
買ってから約2年(当時)、大きなトラブルもなく乗ってきたノヴァですがここにきて307ciの非力さが気になり始めていました。
初代カマロと3代目ノヴァといえば名機350ciを筆頭に327ciや396ci BBCといったSSパッケージのハイパワーエンジンが人気ですが、ノヴァは本来サブコンパクトに分類される至って普通の車です。
速くてカッコいい車を求めていた購買層のほとんどがカマロを選択したこともあり、新車当時のノヴァSSは売り上げが芳しくありませんでした。
当時の売れ筋は250ci直列6気筒の4ドアセダンと307ci V型8気筒の2ドアクーペで、自分のノヴァは後者になります。
307ci V8は排気量こそカマロZ/28で有名なトランザムレース用の302ciに近い数値ですが、実用車のV8エンジンであったためパワー志向ではなく、お世辞にも速いとは言えません。
製造から50年が経った今となっては出足はタクシーについていくのがやっと、高速域でもパワー不足で加速が鈍く、非力なエンジンをぶん回して走るのでただでさえ悪い燃費がさらに悪くなります。
元々は1970/1971年式プリムス バラクーダが欲しかった自分ですが、バラクーダの市場価格がここ数年でさらに高騰してしまったこともあり、ノヴァを手放したところでとても手に入るものではありません。
そこでエンジンスワップをするという一大決心をしたのですが、これが長い長い道のりになるとはこの時思いもしませんでした…。
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2023/03/26 16:12:44