オイルラインメンテナンス

「2stホンダ50ccスクーターあるある」に含まれるオイルポンプ不良💀
我が家のDioもオイルポンプとその周辺はノーメンテだったので、オーバーホールと部品交換を実施しました。

先ず、オイルラインとは関係無い部分ですが燃料ポンプのパルスチューブが潰れかかっていました。
原因は先日行ったエンジンハンガーの延長💧
特に古い車両を弄るときはホースや配線の余裕もよく確認しないとトラブルの元になるようです😭

AF18及びAF27共に廃盤の部品なのでデイトナの汎用ガソリンホース(内径6mm)で代用しました。

ネットで調べると純正オイルポンプAssyは1万円超と高価なので、ギヤの痩せていないオイルポンプAssyを物置から引っ張り出してオイルポンプシャフトシール交換を試みます。

因みにオイルシールはウェビックにてH.Craftさんの10×16×5mm寸法の物をチョイスしました。(¥583)

作業中の写真を撮りながら違和感。。

オイルシールの向きが逆💧

これではオイルポンプが一時圧縮でエアを噛んでエンジンが焼きつきます😱
オーバーホールの意味が無くなるので注意して下さい😅

オイルシールを組み直しサークリップを入れ手前にシールを引いておきます。
また、組み付け時にはシリコングリスを使ってシールとシャフトが馴染み易いように配慮しました。
シャフトとギヤ部にはモリドライコートスプレーも塗布してます。

車齢29歳と若くない原チャリなのでオイルストレーナーも交換しようと外してみたところ、画像のようなゼリー状の汚れが‼︎

これも潤滑不良の原因となります。
パーツクリーナー等で清掃するだけでも充分に効果はあるかと思います😁

ストレーナーをカバーするゴムも経年劣化で亀裂が入ることが多いので、今回交換しました。

スッキリ✨

オイルポンプまでの配管を繋げ、オイルタンクにオイルを充填しエア抜き実施🌀

電ドラが有るとかなり楽になります。

反時計回りでしばらく回すとアウトレットポートからオイルがポタポタ出始めます。

オイルポンプ↔︎キャブ間のオイルホースはまだ純正品が入手できました😃
エア抜きは完了したものの念のために燃料にオイルを混ぜて混合として、1時間弱アイドリングで試運転。

念には念を入れトラブルを防ぎます。

結果、走行性能とか出力の変化は全く感じませんでしたが安心感は得ることが出来ました👍

貴重なホンダ2stを延命させる手助けが出来たなら幸いです☺️