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2017年11月07日 イイね!

ジャカルタ・シンガポールの路上にて

もう関西も朝晩の冷え込みが時に厳しい時期となりましたが、遅い夏休み(!!)をもらってインドネシアはジャカルタ駐在の友人T氏宅にお世話になってきました。

滞在中の行程については専ら奥さん同士で話し合って決めていましたが、首都ジャカルタには目立った観光スポットも少なく、2日間で建国記念塔(モナス)とその近くのイスティクラル(世界最大のモスク)、タマン・ミニ・インドネシア・インダー(インドネシア民俗テーマパーク?)をターゲットにしました。もっとも、実際にはほぼこれが精一杯でした。

在インドネシア日本国大使館の集計によるとインドネシア在留邦人数は年々増え続け、2016年には19,312人に達したそうです。うちジャカルタ特別州に半分以上の10,943人(2015年)が住まれています。
T氏は奥様と娘さん合わせて3人でマンションに暮らしておられますが、部屋は我が4人家族がお邪魔しても悠々余裕のメゾネット、さらに敷地内にはプールにジム、テニスコートにスカッシュやビリヤード場まで備わるというもので、駐在外国人向けのものはだいたいこのような水準だそうですが日本の感覚では超リッチな物件です。さらにメイドを雇うのも一般的で(勤務日数はまちまち)、そのための部屋も備わっています。
また少なくとも日本の会社の場合現地での運転は禁止されており、通常運転手付きの車が付くそうです。メイドさんに運転手さんと、何だか毎日恐縮しまくりの生活になりそうに思いますが、これも現地の雇用を保つためという側面があるそうです(車は治安の問題もあるか)。同じ理由で、T氏の奥様も働くことはできないとのことでした。

ジャカルタ(の首都特別州)は人口・面積とも東京都区部とほぼ同等なのですが、道路インフラ・公共交通網は非常に貧弱です。こちらは降り立ったスカルノ・ハッタ国際空港からジャカルタ市内へ向かう高速道路ですが、対向車線は渋滞で完全に詰まっています。


そうこうするうちにこちらも渋滞。日本では高速の路肩を抜ける車は減りましたが、こちらはまだまだ健在!?


こちらはジャカルタ市内の大通り。中央の1車線をブロックで区切って乗合バス(トランスジャカルタ)専用レーンにしていますが、渋滞しているとやはり?時々一般車が疾走していきます。


高速道路の料金支払は電子化されていますが、このように一度停車してICカードをかざす必要があるので、料金所では一段と車が詰まります。


ジャカルタの道を行く乗用車はほとんどが日本車でした。たまに他の国のクルマもいましたが割合としては僅かで、30~40年前の日本のような感じでしょうか。写真のBMW7シリーズはロングモデルですが小排気量の「730Li」です。ちなみにこの後バスレーンを駆け抜けていきました(笑) ちなみに車型としてはSUVが多く、日本以上に「ミニバンばかり走ってる」感じです。ヴィッツなどのBセグモデルも、日本ほどには見かけませんでした。


2家族でタマン・ミニ・インドネシア・インダーへ向かうところです。このクルマはトヨタのキジャン・イノーバです。3列シートのSUVで2.4Lのディーゼルに6ATの組み合わせ。私は2列目で3人並んで乗りましたが居住性・NVHとも引っかかるところはなく、印象は良かったです。ちなみに価格は画像の2.4G(AT)で3億5010万ルピア(約290万円)とのことです。


こちらはタマン・ミニ・インドネシア・インダー内の1コマ。アルファードのエグゼクティブ・ラウンジが停まっています。「アルヴェル」などドメスティック車種だろうと勝手に思っていましたが、間違いでした(トヨタのHPラインアップにも載ってました。ヴォクシーもあります)。右に並ぶのは同じトヨタ・アヴァンツァ(シエンタとほぼ同等サイズの3列シートSUV。でもシエンタもたくさん走ってた…)の世代違いかと思われます。


夕暮れ時のジャカルタ市内を走っていると、なんと前部にミシン台を取り付けた自転車が走っていました。出張繕いのようですが、ここに限らず何度か見かけました。


ジャカルタではHVやEVはほとんど見ませんでしたが、スカルノ・ハッタ空港のゲートで搭乗待ち中に新型リーフの広告を見つけました。やっぱりインドネシアでも売ってるのかと思いましたが、帰ってインドネシア日産のサイトを見てもラインアップにはなさそうだったので、外国人(シンガポール居住者?)向けなのかもしれません。


ジャカルタを後にして、シンガポールでも2泊しました。ここはマリーナ・ベイ・サンズ・ホテルの前ですが、ご覧の通り隣にプリウス・前にはC4ピカソにA5スポーツバックと、ジャカルタとは異なり道行く車の国籍は日本並み…いや加えて韓国車も結構な数走っています。前を行く青色のヒュンダイ・ソナタ(多分)にも一度お世話になりました。


所有する車がいたので嬉しくなって近くでもう一枚(笑)。このA5スポーツバック、「1.8T」とあるので1.8TFSIのFFなのでしょう。シンガポールでは高級車も多く見かけましたが、小排気量のグレードが多かったように思います。ベンツのC・Eクラスなどでトランクリッド右上に「7G-TRONIC(もちろん「9G-」もある)」などとエンブレムが誇らしげに貼ってあるのが面白かったです。


もっとも、このように同じA5でもたまにはモディファイして元気に走るクルマもいたりします。


ジャカルタではイタリア車はほとんど見かけませんでしたが(現行500を一度見たかという程度)、シンガポールではクアトロポルテがいたり…


日本ではそうそうお目にかかれない商用車のフィアット・ドブロがいたりしました。


C-HRもちょくちょく走っていましたが、このクルマに付いている兵庫トヨタのステッカーは何なんでしょう。デビューしてそれほど経たないモデルなのに中古で流れるとも思えませんが…。海外で日本文化が人気と言っても、アルファベットのステッカーじゃアピールが弱そうな気もしますし。


以上、もちろん普通の観光もしましたが、移動時にクルマばかり見ていて(笑)集めた画像でした。
これまで海外旅行ではよくレンタカーを借りて運転していましたが、今回に関してはジャカルタの余りの渋滞の酷さやシンガポールのタクシーの便利さ(あとレンタカーに関係あるかは分かりませんが、至る所にあるロードプライシング)に触れるとあえて運転しなくても全く良かったと思います。
Posted at 2017/11/07 18:50:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 旅行/地域
2017年11月01日 イイね!

ジュリアつまみ食い試乗

脱落したルームミラーを先日自分で接着しましたが10日であえなく落ちてしまったので、ちょうどオイル交換の時期だったこともありディーラーへ。待ち時間にジュリアに試乗させてもらえました。

まずキーを渡されたのはトップグレードの「クアドリフォリオ」。510ps云々の前に、まずはアルファにあるまじき?最新のインターフェイスに戸惑います。ウインカーレバー・シフトセレクターとも操作する度にレバーが基本位置に戻るジョイスティック的な操作性は馴染むのに時間がかかりそうです。右ハンドルのドライビングポジションはすんなり決まり、野球帽をかぶってボンネットを見下ろすようなアルファらしい(と勝手に思っている)景観が広がります。
店からゆっくり走り出すと、A5同等のボディサイズとは思えないほど扱いやすく感じました。ステアリングを切ればノーズはスッと内を向き落ち着いた身のこなしで滑らかに曲がる感じ、確かにアルファです。
乗り心地も良く、運転モード切替の「dnaシステム」を「n」にして乗っていると排気音も静かで高級ドライバーズセダン?という感じですが、raceモードにした途端アバルトばりの威勢のいい音が後ろから(笑) 一度空いたところで少し踏み込んでみましたが、あまりの加速にすぐ戻してしまいました。

気を取り直して(?)、今度は2L直4ターボ200psの「スーパー」へ。濃い青のボディにベージュのレザー内装が映えます。走り出しても動きは軽快、エンジンも音はディーゼルっぽい打音?が耳に付きますがアクセル操作への反応は上々。上までは回してませんが、最高出力が5000rpmで出るので回してもあまり意味はないかもしれません。
一つ気になったのが、停止に向けての減速中にATが(昔の欧州車のように?)多少のショックを伴って早々にシフトダウンしていくところでした。このときの運転モードは忘れてしまいましたが、ひょっとすると「d」モード特有だったのかもしれません。確かに再加速に移る時のもたつきを防ぐためにエンジン回転をあまり落とさせない…というのであれば納得です。

お店には試乗車が3台ありましたが、最後の一台もスーパーでした。ただこの個体はなんとECUチューンが施され、約90psアップ(!!)という「スーパーなスーパー」(お粗末)です。ジュリアには同じ2Lターボで280psの4WD版「ヴェローチェ」もあるので耐久性などは心配なさそうですし、ノーマルに上乗せされた踏んだときの炸裂感を一度味わうと後戻り出来なくなりそうです。

というわけで1時間弱、3台の駆け足試乗を堪能させていただきました。家に帰った後もカタログを眺めつつ「どれがいいかな~」という楽しいひとときを過ごしましたが、ちょっと引っかかるところがありました。
ジュリアには単に「ジュリア」という名前のベースグレードもあるのですが、この「無印」ジュリアでもカタログ上は安全装備含め基本的には充実しているので、スーパーとの約100万円もの価格差はちょっと疑問を感じます。カタログには無印の内装写真もありますが、「わざとか?」と言いたくなるくらいレザーシートがショボく見え、どうせ廉価版なら布シートでよかったのではとも思いました。まあ受注生産のアドバルーン的モデルに見えますが、オプション設定もボディ色だけなので「無印にオプション付けていくくらいならスーパー」というドイツ御三家商法(?)も使えなさそうです。
また身のこなしが軽快なスーパーでしたが、エンジンと駆動形式が同じならタイヤサイズも無印と同じと思っていたら聞いてビックリ、なんと前225/45R18・後255/40R18という前後異サイズ!! 特に後はナンボ何でも太すぎじゃないかと。もし買えるなら無印標準の前後225/50R17に換えてもらえるよう土下座してでも頼みます(笑)
Posted at 2017/11/01 12:44:47 | コメント(2) | トラックバック(0) | | クルマ

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「先日はE36ミーティングで鷲羽山へ。お昼にうどんが食べたくて一瞬だけ四国に踏み込みました(笑)」
何シテル?   04/09 10:05
今の時代にNA・MT車をこよなく愛する天の邪鬼?です。まっとうな家庭人としての顔との両立に日々悩みつつも楽しんでおります。よろしくお願いします。
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