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2019年06月13日

めっけ物の代車アルファ147

めっけ物の代車アルファ147 先日、ブローバイからのオイル漏れに端を発するホース類一大交換でM3を1週間ほどいつものお店に預けました。
いつもはだいたい(グランデ)プントが代車ですが、なんと今回は前所有車と同じアルファ147。
これがまた珍しく(?)中古代車のイメージを覆す程度のよさだったので、いつになく画像をふんだんに使ってご紹介したいと思います。

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ご覧のとおり、お借りしたのはフェイスリフト後のモデル(2006年式)です。

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グレードはTIでした。エンジンは2.0Lのツインスパーク(TS)、トランスミッションは5段AMTのセレスピードです。
ドアエッジなどにわずかな傷こそ散見されますがボディ色のアルファレッドは新車に遜色ない鮮やかさで、モールやワイパーカウルなども色あせはみられず、おそらく屋内保管が長かったのではと想像します。

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TIということでホイールは17インチ、タイヤはグッドイヤーのイーグルF1(215/45R17)が付いていました。

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このクルマが現役の頃に見覚えのある特徴的なトレッドパターンに一瞬懐かしさを覚えましたが、
「ん? ということは…」とはたと思ってサイドウォールを調べると2005年製(笑)。
画像の通り、トレッドの方もスリップサイン寸前まですり減り、ゴムもカチカチです。ただ空気圧は4輪とも240〜250kPaに揃っていました。

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上記のとおり前に所有した車種なので、車内の風景も見慣れたものです。
ステアリングホイールはまったくテカリも傷も見あたらず、新車同様といっても過言ではない感じです。
ダッシュ中央には後付けの2DINナビが控えていますが、これが左右上部でしか固定されていないのか下部がブラブラで、走っているうちに周りの化粧パネルが徐々に押し出されてきます。その度に何度も手で押しこみましたが、一度高速走行中に段差を越えた衝撃で脱落してちょっとビックリしました(笑)

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私の147とは違って黒いレザーのスポーツシートが付いています。これは前期では通常のオプション装備で、後期のTIで標準だったように思います。スイッチがあるのでヒーター付きなのでしょう。
こちらも表皮やクッションはくたびれた感じはうけず、座面外側に年式相応のシワが入っている程度でした。
現役当時は「体にフィットしない」という不評をよく目にしましたが、私の体格(180cm・75kg)では特に不満はありませんでした。

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後席に至ってはほとんど使用感もなく、これまた新車と見まごうばかりです。
ドアや天井などの内張りも、まったく剥がれはみられませんでした。

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重箱の隅をつつくように難を探せばドアハンドルまわりは確かに小傷が目立ちますが、この程度はある程度使ったクルマなら当然かと思います。オーナーは爪の長い人(女性?)だったのかもしれません。

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もう1つ、空調スイッチにはベタつきがありました(上)。まあ、これはマジックリンを付けた布でこすれば簡単に落ちますので(下)、どうということはありません。センターコンソールもそこそこベタついていた私の147に比べればだいぶマシですし、ひどいのになるとドアのグリップまでやられてうかつに触ると手が真っ黒になるのも見たことがあります。

ちなみに余談ですが、この空調ダイヤル周りの温度調節を示す青赤の矢印や風量調節を示す「- --- +」の表示は私の前期型にはありませんでした。この件はクルマレビューで「一見さんには不親切かも」という趣旨の感想を書きましたが、アルファもそう思い直したのかもしれません。まあ、ない方が見た目スマートなのは確かなので、はなから「クレームが出たら付けよう」という確信犯だったのかもしれませんが(笑)

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私にとっては見慣れた147ですが、いろいろ見てみると先の空調操作パネル以外にも前後期の細かい違いはありました。
例えばこのバニティミラー、後期ではライトなしですが…

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前期147ではなんと左右に2個も奢られています!
コストダウンの結果とはいえ、プレミアムコンパクトを自認するなら「1個もなし」はマズいのでは…と今更になって感じた次第です。

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重箱の隅といえば、リアハッチ裏側のトリムパネルは割れて直したところがまた外れた痕がありました。
私の147もなぜか下端が反って浮いてきたりしましたが、いずれにせよこの辺は大したことではないでしょう。完璧主義の方でも、パネルを取りかえれば済む話です(笑)

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ラゲッジルームはこれまたキレイです。
トノカバーが見あたりませんが、完璧主義の方は(以下略)。

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エンジンルーム内も非常にきれいですね。
内外装から機関系まで、ナビ以外は純正そのもののようです。

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この画像は給油時にガソリンスタンドで撮ったものです。ボディデザインから計器盤のフォントまで、内外装のディテールはやはり個人的には前期型の方が好みですね。
肝心なことを忘れていましたが、この147の走行距離は画像の通り4万1600kmでした。

ちょっと攻めすぎましたが(笑)577km走って給油量は56.79L、燃費は満タン法で10.16km/Lでした(だいたいエアコン使用)。

私の1.6TSが通算で約11km/Lでしたので、性能差を考えると2.0TSは十分優秀ですね。その論法でいくと、M3の8km/L台半ばという数字も立派ということになりますが(笑)

以上、代車147の主に内外装についてご紹介してみました。
走りの印象の方は、普通に高速走行を含む通勤に使った限り全体的には良かったので、13年落ちで自動車税割増になるとはいえ十分売り物になる状態に受けとれました。これでMTだったら私も言うことないのですが(笑)
全体的な感想はまたクルマレビューにでも書こうかと思います。

そういえばこのクルマ、車検の有効期限は今月末でした。また借りる機会は来るのかな(笑)
ブログ一覧 | 147 | クルマ
Posted at 2019/06/13 19:27:27

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この記事へのコメント

2019年6月13日 21:18
こんばんは。

とても美しい個体ですね。
2000年代のアルファロメオの前衛的なデザインが好きでした。
ステアリングのテカリもなく、ナビゲーションのインストールさえ除けば、最高のコンディションですね (^^)

全愛機ということもあり、いろいろと思い出すことを多々あったのではと思います。

人の心を打つものは、時が流れても普遍の存在であると、改めて思いました。
コメントへの返答
2019年6月13日 21:46
こんばんは。

いや、本当に147をお考えの方にご覧いただきたいくらいの上物と見受けました。
タイヤを新しくしてナビをしっかり固定したら(笑)何の問題もないと思います。

高速を頻用するようになって1.6はちょっとつらかったところもありましたが、2.0は排気量差以上に余裕を感じられ、「これでよかったんじゃ…?」との考えも頭をかすめました。あ、もちろんMTならですが(笑)

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