脱着式フロント コンペティション サンシェード作成
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
自分のWRX STIはロールケージを組んだため、サンバイザーが取り外されています。
なので朝夕の太陽が低い時間帯は、直射日光を目に浴びて運転している状態w
コンペティションサンシェード=ハチマキは車検仕様で施工済みなのですが、縦の開口部の実長の20%程度のスモークではとても長さが足りません!
これ以上の長さをスモーク加工すると、保安基準不適合なため、施工したとしても整備などで入庫する度に剥がし、また施工し…で手間掛かるしもったいない。
なので、脱着可能なサンシェードを作ってみることにしました!
材料は厚さ1mmの透明塩ビ板、スモークフィルムのみ。
透明塩ビ板でベースを作成し、スモークフィルムでサンシェード化、両面テープで車内から貼り付ける作成です。
方眼紙は作成にあたっての型紙として使いました。
節約したければ新聞紙でも可能!でも方眼紙も大した値段じゃないし、方眼紙故に型紙製作に何かと便利なので方眼紙をオススメしますw
材料費はこれら3点で2,800円程度。
使用工具は、ハサミ、デカハサミ、シャーペン、油性マジック、スプレーのり、メジャー、マスキングテープ、ヘラ、石鹸水入りのスプレー、ジスクグラインダー等…。
2
まずは型紙作成。
フロントウィンドウは横方向に結構長いので、方眼紙を切り張りして延長します。
3
元々のサンシェードをシャーペンでなぞり、フロントウィンドウの湾曲を方眼紙に写しとります。
元々サンシェードがない場合は、窓枠の上部分をなぞり写すのが良いでしょう。
その後、大体のラインで型紙の下部を切り取り、フロントウィンドウに置いてみて、サンシェードの長さを決めます。
左右対称にね!
決まったらさらに窓枠をシャーペンでなぞり、大体の形を作ります。
さらにその後、車内から貼ることを考慮し、ウィンドウの黒枠にわずかに被る大きさで線を引き、その線通りにハサミでくりぬいて型紙を完成させます。
4
続きまして塩ビ板の加工に移ります。
塩ビ板を、デカハサミで長方形に切り取ります。
普通のハサミだと無理だと思います、キッチンハサミや金切りハサミを使用しましょう。
写真に写っているアストロプロダクツのデカハサミ、オススメです。
切れ味もいいし、力も掛けやすいので1mm程度のアルミ板も切断可能!
5
塩ビ板の保護シートを片面のみ剥がし、型紙をスプレーのりで張り付け。
油性マジックで一周なぞって型紙を剥がします。
スプレーのりが貼って剥がせる弱粘着タイプなら、型紙を破かずにすむので、型紙を取っておけます。
なお塩ビ板は非常にスリ傷がつきやすいので、これ以降は丁寧に扱いましょう。
6
線の1cm程度を残して、デカハサミで大体の形を作りーの
砥石を装着したディスクグライダーで慎重に、慎重に削り形を仕上げます。
あくまでもゆっくり慎重に作業しましょう、間違えて削り過ぎても生えて来ませんw
写真は保護シート剥がれてますが、実際の作業は保護シート貼ったまま作業しました。
グライダーは写真のように、砥石の面を使って削っていくと、フラットに仕上がるようです。
力入れすぎると、砥石のフチが食い込んで一部だけ削れ凹みますので、注意!
物凄い量の削り粉出ますので、出来ればゴーグルマスク等の保護具使いましょう。
7
いきなり工程進んでますが、気にしないで行きましょう!
(写真撮ったつもりが、撮れていなかっただけ…w)
くりぬき&切り欠きですが、フロントウィンドウにあるルームミラーの取り付け基部と、ETCアンテナがあるので、そこを避ける加工です。
フロントウィンドウの表に、実際にサンシェードを、装着する位置に配置し、マスキングテープで切断する目印の枠を作成。
切断刃装備のディスクグライダーで小さめにくりぬき、普通のヤスリで仕上げます。
塩ビ板ベースの作成ができたら、スプレーのりの成分を、シール剥がしスプレー、中性洗剤、パーツクリーナー等を駆使して、徹底的に落とします。
スモークフィルムをはります。
フィルムの説明書きの通りに、石鹸水を使用して水貼りします。
ベースより大きめにフィルムを切って、塩ビ板に張り付け。
フィルムが塩ビ板にしっかり定着させるのを待ちます。
数日放置or温風ヒーター等で数十分。
温風ヒーター等を使うなら、熱が入りすぎないように注意!
塩ビ板は案外熱に弱く 、歪んでしまいます…。
塩ビ板のフチにそって、カッターナイフで余ったフィルムを切り取ります。
カッターナイフは切れ味抜群な物が良いでしょう。
思い通りに切れるし、変な風に食い込んだりしないから、キレイに切れます。
8
車両への装着は両面テープで。
透明タイプを使用しましょう。透明タイプなのに両面テープの存在が見えるほどなので…。
通常の紙タイプだと、それはそれは激しく存在を主張してくることでしょうwww
今回は強粘着タイプ使ってみました。
強粘着タイプなら上部、中部、下部の3列の3~4箇所の張り付けで充分かもしれません。
超強力粘着タイプはやめておきましょう、せっかく脱着できるように塩ビ板でベース作ってフィルム貼って…なんて手間かけたのに、剥がすときに塩ビ板orフィルムが死亡する未来が見えます…w
車内側から張り付けます。
車外に、マスキングテープで張り付け位置の目安を作成しておけば、位置決めが楽かと。
といった感じで全工程完了です。
これで普段は日差しに悩まされずに済みます!
スモークなので、もちろん信号も視認可能です。
車検や整備入庫時にはベースごと剥がして置いて、終わったらまた簡単に復活可能!てな寸法です!
【後日談】
塩ビ板は熱に弱い素材…という事で作成当時から懸念はしていたのですがね。
案の定、初夏(というか5月上旬)の車内にこもった熱でしわくちゃに歪みました。
結構いい方法だと思っていたんですがねー…。
別な熱に強い素材で作成するか、毎度フィルムを直接ウィンドウに施工する方がいいかも知れません。
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