(前期型)オートライトのマニュアル化/後期型は関連情報URLへ
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
オートライトは便利な機能だとは思いますが、昭和世代の私にはとにかく気持ち悪い。
やっぱり自分のタイミングでライト点けたいし、自分のタイミングで消したい。
だったら使わなきなゃ良いじゃないのって話しなんですが、zc33sの場合、
OFF
↓
オート
↓
スモール
↓
ヘッドライト
の順番なんですよね…そう、消すにも点けるにもオートを通らないといけないんですよ。
ショッピングモールの屋根付き駐車場でスモール点灯しようとして一瞬ヘッドライトが点いてしまって、正面に停まってた車から見知らぬおじさんが降りてきて「なんか合図しました?」とか言われちゃうんですよ。合図してねーよ!
で、最初ウインカーレバーのライトの配線に細工しようかと考えたのですが、その辺の大事な配線を加工するのもなんだかなーと思い、
だったら明るさを検知してるセンサーを騙してやったら良いんじゃないの?ということで今回のお話し。
あー長い。
ちなみに今のところ不具合は出ていませんが、同じようにやって何らかの不具合が出たとしても自己責任でお願いします。
これじゃマズイよ!と指摘してくださる専門家の方も大歓迎です。
まずは助手席前にある黒丸をほじくってセンサー部品を取り出します。
コードがギリギリで全然伸びないので注意。
コネクタを抜いたらコードが穴の中に落ち込まないように洗濯バサミでも挟んでおきましょう。
で、この写真はさらにキャップをバラしてます。
精密ドライバーなどで両サイドの爪を外せば取れますがとにかくキツイです。ここまできたら80%終わったようなもんです。
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2.5mmのドリルを使って、配線を通す穴を開けました。
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真上から見た図。
右端がDC5V
真ん中は、明るいとき約5V、暗くなると電圧が下がってきます。この電圧でライト点灯の判断をしているわけですね。なるほどー。
で、左端が0V(GND)です。
なので右と真ん中にコードをハンダ付けしてやって、スイッチを付けてやるという作戦です。
このスイッチがONの時はセンサー回路がバイパスされて真ん中には常に5Vが流れる=周囲が明るいと判断されるのでオートの状態でもライトは自動で点かない。
OFFにしたら元通り、周囲の明るさによってライトが自動点灯します。
ちなみに左の方にVR1と書かれた銀色の丸い部品がありますが、これを回すと自動点灯するタイミングを変えられます。微調整したいだけならキャップ外す必要もないので簡単ですね。
反時計回りでまだ明るいうちから点くようになります。しかし時計回り目一杯でも自動点灯OFFにはならない…
これをいじる時は元の位置がわからなくならないように注意。あと回し過ぎると壊れるので注意。端から端で1回転もありません。
今回ここは触らないように気をつけて作業しました。まぁ最初に写真撮っておけば安心ですね。
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はい適当な太さの配線をハンダ付けしました。
真ん中と右端はショートしても大丈夫(っていうかスイッチでこれからショートさせるわけだけれども)
左端とは接触しないように注意。
あとこの辺は夏場なんか特に熱くなるのでホットボンドは使えません。溶けます。
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とりあえず配線にはギボシでも付けておきましょう。
先にスイッチとか付けちゃうと元の穴を通せなくなっちゃいます。
なんでメスメスなのかというと、どっちにもプラス電圧が掛かるからです。
ボディ(=0V)と接触するとショートします。だからカバーつきのメスを両方に。
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で、元通りキャップを付けてコネクタを挿してセンサー部品を戻したら、グローブボックス裏まで配線を出してきて好きなところにスイッチを固定して終わりです。
今回は1cm角ぐらいのケースに電子工作用のトグルスイッチを入れて、タイラップでグローブボックス裏にある他の配線に括り付けておきました。
写ってないですがこちら側の配線には2本ともオスのギボシが付いてます。
頻繁に切り替えるものでもないので、スイッチなんか付けないでも良いかもしれませんね。
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