
昨年末の27日、アドレスで女房と上野のアメ横まで買い物に行った時のことです。

上野に着き、ふとフロントカバーを見ると傷のような跡を発見。
その跡を下から上にたどり、最上部の真上を見るとブレーキレバーをネジ止めしてる支点部分がある。
このときハンドルは左に切ってロックしてある状態。
これって、マスターのピストン部分から漏れたブレーキフルードのせいでは?
その跡は塗装が浮き上がり、すっかり乾いているので、その日のことではないらしい。
レバーの支点部分はいまだに滴ってたので拭いてみた。
そのあと何度かレバーを操作してみたが、どうやらそれ以上は漏れないようである。
フルードの残量はまだまだあったし、まぁいいかっ・・と思ってから1ヶ月以上たってしまったが、やはり放置しててよい問題じゃないので、オーバーホールしました。

マスターを外して掃除も済ませました。
(前振りが長かったのでここからはあっさりと)
あとは組んでくわけですが、新品交換したのはピストンカップセット、ダイヤグラム、バンジョーのワッシャです。

ちなみにピストンですが、取り寄せた新品(右)と付いてたもの(左)の形状が少し違いました。
部品番号は間違えてないようだし、問題ないだろうってことで先に進みます。

ついでにキャリパーも外してオーバーホールしました。
ピストンはピカールで磨き上げ、シール溝は楊枝や割橋、専用ツールを使い分けて掃除しました。
今ひとつ満足できる仕上がりではありませんでしたが、こんなもんかってことで組み立てに入ります。
キャリパーで新品交換したのはピストンシールセット、パッドピン、パッドピンクリップ、バンジョーのワッシャです。
サービスマニュアルを見ると「ピストンシールは幅の狭い方を奥に組み付けること」とあるのですが、取り寄せたピストンシールの幅に広いも狭いもありません。
なんのことやら分からんので気にするのやめました。
また、2つのダストブーツについて「キャリパアクスルグリスを充填」とあるのですが、 普通に市販されてるシリコングリスを使いました。
スズキ純正のキャリパアクスルグリスもシリコングリスらしいです。
マスターとキャリパーが組み上がったので車体に戻し、フルードを入れ、エア抜きしたら完了です。
ところで、スズキのバイクを所有するのは初めてだったのですが、スズキのサービスマニュアルは分かり易いですね。
ヤマハ、ホンダも分かり易いですが、カワサキのは分かり難いのであまり見ません・・
Posted at 2016/02/14 20:14:17 | |
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