ホイールは軽くるだけじゃダメなのよ

先日、BMWの24ヶ月点検を受けましたが

その時、純正ホイールに戻しました（涙）

もちろん交換作業は自分でやったんですが

やっぱ、鍛造ホイールは軽い！

昔から、バネ下重量（ホイールとタイヤの重量）を1kg軽くすると最大約15kg（約15倍）の軽量化に相当すると聞きます・・・

けど、ホンマかいな！？って素人としては思うわけです！

だって、毎回車に乗る度にプロレーサーみたいに五感を研ぎ澄まして運転するわじゃないので（笑）

でも、せっかくの機会なので「純正ホイール&RFT」と「鍛造ホイール&ラジアルタイヤ」の重量比較をしてみました♪


純正ホイール&RFT：フロント→27.3kg！



ちなみにサイズ比較をすると・・・

【純正】

フロント：8.5J×19　245/40R19　　→　27.3kg

リ　　ア：9.0J×19　275/35R19　　→　29.3kg

【鍛造】　　　　

フロント： 9.0J×20　245/35R20　　→　24.3kg　

リ　　ア：10.0J×20　275/30R20　　→　26.1kg


19→20へとインチアップしているにもかかわらず、1本につき約3kgの軽量化！！

やっぱ鍛造ホイール＆ラジアルタイヤって軽いのね♪

先の理論に当てはめれば・・・

3kg×4×15倍=180kg！の軽量化した事になります！

話し半分としても90kgでこちらの方一人分に相当するので（爆）

パワーの無い523iでは、ゼロ発進は確かに軽くなったように感じます♪

でも、バネ下重量の軽量化＝ホイールの軽量化としたら

メリットばっかりなんでしょうか？

よく言われるのは、乗り心地が良くなる！燃費が良くなる！ってのをよく聞きます・・・

まぁ燃費は乗り方にもよるので今回は置いておいて（笑）

乗り心地の視点ではどうか？

答えは・・・

単に軽量ホイールを履くだけじゃ乗り心地は悪くなる！！


じゃ、なぜそう思うのか？

私の場合、「純正ホイール&RFT」でKWの車高調を組み、とあるショップでセッティングしてもらい800kmほど乗りました♪


この時はKWのセッティングも決まり、ノーマルよりも格段に乗り心地が良くなりました！


けど・・・


KWのセッティングが同じまま「鍛造ホイール&ラジアルタイヤ」に交換したら、フロントが特にバタバタして乗り心地が極端に悪化したんですね・・・

この時は乗り心地が悪化するなんて予想もしないで、鍛造の軽量ホイールを入れるから、さらに乗り心地が良くなると思ってました・・・

それで、再びショップでKWの減衰力の調整をしてもらって、満足のいく乗り心地になりました♪



昔と違って、純正ホイールやメーカーオプションのホイールは格段に高性能になって、最適な乗り心地や走行性能を出せるように足回りをセッティングしているんでしょうね・・・

みん友さんでレクサスLS600hにノーマルのエアサス足のまま、BBSの20インチジュラ鍛造＆ミシュランを履きましたが乗り心地が悪化したと嘆いてました・・・

まさに、バネ下重量が急激に変わるとメーカーのセッティングが活きなくなる可能性があるという見本ですね♪

良いパーツ、高いパーツを買えばフラシーボ効果でメリットばっかり追いかけがちですが、デメリットもしっかり把握してカスタムあるいはセッティングしないともったいないですね♪

と言う事で・・・

色々と勉強になった24ヶ月点検でした♪（笑）