2018年01月21日
ちょいとPCネタ。(自分宛ての備忘録。)
PCネタを少々。
今まで使っていたのは2000年頃に購入(組み立て)したPCで、
当時そこそこのスペックのもので作りましたので今まで問題なく使ってきておりましたが、
Windows10に代わり、毎年のアップデートが加わるたびにチップセットとの機能の相性が悪くなり、
今でも普通には使えていますが少々不安な要素が出てきたことと、
かくかくしかじか、ちょっと自分への投資かなと思い(大げさ。苦笑)、新しいマシンをくみ上げました。
【旧環境】
Shuttleの「SN78SH7」というベアボーンキットを使用
チップセットはgforce8200というちょっと変わったチップセットになっており、
CPUはAMDのPhenom II X3 720 Black Edition
メモリーは4Gbyte
HDDは、Segateの2TByteSSHDを2台
HDDはチップセットのRAID1(ミラーリング)を使って使用しており、
最初のWindows10はそのままサポートしていたのですが、
2016年に適用された「Windows 10 Anniversary Update」では適合外に。
WindowsのソフトウェアRAIDを使ってミラーリングを行っていたのですが、
半年に1度くらいの頻度で起動に失敗することがあり、その際にリビルドが発生。
最近はなんだか1か月に1度くらいの頻度で生じることが出てきていました。
→正しくは、電源投入回数に比例すると思いますが、
諸事情で昨年秋ごろからPCの使用頻度が多かったので、頻発した感じです。
ただリビルド中は、相応にHDDにも負荷がかかるのでかなり心配。
→ちなみに2014年の夏だったかどうか猛暑があったと思いますが、
当時は1TbyteのHDDを突っ込んで使用していましたが、
明らかに基盤は焦げてきているしと、熱暴走関連と思われる不具合が多発。
お陰様で手元には1TbyteのHDDばかり5台ほど転がっています。
(うち2台はお亡くなり。3台は今でもバックアップやテンポラリーで活躍中)
そんな感じで使っていました。
【新環境】
引き続きベアボーンを使い構築しようと思ったのですが、
狙っていたShuttleの2017年の末に発売された新製品が、
intelCPUでいうところの、第7世代CPU(Kaby Lake)対応で1世代古いものになっていたので、
今回は完全にバラバラで用意して構築することに
(shuttleのベアボーンはかれこれ3世代お世話になりました。)
・ケース:COOLERMASTER Elite 130 Cube - Cooler Master
・マザーボード:asus ROG STRIX Z370-I GAMING
・CPU:intel Core i5 8400
・CPUクーラー:COOLERMASTER 風神スリム
・メモリ:TEAM DARK PRO DDR4-3200 8GByteDIMM * 2枚
・HDD:(Segate SSHD2TB*2を継続)
・HDDキャッシュ:Intel Optaneメモリー(32GByte)
・電源:玄人志向 KRPW-GK550W/90+
こんなパーツをかき集めてみました。
ちなみに今回のパーツチョイスのポイントは、
ハイエンドまでは行かなくても(ゲームはあまりしないので)、
普段使いでストレスのない快適な使用ができるということを念頭に、
とにかく、基本動作が早くなるためのパーツを費用対効果が高いだろうという感じでチョイスしました。
ちなみにCPUは当初はi3の8350kを選択するつもりでしたがあまり価格が変わらず、i5が選択できたので、
そちらにしてみたのと(オーバークロックはできなくなりましたが。。。)
HDDはまだ高価な(容量との比較)SSDは選ばず、HDDのままにして、
その代わりOptameメモリーを導入して、操作速度Upを目指しました。
【作りこみ(ハードウェア)】
今更バラバラなPCを組み立てるとは思っていませんでしたが、
改めてやってみるとこれも大人のパズルといいますか、大人のプラモみたいな感じで、
部品を眺めては「これはここに差し込むんだろうな~」と想像をしながら組み立てていきます。
そして悪い予感が的中。せっかくCPUクーラーを用意していたのですが、
メモリーと干渉してしまい、取付できないことが判明。
ただこれも当初はオーバークロック対策で念のため用意したのですが、
改めて思うとi5-8400にした時点でオーバークロックできないわけですからいらないものだったかもしれません。
(CPUに付属するクーラーで十分という意味です)
ケースはキューブタイプ(思っていたより大きいですが)で、
配線が纏まらずとぐろを巻いていますが、
それほど発熱しないだろう!と割り切りとぐろ巻いたまま押し込みました。
(TDPの高いCPUではないですし、グラボは付けていないので。苦笑)
【インストールなど(ソフトウェア)】
今回OSは従来から使用しているライセンスをそのまま継承させるのと、
HDDは以前のものから使いまわしだったので、とりあえず電源ONにすると、
何もせずともそのまま起動して「あれ?案外すんなり動くだけは動いた!」となりました。
当然ですがチップセットのドライバーが入っていなかったりなど、何もチューニングはされていませんので、
ただ動いているだけです。
ですが電源入ったため、動作確認を踏まえて、いろいろと試してみて・・・
(ベンチマークとってみたり)
このときにちょっとわかったことがいくつか。
・WindowsがMBRでインストールされていると、IntelのチップセットにあるRAIDに切り替えることができない。
(GPTでインストールされていることが前提なんですね。)
RAIDに組みなおした時点で再構築(再インストール?)が必要なことは当然ですが、
今回はOptameメモリーをHDDキャッシュ用に購入したので、
これを試そうと思ったのですが試すことができなかったです。
・WindowsのOSで構築していたRAID1は、マザーなど環境を変えても、そのまま維持していました。
ただしベンチマークと称していろいろといじっている最中に、旧環境で発生していた「RAIDが壊れる」現象が発生。
環境の問題ではなく、WindowsのバグなのかSSHDとの相性が悪いんでしょうかね。
いろいろと試した後、クリーンセットアップするべく次の作業を実施
・改めてRAID1でHDDを構成(BIOS改めUEFI上で設定)
・OS(windows10)のインストール
・必要ドライバーのインストール
ちなみにIntelの「IRST(ラピッド・ストレージ・テクノロジー)」というドライバー(コントローラー?)をインストールすることで、
RAIDの状態を見ることはでき、Optameメモリーの活性化をすることができます。
・旧環境のデータをリカバリー
今回はrobocopyなどを使って、アナログで戻しましたが、一応元通りに戻りました。
【Optameメモリーについて】
今回の構築の目玉の一つ、Optameメモリーですが、
このメモリーのこと自体は、グーグル先生に任せるとしまして、
事前に確認したところでは、
・RAIDと同時に使用できない。
・Z370ではISRT(インテル スマート・レスポンス・テクノロジー)使用できない。
などの書き込みがあり、CPUクーラーに続きやっちまったか!と心配でしたが、
結論無事使用できました。
正しく状況としては、ISRTとして使用できました。
・RAIDと同時に使用できない。
これはその通りです。「Optameメモリー」としてはRAID構成したドライブに使用することはできませんでした。
(IRSTの画面上ではタブがグレーアウトしていました。)
・ISRTは使用できました。
IRSTの画面にあるパフォーマンスタグの中で高速化の設定ができました。
動作速度ですが、これもいろいろなページでベンチマークが公開されていますが、
単体のHDD、RAID1の状態、キャッシュ(ライトスルー、ライトバック)を利かした状態と、
ほぼそれと同じ感じです。
ただ実際触ってみた感触ですが、一言狙い通り(体感速度が)早いです。
電源ONの時、シャットダウンの時はもちろん、
ブラウザーを起動するとき、ページを閲覧するときなど、
日常の操作の中で生じているHDDのアクセス速度が起因する体感速度の遅さから解放されました。
【全体的な・・・】
まずはCPUですが、Corei5-8400という、物理6コアターボブースト時4Ghzというスペックですが、
特別早いという感じもないですが遅いという感じもなく、
日常の使用の中ではお手頃な速度感で、コストパフォーマンスはよかったと思います。
余談ですが、ゲームはやらないといいながら、ベンチマーク的にPS2のエミュレーターを起動して、
鉄拳やOutrunなんかを動作させると、CPU内臓グラフィックながらまぁまぁ遊べるくらいのパフォーマンスは出ています。
(旧PCではさすがに処理落ちが激しく・・・)
メモリーは16Gbyteにしましたが、普段はそんなに容量はいらないと思ってはいるものの、
インターネットで調べものしながら、タブばかり40個とか平気で開くときがあるのですが、
そういうシチュエーションではさすがに効果てきめんな感じがしています。
メモリスペックはDDR4の3200でレイテンシが低いもの(CL14-14-14-31)というものを使って、
オーバークロックさせていますが・・・
比較対象がないので何とも言えませんが早いはず!という感じです。
HDD周りは上記Outrunメモリーの効果相まって、普段の動作なのかなでディスクが遅いから体感速度が遅い!という
シチュエーションは皆無に近いです。
それでいて改めて安心してRAID1が使えていますので、日ごろバックアップなど「面倒」と考えている手前安心できます。
→バックアップの取り方や考え方については人それぞれなんですが、
形あるものいつかは壊れますから、データを残す、残さないなども併せて、
紙と違ってどう取り扱うかは、これからの課題なんだと思っています。
(最近姪っ子の写真をどうやって後世まで残すのか・・・が課題です。が、そもそも後世まで残すものなのか!?)
自分への備忘録を兼ねてざざざ~と書いてしまいましたが、
この「書く」作業は「メモ帳」を使っているという、
進化したのかしていないのかという自分がいます。苦笑
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Posted at
2018/01/21 19:21:10
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