうち1本がなんと蓋が回らない!(笑)
走りつつパッドに肘を置いた状態で、両手で蓋を回すがびくともしない。もう思いっきり齧って歯で回すのを試みるも、全く動じず。

ちょwwwただでさえ補給食ギリギリなのにwwww

残り80km弱を、ようかん1本と、蓋が開かないやつとは別のエナジージェル1本で走るしかない状況に追い込まれる。一応CCDドリンクも500㏄くらいは残っているが、こちらは飲み過ぎるとトイレに行きたくなってしまうので多飲はできない。



午後に差し掛かると風が出始めてきて、向かい風区間でかなり脚が苦しい。脚も苦しいが、とにかく何よりもお尻が痛い(笑)。着座位置をずらしたりと微妙にポジションを変えながら耐えに耐える。
残り30km、いよいよここで補給食が底をつく(蓋が開かないジェルを除く(笑))。あとは気合いで走り切るしかないのだが、残り20kmくらいから一気に脚が動かなくなってきてガクッとペースダウン。100km組も軒並みゴールして、コース上の人がまばらになってきて寂しさを覚えつつ、残り3周くらいからは気持ちのみでペダルを回す。最後は風に押し戻されつつも、気力を振り絞ってなんとかフィニッシュ。

結果:200km部門・19位/54人・5時間33分53秒

最後に大きくペースを落としてしまって5時間30分切りには届きませんでしたが、当初は6時間を切れるかどうかと思っていたことを考えれば予想以上に好タイムでした。補給食切れも痛かったのですが、とにかく何よりもお尻が痛かったですね。後半はほぼ尻の痛みとの戦いでした(笑)。


今回はポジションをアップライトに変えましたが、レースの後になって、実は従来の低いポジションの方がロングライドでもお尻が痛くならないということが判明。上体を上げた方が楽になるとは限らないんですな。改めてTTバイクのポジションは難しいと実感。

とにかく、何よりも今回の教訓

補給食は余分に持て


次回は4/18 日光白根ヒルクライムの予定。
Posted at 2021/06/20 23:52:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自転車レース参戦記 | スポーツ

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