目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
純正サイドマーカに車検対応のLEDバルブを埋め込みました。後期形307のサイドマーカはオレンジのバルブが見えているタイプです。 バルブの交換ができず、タマ切れすればユニットごと交換となります。
オレンジを消してクリアにしたい、タマ切れの心配をしたくない、という2点を解決する為にLED化を行いました。
(2018/11/10再編集)
2
汎用の車検対応と書かれた「LEDサイドマーカー」を使いました。T10ウェッジ球と差し替えるタイプです。
発光色が車検規定範囲内に収まっているという証明書も付属しているので、車検証ファイルに入れておくことにしました。
右上の写真は純正サイドマーカです。オレンジのバルブが見えています。車両前方へ押しながら、押している方を手前に起こすと外れます。
サイドマーカのコネクタを外します。車両から出ている配線がフェンダーの中に入ってしまわないように、洗濯ばさみなどでクリップしておきます。写真は車両右側です。左側はこれより短く、あまり引き出せませんでした。
サイドマーカの裏側は写真の通りで、バルブが外せる構造にはなっていません。赤い線のところで切断してバルブを取り出します。根元の太いところで切断しなければ中のバルブは抜けません。バネになっている部分を残すように切ります。
3
切断にはヒートカッターを使いました。半田ごての先にナイフが付いているものです。これで樹脂を溶かしながら切断します。中のバルブを割らないように、まわりを切断します。レンズなどを溶かさないように注意しましょう。
中にはT10のオレンジバルブが入っています。バルブを抜いて、LEDバルブと差し替えます
4
車両のコネクタにつないでLEDバルブの極性を確認します。ハザードを付けて点灯を確認します。点灯しない場合はLEDバルブの端子が逆になるよう差し替えます。点灯を確認したら、マジックでLEDバルブとソケットの両方にしるしを付けておきましょう。後の作業でLEDバルブを抜いた場合でも、しるしを付けておくと点灯する向きが分かります。
LEDバルブをサイドマーカ本体に入れます。このLEDバルブは頭の径がΦ12でした。そのままではサイドマーカ内側のリブ(写真の赤丸部分)がじゃまになります。このリブをヒートカッターで切り取ります。とけたてはみ出した樹脂も切り取ってきれいにしておきます。
LEDバルブの頭が入るサイズになったら、本体側とソケット側の接合面も平らに削ります。
このLEDバルブはT10球よりも背が低かったので、このままでは奥に入りすぎています。LEDバルブの頭がもう少し出るように、ソケット側を削りました。良い高さになればソケット側とサイドマーカ本体を接着します。
5
ソケット側とサイドマーカ本体をそのまま接着したのでは強度が心配です。補強の為にΦ19のアルミパイプを使用しました。厚みが1mmで内径がΦ17です。
アルミパイプを長さ10mm程度に切断します。切断には金ノコを使いました。アルミはやわらかいので簡単に切断できます。
バネ部分を避けるために写真の赤い部分を切断します。
6
サイドマーカの根元にC字になったアルミパイプをはめて、そこにソケット側をはめます。サイドマーカの根元はΦ17.5mm、アルミパイプ内径はΦ17なのでC字に切るとちょうどはさまります。この状態で周囲をエポキシ系接着剤でかためます。
主剤と硬化剤を混ぜるタイプだと、空気と触れていない部分でもしっかり固まることが期待できます。車に使うものなので、耐振動性に優れたものが良いでしょう。
サイドマーカ本体とソケット側に接着剤を付けたあと、周囲にも接着剤を充填します。水が入らないように、アルミパイプの周囲にもコーキングとして接着剤を塗ります。
7
接着剤が硬化したら、コネクタをつないでサイドマーカを取り付けます。
車検対応で証明書付きのものを使ったので、昼間でも十分確認できる明るさでした。
作ってから、暗かったとなれば、手戻りが大変なので確実なモノを選んで正解でした。
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