
NEOさんは、日本に来る前、韓国にいた頃は運転免許こそ持っていたものの、ほとんど運転することはなかった。
いわゆるペーパードライバーである。
日本で生活を始めてから車を運転するようになり、最初に乗った車が日産マーチだった。
その後も乗り継いだのは、マーチ、マーチ、そしてまたマーチ。
3台続けてマーチ。
NEOさんにとって、「車」といえばマーチだった。
もちろん、免許はオートマ限定。
そんなNEOさんが初めてマーチ以外の車に乗り換えることになった。
そこでHさんに相談し、選んだのがスズキ・SX4だった。
搭載されていたのは1500cc自然吸気エンジン。
見晴らしの良い運転席。
取り回しのしやすいボディサイズ。
派手さはないが、とても扱いやすく、NEOさんもすぐに気に入ってくれた。
そして、このSX4には私たち夫婦にとって忘れられない思い出がある。
全国各地への出張である。
北海道から九州まで。
仕事で日本中を走り回るたびに、このSX4が私たちを運んでくれた。
長距離でも疲れにくく、高速道路でも安定した走りを見せてくれる。
私たち夫婦にとって、まさに仕事の相棒だった。
約4年間で走行距離は約8万km。
その間、故障は一度もなかった。
本当によくできた車だった。
ちょうどその頃、Hさんから、
「今なら下取り価格もいいですよ。」
と提案を受けた。
査定額も予想以上によく、このタイミングで乗り換えることを決めた。
次に選んだのも、やはりスズキだった。
SX4 S-CROSS(エスクロス)。
日本では珍しい、ハンガリーのスズキ工場で生産された輸入モデルである。
搭載されていたのは、1600cc自然吸気エンジン。
そして私たちは、フルタイム4WDを選んだ。
全国を仕事で走る私たちにとって、この4WDは大きな安心につながった。
特に冬の北陸方面への出張では、その性能を何度も実感した。
雪道でも安定して走り、安心して目的地までたどり着ける。
高速道路での直進安定性も高く、長距離移動では本当に頼もしい一台だった。
そして、このエスクロスも故障は一度もなかった。
振り返ってみると、この二台は私の愛車というより、NEOさんの相棒だった。
日本で運転を覚え、初めてマーチ以外の車として選んだSX4。
そして、その後を引き継いだエスクロス。
毎日の通勤や買い物。
夫婦で全国を走り回った出張。
そして休日のドライブ。
いつもその隣には、この二台のスズキ車があった。
派手さや高級感ではない。
故障することなく、必要な時に必ず応えてくれる。
そんな車づくりを27年間見てきたからこそ、私はスズキ車を心から信頼している。
今でもこの二台の写真を見るたびに、
夫婦で全国を走り回った日々が懐かしく思い出される。
私にとって、この二台は「NEOさんの相棒」なのである。
Posted at 2026/07/05 09:22:02 | |
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