B2S1のA/Fセンサー交換

先月の長距離ドライブ中に点灯したエンジンチェックランプ。コードリーダーで拾ってみると、P0051のエラーコードが出ていました。
P0051のコードの意味は調べると、バンク2センサー1(B2S1)のO2センサーヒータ回路の電圧が低い状態のようです。
とりあえずこのB2S1のセンサーを当たってみます。

B2S1のセンサーは、横置きV6エンジンだとフロント側の触媒手前に付いています。センサーのコネクタはエンジン右横にある、青・白・黒×2の4Pの灰色カプラーです。

この4Pカプラーの黒2本がヒーター回路になるので、これをテスターで当たってみます。結果は測定不能ということで、断線してしまっているみたいです。

では早速新しいセンサーに交換します。
まずは正攻法にO2センサー用のソケットを使用して外してみますが、案の定固着して全く緩まず…。このソケットはセンサーのケーブルを逃がすようにスリットが入っていますが、これのおかげで力が逃げてしまい、センサーの工具を掛ける部分が舐めてしまいそうなので、この方法は諦めました。

仕方ないので続いての方法。
このセンサー自体は壊れてしまっているので配線を切断してしまい、普通の22mmディープソケットを使用して外します。
外す際に邪魔になるので、フードロックのスプリングと、ラジエターホースを固定している金具を外します。
エクステンションバーを使用してやっと外れてくれました。

左が新品、右が外したA/Fセンサーです。
真っ黒に焼けている以外は特に見た目にはわかりませんが、内部の回路がダメになってしまっています。

新しいセンサーを取り付けます。締め付け時はO2センサーソケットを使用してしっかりと固定します。
最後に配線を固定し、交換の為外したパーツを元通りに戻します。

最後にコードリーダーで一旦エラーコードを消去し、エンジンをスタートします。
しばらくアイドリングして再度エンジンチェックランプが点灯しなければ作業完了です。
本来なら残りのB1S1・B1S2・B2S2のセンサーも交換したほうがいいのですが、何せセンサー1個のお値段が結構するのと、今回交換したセンサーと反対側のB1S1が非常に交換しづらいので、とりあえずこれで様子見です。

交換時総走行距離、143,086km。