フロントグリルの製作　その１

前に乗っていた車（タウンエースノア）もトヨタのマークを外してビレット風にして遊んでいたので、今回もということでまずは現物を見てみる。

このグリルには風が通る隙間がなくて、完全な面になっている。要するに何をしても良い、ということでは？
欄間風の木彫りの龍を置くとか、ステージを作ってポケモンを並べるとか、もOK。　まぁ、それは家族の了解がえられないだろうし、現物をいじるのも何なので、まずはヤフオクで格安なものを手に入れる。



写真右のほうにひびが入っているだけで激安だった。本当にひびで押してもびくともしない程度のもの。エンブレムは両面テープで止められているので「S」の字の隙間から細いドライバーでジワーっと剥がした。

次にカラ割り。上からカウリング（？）、リフレクター、レンズ。



送られてきた箱を利用してドライヤーで温めながら剥がすのだけれど、途中「ピキッ」という音を爪から外れる音と勘違いして、レンズ部分の留めを３か所引き裂いてしまう（写真のレンズの中に置かれている黒い奴がそれ）。ブチルゴムを取り除いた後で接着剤でくっつけておいた。
ブチルゴムはジッポーオイルや灯油できれいに取り除いた。爪だけでしっかり留まる様なので、この後ブチルゴムは補充していない。

ここまで来て、どうしようか考え始める。
第１案：デリカ：D2のオプショングリルのような縦縞
　レンズが予想以上に分厚いので、とても加工できないと断念。
第２案：カウリングだけにしていろんな物を並べる。
　意外とカウリングは凸凹で平らな面がなく、微妙に曲面なので細工が難しいと断念。
第３案：レンズを取っ払ってリフレクターを露出させる。
　これは簡単だけど芸がない。

ということで、これもあまり芸がないけれど、
採用案：カーボンシートを貼って「S」のマークが浮き上がるように光らせる
にした。