987の指定空気圧の話 
| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
 初級 |
| 作業時間 |
30分以内 |
1
最近のタイヤはエクストラロード規格が主流。987ケイマンが新車販売されていた時期(2005年〜2012年)は、ちょうどスタンダード規格とXL規格が混在していた過渡期にあたるのでラベルの指定圧を見直して見ることに…。
(個人的には極端なセッティングにしなければ好みの空気圧で全然問題ないと思ってます。)
自分の車は19インチホイールなので他の人の参考に全然ならない備忘録です。
改めて見直してみることに
1. 純正の指定値(19インチ装着車)
車体に貼ってあるラベル
(パーツ番号:987.701.287.35)
19インチの場合、冷間時の数値は以下の通りです。
• フロント(235/35 ZR 19): 2.2 bar (220 kPa)
• リア(265/35 ZR 19): 2.5 bar (250 kPa)
※987はインチ数によって指定圧が大きく変わるので注意。
2. 「XL(エクストラロード)規格」
最近のタイヤは、ほぼすべてが「XL(エクストラロード)規格」。「スタンダード規格(STD)よりも高い空気圧を充填することで、同じ荷重を支えられる」という設計になっています。
★フロント指定通りor 0.1bar上げ。
2.3 bar (230 kPa)
987の純正指定(2.2 bar)は、当時のスタンダード規格(LI 87/負荷能力 約490kg)
を前提としています。
現在主流のXL規格で同じLI のタイヤを装着して2.2 barのまま走ると、実はタイヤの負荷能力が不足してしまいます。
現在主流のLI 91のタイヤだと2.2bar負荷能力495kgで純正指定と同等の荷重能力を確保できてます。数値上は 5kg 上回っていますが、XL規格はタイヤの構造(ケース剛性)を保つために高い内圧を必要とする特性あるので気持ち若干UP。
0.2くらいあげても良さそう。
★リアは指定通りでOK
2.5bar (250 kPa)
リアの指定は 265/35 ZR 19 (94Y) 。
このサイズは、多くのタイヤメーカーにおいて元々「XL規格」として設計されていることが一般的。
(画像内の18インチの項目に「XL」の表記があることからも推察されます)。
したがって、リアに関してはラベル通りの 2.5 bar でXL規格としての性能が担保されている可能性が高い。乗り心地とのバランスで 2.5 が妥当。
先に述べたように987ケイマンが新車販売されてた当時はスタンダード規格とXL規格が混在する過渡期でした。
ラベルで18インチが「91Y」のスタンダード指定に対し、19インチが「87Y/94Y」と低めのLI(荷重指数)でありながら高い空気圧を指定しているのは、メーカーが19インチの薄いタイヤを保護するために、XL規格的な高圧充填を前提にセッティングを組んだ結果でしょう。
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日本国内のメーカー(ブリヂストンやヨコハマなど)も、2000年代半ばからJATMA(日本自動車タイヤ協会)規格に加えて、欧州基準のXL規格を併記・採用するようになりました。現行の欧州スポーツカー向けの18インチ以上のタイヤは、ほぼすべてがXL規格に置き換わっています。几帳面な日本人らしく規定の数字を守ろうとするとさらにJATMAや ETRTO規格の壁にぶち当たります。
この辺まで来ると、もう空気圧なんてなんでも良くない?
と思って来ます…。
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なんでまた今更な備忘録書いたかと言うと、
PS4Sのリアタイヤが2万kmで天寿を全うしました…。内側はもう溝無くなってました。
KWのサスも入っているので、次は少し逃がす方向のセッティングでタイヤを物色中…。
それにしてもこの10年のタイヤの進化は凄いですね…。
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