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RT141N14のブログ一覧

2019年12月25日 イイね!

やっぱり持てあましそう

やっぱり持てあましそう2017年12月登録の初代モデルです。走行1万kmのレンタカーを代車としてお借りして、主に市街地と高速を約1週間・400kmほど走ってみました。

先日お借りしたフィアット500Xも悪くないクルマでしたが、同じSUVのくくりとはいえこちらは一応本格的なオフロード走行にも対応する4WDで、各部の技術要素もより本格かつ高級指向となっており、乗ってみた感じでもそれは頷けるところでした。

ただ、例として適当かどうかはわかりませんがユーノス・ロードスターとホンダS2000のようなもので、本格的なオフロード性能を必要とする人ならともかくとして(それはそれでもっと適切な選択肢があると思いますが)、個人的にはクルマの成り立ちやまとめ方については共感しかねるところがありました。まあ、イヴォーク自体がランドローバーにとっては「ハズし」というか傍流の位置づけのはずですが。

実際問題としては、やはり1.9mという幅広さと価格(標準価格約600万円)をどう見るか、かと思います。

評価の星2つについては、500X同様にステアリングオフセットで2つ減としての結果です。
Posted at 2019/12/25 11:48:24 | コメント(0) | | クルマレビュー
2019年12月12日 イイね!

メーターフォントの好み(その2)

しょうもない?メーターフォント話、めげずに?第2弾へ行ってみたいと思います。




さあやって来ましたアルファロメオ、まずは156 2.5 V6(1999年式)です。さすがにネットでも故障話に花が咲くだけあって…というわけではないでしょうが、メーター画像もより取り見取り。日本仕様はGTA以外基本的に最後まで同じだったと思います。
アンバー一色の照明と20km/h刻みの数字、昔のフェラーリなども連想させるオーセンティックなフォントが実にいいですね。何で後のクルマでは角張った斜体にしてしまったんでしょう…。




アルファついでにここでもう一台、前所有車の147(2004年式)。こちらは私が乗っていた前期型のもので、1.6も2.0も基本的に同じです。156のをやや縦長にしたような、肩の力の抜けた書体が気持ちいいです。



これもブレラ顔の後期ではこちらの通り何か無理にいじったような書体に変わり、さらにスポルティーバ仕様では他モデルと同じ角張った斜体になってしまいます。




156と同時期に乗っていた2004年式初代ダイハツ・コペン(L880K)です。あまり好みではない斜体も、線が細くて傾きも小さいのでそれほどウルサい感じはありません。
かつて日本車の3眼メーターは真ん中がスピードメーターというのが相場だったと思いますが、スポーツモデルならここはやっぱりタコでしょう(140km/hスケールなら左の扇形で十分では)…と言えば思いだすのはトヨタ・アルテッツァ。弟が乗っていた初期型は真ん中のどでかいスピードメーターに押しやられた左の小さなタコメーターが非常に読みにくかったですが、後期型で入れ替わったのは何よりでした。




次は斜めからの画像で申し訳ありませんが、2008年式フォルクスワーゲン・ポロ(9N型)1.4コンフォートライン。さすがワーゲン、今やあちこちで目にするUD(ユニバーサルデザイン)フォントをいち早く採用?…というわけではないかもしれませんが(笑)。
タコメーターの500rpm刻みの目盛が目立たないのと、スピードメーターの目盛がなぜか2.5km/h刻みなのが謎ですが、文字はいたってシンプルで見やすいです。
ただ、これがGTIになるとなぜか目盛の数字の底面がすべて中心を向いている(タコメーターの「10」が真横を向く)という今どき訳の分からないデザインです。変にいじくるとロクなことはありません。




現在所有の2011年式アウディA5スポーツバック(8T)です。
盤面の数字は車名エンブレムに合わせた形で統一感があって良いと思いますが、この前の世代(A4でいえばB7系)では中央の液晶パネルと同じ書体(教科書でよく見た印象があります)でまとめられていました。
スピードメーターの数値目盛の間隔が80km/hまでは10km/h・それからは20km/h刻みになるのははじめかなり違和感がありました。もちろん好みはすべて同じ刻みです。




156と147の間に乗っていた2014年式マツダ・デミオ(DE後期)13Cです。スピードメーターの盤面が白となる前期用や変に赤いアクセントが入るスポルト用よりも、こちらの方がシックで好みです。コペン同様、左に追いやられたタコメーターは読みづらかったですが…。
前後期ともフォントは「その1」に出したプジョー306と同じでシンプルなものですが、マイナーチェンジで斜体から立体に改められたのはマトモになった珍しい?例と言ってもいいかもしれません。




最後は今乗っている1994年式BMW M3(E36)。オーソドックスの極みながらバランスのとれた飽きのこないデザインです。元はAT警告灯用のスペースにさりげなく置かれた「M」のロゴもたまりません(笑)
往年のBMWでおなじみのこのフォント、調べた限りでは1977年デビューの初代6・7シリーズ(E24・E23)あたりから使われていたようです。
3シリーズではE30からE46まで使われていましたが、これも最後のE46のクーペとカブリオレ(だったと思います)はよせばいいのに斜体になってしまいます。それでもM3だけは例外的に立体でしたので、「Mの矜持」が残っていた…ということにしたいと思います(笑)


身近なクルマだけでもそれなりの分量になってしまいましたが、やはりフォントを含めたメーターパネルのデザインに関しては変にこねくり回さずシンプルが一番だと思います。
フル液晶パネル化も世の流れとはいえ、一部のハイパーカーだけならまだしもBMWまでが(しかも基幹車種の3シリーズで)多角形メーターのみならずタコメーターを反時計回りにしてしまったのを見ると、「あれもできる、これもできる」と目新しさだけを求めて舞い上がっているのでは?と思えてしまいます。

(2020/1/14追加…このしょうもないトレンド、量産車メーカーではプジョーが最近になって初めてやりだしたかと思いましたが、古くはまさかのアルファロメオが1977年デビューの2代目ジュリエッタでやっていたことが判明しました)

液晶パネルにしてしまえばモデルごとにメーターパネルを設計し造る手間も省けますので、生産する方とすればおそらく楽なのでしょう。
技術の進歩や効率化そのものを否定するわけではありませんが、造る方も買う方も本質から離れていくのは良いこととは思えないのですがね。

ちなみに、かつては同じクルマでもグレードごとにメーターのスケールが異なるのも珍しくはなかったと思います。たまたまYouTubeでE36型3シリーズ各グレードの発進加速をまとめた動画を見ていて気づいたのですが、スケールは大方次のようになっていました。

220km/h … 316i・318i・318td・325td
260km/h … 318is・320i・325i・325tds
280km/h … M3

もっともこれは前期型だけのようで、後期型(323i・328iなど)になると220・260km/hのモデルはすべて250km/hスケールにまとめられたようです。

そういえば、前にもクルマレビューで書きましたがよく代車でお借りする現行アウディA4の1.4にも「バーチャルコックピット」なるフル液晶メーターパネルが付いています。そしてスピードメーターのスケールはなんと300km/h!
SやRSではメーター内にロゴマークが現れて、スピードなどその他の表示部分は全グレード共通のプログラムにでもなっているのか…とも思いましたが、調べてみるとRS4はさらに上を行く320km/h。さらに、1.4Tはアナログメーターでも300km/hスケールであることが判明しました。
幼少時はコロナのスピードメーターに刻まれた「200」にときめいた私も、40年を経て借りた(おそらく200km/hくらいがせいぜいと思われる)A4に乗りこんで「300」を目にしたところで白けるほかありません。


さて、2回にわたる与太話にお付きあい頂きありがとうございました。
本当に自動運転が幅を利かせる世の中になってしまえば、まごうことなき与太話になってしまうのでしょうね(笑)
Posted at 2019/12/12 12:45:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | | クルマ
2019年12月11日 イイね!

メーターフォントの好み(その1)

メーターフォントの好み(その1)大方の皆さまにはどうでもよい話かと思いますが、クルマのメーターパネルのフォントについてちょっと書いてみることにします。

まあ運転中はずっと目の前にある物とはいえ、印象の良し悪しくらいの差こそあれそんなにあれこれ言うほどのこともなかろう…と思ってきたのですが、フル液晶パネル化が進むにつれデザインの暴走も広がってきた感があるので、子供の頃から興味があった身としてはここでひと言くらい書いておいてもいいかな、という次第で。

もちろん古今東西のクルマのメーターを網羅できる訳もありませんので、身近なところから取りあげていきたいと思います。




まずは物心ついたころに父が乗っていた1975年式トヨタ・コロナ2000SL(RT104型)…と言いたいところなのですが、さすがにネットにはフォントまで判読できるコロナのメーター画像は見あたらず。
同じフォントを使っている初代セリカ(A20系)1600STのものを拝借しましたが、70年代中盤~後半のトヨタ車はだいたいこれと思われます(同時代のクラウンもこれでした)。

今見ると妙に縦長なのと「3」「4」の書体が特徴的に見えます。うちのコロナはメーターの目盛がもっと細かかった(2km/h・100rpm刻み?)ような記憶がありますが、それよりもスピードメーターが200km/hスケールだったのが大いに印象的でした。
出るか出ないかは(まず出ませんが)別として、まだスピードに夢があった時代に盤面を飾る「200」は幼い私の想像力をかき立てるものでしたし、排ガス規制本格化以降のクルマが軒並み180km/hスケールになってしまってつまらなく感じたのを覚えています。




お次は免許を取ったときの家のクルマ、1991年式トヨタ・マークII2.5グランデ(JZX81)…ですが、今度はアナログメーターの画像があまりない(笑) 当時はカタログの内装写真で大写しになるのはデジパネばかりだったのですが、うちはあえてのアナログ。仕方ないのでGTツインターボ用らしき画像をお借りしました。
これまた80年代トヨタ車一般のフォントで70年代と比べると独自色の薄い印象ですが、それが落ち着きをかもし出すとも言えます。目盛もスピードメーターは180km/hくらいのスケールなら5km/h刻み、タコは200rpm刻みくらいがちょうど良い感じですね。
トヨタは90年代になると丸っこいながらも冷たい感じの書体になりますが、こちらの80年代の方が好みです。




メーカー変わって1993年式日産・パルサー1800GTI(N14)ですが、画像(粗くて申し訳ありません)は前期モデルのものです。画像の丸いフォントは前期ではGTI系だけで残りのグレードは角張った文字を使っていましたが、後期ではGTI-Rだけそのままに残りはすべて多少装飾がかったフォントに変わりました。
とても気に入っていたパルサーでしたが、フォントだけはシンプルな前期型が良かったですね。

あと脱線しますが、GTIのSR18DEエンジンは最高出力発生回転数が6400rpmなのに、レッドゾーンは7500rpmからというのも若干「盛りすぎ」な感じでした。そんなに回してもウルサいだけでしたし(笑)




今度はフォルクスワーゲン・ゴルフII(1989年式)。
文字も針も骨太で、いかにも「ドイツ車!!」という感じの武骨さがたまりません。同じ時代のポルシェ911(964以後しばらく)もほぼ同じフォントだったと思います。




お国が変わって1997年式プジョー306スタイル(N3)。画像はXSiのものでスピードメーターが240km/hスケールですが、私のスタイルは確か220km/hまでで、ここまでせせこましくはなかったです(笑)。
このフォント自体はよくある形で、例えば「Das beste oder nichts」をやたらと謳い出す前の誇り高かった?頃のメルセデス・ベンツも使っていましたね。
ただこの306も、後期型は変にデザインされてしまいました。同じくディテールが変にいじくり回された感のあるボディデザインといい、マイナーチェンジ前に滑り込みで買えてよかったと今更ながら思います。

プジョーといえば、確かこの後の206あたりからだったと思いますがスピードメーターの数字が「偶数×10」から「奇数×10」に変わったのがどうにも違和感を禁じ得ません。
欧州の速度制限(50とか130km/h)に合わせたのか?とも想像しますが、気持ち悪いものは悪い!と言い切ってしまいます。


思いのほか長くなりそうなので、「その2」に続きます。
Posted at 2019/12/11 17:34:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | | クルマ
2019年12月05日 イイね!

フロムセブンミーティング2019

フロムセブンミーティング2019例年12月初めに京都は嵐山高雄パークウェイの菖蒲谷池駐車場で催されるフロムセブンミーティングへ、昨年に続いてお邪魔してきました。



お昼前に行った昨年は離れた駐車場にしか停められず会場まで10分近くも走ったのですが(足で)、家人を送るついでもあって9時過ぎに入れた今年も会場には空きがなく、歩いて数分離れたこのスペースに収めました。
しっかし、488とR34GT-Rの間に停めるとは、あんさんエエ度胸したはりまんなあ!?



今年も個性的なクルマがいろいろ来ていました。まずはルノー・スポール・スピダー2台。
右側はなんとウインドスクリーンなし! 確かカウルパネルで気流を上へ誘導する仕組みだったと思いますが、飛来物のことを考えるとヘルメットなしでは乗れませんね。漢のクルマです。



こちらも漢のクルマ、モーガンの3ホイーラー。フロントはV型2気筒?エンジンむき出しで二輪と四輪の合いの子ともいえそうですが、これはもう唯我独尊の域ですね。どこから見てもキレイでした。



115系のアルファ・スパイダーと仲良くボンネットを開けて並んだ初代シルビア。稀少車だけに、私なら少なくとも外観は極力オリジナルを保ちたくなる気もします(笑)



こちらはメルセデスの280Sクーペ。なんと「奈3」のシングルナンバーです。ボディの鮮やかな白がさらに際だたせる存在感、現代のメルセデスはおろかロールス・ロイスやベントレーなどにも負けていませんね。

今回は小学生の娘と2人で行ったおかげもあって、娘が寄っていったオートザムAZ-1にオーナーのご厚意で一緒に座らせていただいたりもできました。ドアを開けたままではありましたがさほど窮屈な感じもなく、かつて乗っていた初代コペンと同じような居心地でした。



いくつか店も出ていましたが、試しに覗いてみたミニカー&カタログ屋さんで昔実家で乗っていた81マークII後期(2.5Lエンジン登場時)の簡易版とN14パルサー後期(1993年8月版)のカタログを見つけ、思わず買ってしまいました。カタログ買ったのはたぶん初めてです(笑)



いやはや懐かしい(笑) マークIIはもとより、パルサーの方はもうそれこそ暗記できそうなくらい飽きずに眺めていたものです。
ちなみにうちのはマークIIがハードトップ2.5グランデのパールストリームトーニング(白/銀のツートン)、パルサーが5ドア1800GTIのダークグレーメタリックでした。マークIIはプロポーションこそ古臭いものの、現代のあざといクルマを見慣れた目にはむしろけれん味が薄くて清々しく見えます。

私がカタログを漁っている間にさほどクルマに興味のないはずの娘が一生懸命ミニカーの品定めをしていると思ったら、選んだのはトミカの3代目ステップワゴン…。「サスペンション付き」と「後部ドア開閉」に惹かれたようです(^^;)

帰りはタイトル画像の小倉山展望台駐車場で一休み。お天気もよく、真っ盛りの紅葉を楽しんで家路につきました。
Posted at 2019/12/06 09:57:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「週末は3シリーズ50周年フェアだそうですが、旧モデルのオーナーにおかれましてはぜひお近くのBMWディーラーへお越しになって末席を…もとい、花を添えていただくのもご一興かと!?
純正部品も1つくらいはまずご入用かと存じますが、そこでご注文頂ければこちらから全国各地へお届け頂けます。」
何シテル?   08/28 16:01
今の時代にNA・MT車をこよなく愛する天の邪鬼?です。まっとうな家庭人としての顔との両立に日々悩みつつも楽しんでおります。よろしくお願いします。
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