吸気フィルターの交換

吸気フィルターを交換しました。
プジョー正規ディーラーで売られているEUROREPARのフィルターです。
使用工具はトルクスT25サイズのビットとそれを回すラチェットのみです。

走行44,015kmで初回交換です。
エンジンは1.2Lガソリンエンジンです。

エンジンのカバーを外すと、フィルターのカバーとそこにつながるダクトが見えます。
カバーは上に引き上げると外れます。

カバーからダクトを抜きます。軽くささっているだけなので、手前に引くと外れます。

カバーに向かって左側にある留め具を外します。

カバー手前側にあるT25のトルクスねじ2本を、ビットラチェットなどで外します。
ねじの真上は樹脂のパーツがあるので、長いドライバーなどは使えず、写真のようなビットラチェットで外します。

カバーの手前を持ち上げてから、手前に引くと外れます。奥側は差し込みになっています。

カバーにはセンサーの線が付いているので、カバーを180°回して、線がつながったままで手前側に置きます。
この時、エンジンカバーを固定する突起がじゃまをするので、カバーを持ち上げるなどして突起をかわします。

既存のフィルターを持ち上げて外します。
横長のフィルターを外すと、左側にスポンジがあるのでそれも引き上げます。
ゴミがある場合は取り除いておきます。
交換するフィルターは予め近くに置いておくと交換がスムーズです。

スポンジを新しいものに差し替えて、フィルターを取り付けます。

フィルターカバーを元に戻します。
フィルターカバーの奥側は、右上写真に赤色矢印で示す穴に刺します。

フィルターカバーの内側にある突起が、フィルターの内側にはまる事を確認して押さえ込みます。
新しいフィルターはクッション部分に弾力があるので、フィルターカバーを押さえるながらトルクスねじ2本を締めます。

向かって左奥の留め具をかけて、ダクトをカバーに差し込みにます。

留め具、トルクスねじ2本、ダクト、が元通りに付いている事を確認してエンジンカバーを付ければ完成です。

新旧のフィルターとスポンジの比較写真です。
フィルターは汚れているだけですが、スポンジは劣化しているように見えます。クルマの製造時期（FAB-No.から計算）から約5年経った状態です。
スポンジは古くなるとボロボロになってしまうので、長く使い過ぎるのは良くないですね。