ステアリング交換とステアリングスイッチ配線追加②

…①からの続き。

ステアリングを外し、その下にあるスパイラルケーブルを交換します。コンタクトコイルとも言いますね。
エブリイのスパイラルケーブルはコネクターを接続する部分の端子が2Pしかなく、ステアリングスイッチを機能させるためには足りません。
そこで対応しているスパイラルケーブルと交換します。3か所の爪で固定されているだけなのですぐに外れます。

右が外したエブリイ純正のスパイラルケーブル、左が新しく購入したスパイラルケーブルです。
エアバック用の黄色い配線の右側のコネクタ接続部の端子数が、新しく購入したスパイラルケーブルには6Pすべての端子があります。

新しいスパイラルケーブルを取り付けます。取り付けの際は回転しないように注意しましょう。
オレンジ色のロックピンを外すと回転するようになってしまうので、誤って回転させステアリング本体の回転数と合わなくなってしまうと、ステアリングを切った際に内部のケーブルが断線してしまいます。

次にステアリングスイッチ用の配線を追加します。
約1mのケーブルに矢崎総業製の040型メス端子を取り付け、それを2本用意します。

コラム下の白6Pコネクタに作成したケーブルを追加します。コネクタ一番端の水色のケーブルがホーン用なので、一つ空けてスイッチ+(青)、その隣にスイッチGND(灰)のケーブルを差し込みます。

コネクタを元通り接続し、ケーブルの反対側をナビ裏まで持っていきます。

ナビと接続するため、ケーブルの先端をギボシ端子加工します。

ステアリングスイッチ用の配線と接続します。これで配線作業は完了です。

③へ続く…。