LLC廃棄 猫砂の活用
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
LLCの交換をしたときに、その廃液をどう処分するかは悩ましいことです。毒性のあるエチレングリコールが含まれているので、そのまま下水等に廃水するのは自然環境に良くありません。私も以前は大雨が降った日を狙って流していましたが、環境意識が高まった昨今では問題ありです。そこでネット上でも活用報告のある猫砂を試してみることにしました。今回はたまたま入手したカインズの「おからのネコ砂」とKYKの「らくらくスーパークーラント」(新液)です。
2
LLC:猫砂 の比率をどのくらいにしたらよいかが分からないので、とりあえず1:1にしてみました。LLC150mLと猫砂150mLを測って入れてみました。LLCは約50%濃度の状態です。入れた直後はLLCの中に猫砂が混ざっている状態でしたが・・・
3
数分すると猫砂が吸着して、傾けてもLLCが出てこなくなりました。ただ、この時点ではまだ猫砂がベチャベチャ状態でしたが、次第にパサパサ状態に近づいていきました。
4
念のため、さらに猫砂を75mLを追加してLLC:猫砂=1:1.5にしてみました。しばらく置いてから混ぜてみたのですが、猫砂の形が完全に崩れ、追加した分はあまり吸着した様子もなく元の形状を保っていました。充分に可燃ごみで出せる状態です。
5
試しにLLCを約33%に薄めて150mL用意し、猫砂200mLと混ぜてみたところ、やはり同じような状態になりました。
6
以上のことから、今回使ったカインズのおから猫砂に関して言うならば、LLCとほぼ同量の猫砂で処理できそうです。不安な場合は猫砂を少し多めにするか、天日干しをして乾燥させればよさそうです。できるだけパサパサ状態にするべきでしょう。
以前、Newsorb (ニューゾーブ)という吸水性樹脂を使ったことがありますが、これはLLC:樹脂=10:1くらいでしたが、それでも少しベチャベチャ感が残りました。この樹脂ではLLC1L処分するのに、約160円かかる計算になります。一方今回の猫砂では、LLC:猫砂=1:1とすれば、LLC1L処分するのに、約80円で済む計算になります。しかもほぼパサパサ状態に近くなるので、この猫砂のほうがよさそうに思います。
7
今回使ったのは、カインズの「おからのネコ砂」でした。市場にはいろいろな材質の猫砂が出回っているので、その一例として参考にしていただければ幸いです。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク