
(前編の続き)
かねてよりの願望であったお伊勢参りも終わり、あとはお楽しみ観光と食事、お泊りですね。
伊勢神宮内宮のふもと付近は『おかげ横丁』と呼ばれる観光街になっています。
伊勢のお土産はもちろん、名物や甘味等いろいろお店が出ています。
私は食い気メインなので、さっそく伊勢名物と言われる伊勢うどんのお店に遅い昼飯に入りました。
写真はうどんだけでも良かったのですが、気を張ってかやくうどんにしました。
うどんをこれでもかと茹でてブヨブヨになったものを汁気少なめのしょうゆダレで食べるって感じでしょうか。
・・・・・・・・・・・・・・・・うん、美味しくありません(←オイ)。
情報収集した際「地元の人は病気になりでもしない限り食べない」と知ってたので、なるほどと思える一品です。
ただ一つのメリットは「小麦・大豆アレルギーでもない限り、老若男女誰でも食べられます」ってことだろうな。
「名物に旨い物なし」を地でいくお味です、見た目はいい感じですが。
お次は晩飯、津のB級グルメで全国大会でも最優秀をとった『津ギョーザ』を食しに行きます。
津市の『いたろう』ってお店に行きました。
駐車場もある地元のラーメン屋さんって感じのたたずまい。
にしても、三重県は23号線沿いに山ほどラーメン屋がありますね。
三重県民さんは週に1回ラーメン食うのかな。
出てまいりました、津ギョーザと半年ぶりの外食ラーメンです(コロナで外食控えてたからご無沙汰なんです)。
津ギョーザは15㎝くらいのジャンボサイズの揚げギョーザです。
給食の献立にも出てるみたいで、そこそこ力入れてるみたいな。
ラーメンの方はいわゆる「ラーメンを注文すると『あ~コレコレ」って言えるような醤油タイプのそれです。
黒っぽいスープですがしょっぱくない、チャーシューも味が薄いかなと思ってかみしめるとジュワッと味が染み出してくる職人技。
津ギョーザは家庭料理的な素朴な餃子の具に汁気が入ってるジューシー感。
全体的にあっさりとした健康志向な美味しさただよう2品でした。
身体が悪くなるような毒々しい、舌と内臓破壊するような辛さが好きな私的には物足りないですけど、歳を考えるとこれでいいんだろうなと。
本日のお宿は白子駅の前にある白子ストーリアホテルです。
楽天で安宿調べたら出てきたのがコレ(3000円と少し)。
場所的に鈴鹿市なので、サーキットとかの泊り客御用達って感じですかね。
送迎のマイクロバスも用意してるので、団体客も熱心だと思います。
あまり期待はしていなかったのですが、ビジネスユースとしては必要な要素は全てカバーしていますね。
特別にツインの部屋をあてがわれて部屋も広々で清潔、ドリンクもフリー、Wi-Fiもフリー、大浴場とサウナもありで漫画も部屋に持ち出せてアメニティも揃ってるレベル高めな感じでした。
次にこの方面ならやっぱり使うだろうな。
帰りは往路のことを考えると思ったより早く帰れてしまうので、一部変更。
国道1号線で三重県亀山市と甲賀市を経由して307号線に入り滋賀県入り、多賀町で多賀大社に参拝して彦根市をちょこっと通って8号線へ入り帰路に就く計画にしました。
彦根市は学生時代を過ごした町で、知人から「彦根市も変わりましたよ。一度立ち寄ってみたら?」と言われてたので、ちよっとだけと。
多賀大社は滋賀県多賀町にある滋賀県第一の大社です。
俗用に「お伊勢参らばお多賀へ参れ、お伊勢お多賀の子でござる」と言うのがある通り、多賀大社の御祭神は天照大神の親御にあらす伊邪那岐命・伊邪那美命になります。
ただ、初詣のこの季節は多賀町は雪深いので、伊勢からの峠の直通道路は冬季閉鎖が多いですから注意が必要です。
近くの駐車場は皆500円取られますので、参拝時間1時間もかからないのにぼり過ぎかなって思わないでもない(ばち当たりやね)。
大社の前には幾分か売店もあるので、初めて行く人は社も立派でそれなりに価値ありです。
往った理由が「おみくじ引きたい」ってことで引いてきました、ちなみに末吉でした(大吉よか私的には好印象なんですけどね)。
彦根市も行ってみたのですが、折りも折り先日の大雪で都市機能が復帰した所って感じでした。
さすがに車での通行は迷惑そうなのでまたの機会にして滋賀県を後にしました。
自宅への帰り際に石川県白山市の白山比咩神社へ寄り三社参りをしました(実は一月一日に氏神神社も参拝してるので四社参りなんだよな)。
全国に2000社くらいある白山信仰の総本山で、御祭神は白山比咩大神と呼ばれる菊理媛神です(漫画『地獄少女』の『きくり』とかはこの方かな)。
先の多賀大社の伊邪那美命が黄泉の国に旅立ってしまった際、連れ戻して伊邪那岐命と和解させたのが菊理媛神です。
こう書いてみると三社は神話的につながりがある感じがしますね。
私の崇敬神社であり、厄払いを行った所でもあり、個人的にご縁がある神社です(ぶっちゃけ、なんか神事で困ったらここへ行くんだよな)。
ちなみに写真の鳥居の右横にある所で少しまじないをすると、忌中の方も社に入ることができるかゆい所も手が届くような社です(普通、忌中の方は神社参りできない)。
期せずしていろいろお参りに終始した2日間となりました。
全ては感謝、感謝感謝で年を始める旅路でした。
ステラも今回、ガンガン走らせたので大分調子が良くなりました。
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Posted at
2022/01/07 21:27:20