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皆さまこんにちは。
お気に入りの曲が思いがけずテレビやラジオなどから流れてきたら嬉しく感じられることはないでしょうか。今日はそれにまつわるお話です。

私はいつも朝の通勤中は147の中でNHKラジオの語学講座を聴いています。今日は聴き終わったところでオーディオのソースレベル調整をしようと思い立ち、バンドを最近余り聴いていなかったFMに切り替えました。その時点で大阪のFM COCOLOが選局されていたのですが、いきなりこれが耳に飛び込んできて心臓が止まるかと思いました(大袈裟)。

ときめき （カシオペア, 1990）


カシオペアはT-スクエアと並び'70年代後半から活動を続ける日本を代表するフュージョン(フォードのDセグセダンじゃありませんよ!)・バンドですが、最も勢いがあったのは'80年代中盤で、数回のメンバーチェンジ・休止を経た今は武道館ライブやテレビCM出演までしていた当時と比べればさすがに地味な存在ではあります。おまけに私が興味を持ったのは'90年代中盤で残念ながらリアルタイムで全盛期を知るわけではないのですが、当時のCDを聴くだけでも(DVDも出てますが)熱狂的な人気が頷けるように思いました。
カシオペアの凄さをとりわけ感じられるのが、いわゆる「一発録り」すなわち全てのパートをまとめて一度に録音して作られたアルバムです。「ライブアルバムも一発録りじゃないの?」と思われる向きもあるかもしれませんが、個人的にはライブの場合演奏の正確性については聴く方も甘めになるのではないかと思います。「一発録り」のアルバムは「ミスが許されない」という緊張感が実にたまらないです。他に有名なものにLee Ritenour&Gentle Thoughtsのその名も「Gentle Thoughts」(1977)がありますが、こちらはまだCDのない時代、なんと「ダイレクト・カッティング」といって直接LPレコードの原盤に書き(彫り?)込んで録音したという凄まじさです。4曲目の「Captain Fingers」なんかは聴いてると思わずちびりそうで(失礼)。

話をカシオペアに戻すと、この「ときめき」が収録されているアルバム「The Party」も一発録り、しかもメンバーの演奏のみならず曲に合わせて踊るダンサーやエキストラの観客も含めての映像も一発で撮る("The Party - visual stack-"としてLDで発売、後年DVD化されました)というとんでもない企画でできています。ベースとドラムのメンバー交代があった1作目ということで「新生」を印象づける意味も大きかったのかもしれません。

つらつらと書きましたが、こういう気合いの入りまくった一作が突然ラジオから流れてきて今朝は思いがけず嬉しい気持ちになったので、つい書いてしまったのでありました。

ついでに、職場に着いた時に有線から流れていたのがこちら。

Roll With It （Oasis, 1995）


BS日テレ「おぎやはぎの愛車遍歴」の初代エンディングテーマでした(笑)
聴き慣れてはいたものの曲名は知りませんでした。ご参考まで!?

この記事は、なるほど！高齢者にはMT車義務付けかぁ。について書いています。

極論かもしれませんが、AT車のペダル踏み間違いによる暴走(→事故)を回避するには、個人的レベルでは「そもそもAT車を運転しない→運転するならMT車」というのはアリかと以前より考えていました。MT車に少しでも慣れたドライバーであれば、「原因が何であれクルマが予期しない加速をした場合は左足でクラッチを切って動力を遮断する」という行為はほぼ反射的に行えるはず、というのが理由です。残念ながら、身体上の理由で3ペダル車を運転できない方についての回答にはなりませんが。

一方で、「高齢になっていきなりMTデビュー」というのも個人差はあるとは思いますが習熟の点で無理がありそうにも思いますので、少なくとも元からある程度のMT経験がないと受け入れられ難いだろうな、とも思います。私(40代中盤)は「楽ばかりしてるとロクなことがない」と考える方なので(少なくとも運転に関しては、ですが)これから先も状況の許す限りMT車に乗り続けたいと思います。

147の1.6みたいに街中でも自然と頭を使って走れる「ちょいパワー足りな目のMT車」、一度も知らずに済ますのは勿体ないと思うんですけどね…って何か我田引水ぽくなってきたところで、終わりにします(笑)