僕は
フェアレディZロードスターを愛しています。Zは昔から僕にとって特別なクルマで、思い入れがいっぱいあります。
ツーリングでたくさんのクルマと並べても、
「やはりウチのZはサイコーだな」とか内心思っています。いや、顔に書いてあると思います。すみません。それくらい好きなのです。Zバカです。人生で最も愛したクルマになる可能性が非常に高いです。
(親の気持ちって、こうなんだろうなぁ。)
で、
まさに愛車であるフェアレディZですが、手離すことにしました。
大事なことなので、もう一度言います。
愛車フェアレディZを、手離すことにしました。
昨日300円で首都高を 板橋本町入口->5->C1->11->B->9->6->C2->B->大黒PA->K5->K1->1->C1->1->B->C2->西池袋出口 と120km、単身走ってきたのも、最後にふさわしいドライブを、という思いです。
手離す理由は、環境の変化ですね。
Zは僕にとって、とてもとても大切なクルマです。
しかし、それよりも大切な人ができました。
今度、引っ越す予定です。
契約したのは東京23区内の新築・最上階・南向き・角部屋・2LDKの物件。現在住んでいるマンションと同じ駅が利用可能な比較的近所で、彼女の実家にも徒歩圏内な場所を選びました。
その中の一番狭い部屋に、僕の持ち物は全部収めるつもりです。
現在住んでいる物件は、単身向けとしては広めなので、新居で収納を頑張るには、相当断捨離をしないといけません。
そうやって、自分のエゴを抑えて、相手を思い遣ること。これが、僕が今本当にやるべきことなのだろうと、思っています。
人ひとりが出来ることというものは有限です。なので、僕は、
やるべきことをやるために必要なことは、やらないことを決めることだと考えています。
Zの維持費は、燃料、洗車、コインパーキング、高速道路など、変動費が月4万円。僕は平日は電車通勤だし、朝から晩まで仕事なことが多いので、週末に月4〜6回乗れれば良いかなというところ。そして、乗ろうと乗るまいと、自動車税と月極駐車場代と任意保険料が固定費として別途かかってきます。
3ヶ月で5,000km走っているので、1年半もすればタイヤ交換でまた20+万円。
ざっと計算すると、
年間で60回ほど運転して、コストは81万円です。駐車場代は結構ケチっているのですが、それでもコレ。
まぁ、北米向けに開発されたZとて、国産車ですので、外国車のスポーツカーの維持費と比べたら、まだ安価だろうとは思いますが。
所得というものを大っぴらに語る行為は品がないと思いますが、本記事における説明の一環として補足しておきますと、僕は、同世代の中では、圧倒的に稼いでいる方です。僕は30代前半ですが、30代の男性の年収の分布において、ポジション的には上位5%のレンジに該当します。
なので、東京23区の駅近に住み、比較的不自由の無い
(というか、どちらかと言うと自由気ままな)生活をしながら、クルマ2台を維持できます。
ただ、これは独身として出費をコントロールできているからだと、僕は思うのです。
これから新居の家賃やら生活費やら冠婚葬祭やらで、今後バースト的に出費が嵩むと睨んでいます。
しかし、相手には、心理的にも金銭的にも負担をかけたくありませんし、むしろ出来るだけお金をかけてあげたいとも思っています。
自分のエゴを抑えて、相手を思い遣るにあたり、僕はやらないことの一つとして、大好きなZに乗らないことにしました。
これで年間50万円くらい浮くと思われますが、これは相手のために使うなり取っておくなりしようと思います。
Zは、結果として中古買取相場の1.7倍程の値段が付きました。これは僕が業者さんとの駆け引きに勝ったというだけですが・・・
指輪を購入する際の足しにでもしようかなと思います。
OCCK第5回定例会にて。たいしょう@SLK350さんに撮影して頂きました!
以上は、全て自分の意思でやったことです。決断ではなくロジカルな判断なので、迷いや後悔などはありません。
彼女には事後報告しました。彼女もまた、とても驚いてはいたものの、僕の考えと行動の重みを感じてくれていました。
今後はオープンカーのミーティングにしても何にしても、彼女共々、もう一台のマイ・オープンカーである黄色い
コペン・ローブSで現れます。
Zと違って加速でもたつくことがあるかも分かりませんし、
惚れ惚れするほど美しい!!(と僕が勝手に思っている)Zに比べたらお目汚しになるかもわかりませんが、引き続き変わらぬお付き合いの程、どうぞ宜しくお願い致します。
写真は独りドライブの道中、クルマから離れる際に撮ったものなのでクローズドですが、ミーティングにはぜひオープンで!
最後に。日本を代表する、長い歴史と伝統をもつスポーツカーの一つであり、世界にファンをもつフェアレディZ。その希少なロードスターに乗ることができたことを、僕は誇りに思います。将来また僕の元に来るZに出会えることを、楽しみにしています。
Posted at 2016/04/05 01:05:39 | |
トラックバック(0) |
愛車 | 日記