目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
輸入品の安価なヘッドレストモニター装着しましたが、初心者でもありノイズ対策に苦労しました。
一段落ついたので、整備手帳にアップです。
まずは、現在の装着画像から。
9インチモニターは綺麗ですが、顔と画面の距離がやや近く、少々疲れます。いつもセカンドシートはめいっぱい下げて、背もたれをやや倒して、スーパーリラックスしながら、子供たちは鑑賞しています。枕が大き目ですが、前方の視野を妨げるほどではありません。
2
純正MOPナビの画像入出力端子を取り出すために、マツダ純正の外部接続用コードと中間コードを入手しました。
これに関しては、23Cベーシックさん、NoWフィールド23Tさん他の皆さんの整備手帳を参考にしました。純正品を使わない23CSPブラックさんの整備手帳も非常に参考になりました。先人方の教えに従って、順調に作業が進みました。
3
モニターに選んだのは、ノーブランド9インチモニターセット。内容は、パーツレビューを参照下さい。
最初は、ヒューズボックスのシガーライターヒューズから電源をとって、まとめて分岐させました。
ここからが苦労の始まりです。
子どもを乗せてテスト走行すると、テレビ、DVD ともに、走行中の一時的な暗転を生じることが頻回でした。
販売業者に連絡し、
「映像を分配する分配器ではなく、映像信号を伝達するRCAケーブルにより抵抗が均一でなく」、「RCAケーブル交換しても症状出るようでしたら、分配器交換可能」
との返事をもらい、RCAケーブルを市販品に変更しました。しかし、走行中の一時的な暗転現象は再発します。
アースも疑って、ヤワだったアース線を太い新しい配線に換えたところ、暗転現象の頻度が減少しました。これで解決かと思ったのですが、翌日には走行中の一時的な暗転現象は再発。
写真は、現在の室内ヒューズボックス周囲です。(シガーライターヒューズからリレーへのスイッチ電源を確保しています。)
4
次に、市販RCAケーブル(ビクターの24金メッキ2重シールド75ΩLC-OFC同軸線 VX-120E)を使って、純正中間ハーネス(カーナビ出力端子)から、片方のモニターのRCA端子のみに、直接接続してみました。この状態で、走行中の一時的な暗転現象は改善したように見えました。
これは、分配器が怪しいと考え、販売業者に連絡すると、快く新品の分配器を送ってくれました。(あとで、不要な方をメール便で送るように指示されました。送料は業者持ち。)
分配器を交換しましたが、症状再発です。再び、市販RCAケーブルをつかて、純正中間ハーネスから、片方のモニターのRCA端子のみに、直接接続してみましたが、10分ほど走行したところで、走行中の一時的な暗転現象を起こすようになりました。
写真は、一時的に2個あった分配器です。現在両方とも使ってません。業者さんごめんなさい。
5
事実を連絡すると、販売業者さんからは非難されることもなく、
「左右モニターの電源、及び分配器の電源を同じ場所から取ると、電気干渉起こしやすいので、同じ場所で取られた場合、別々に取って、様子を見るように」指示されました。
ヒューズボックスのパワーリフトゲート(まきプーさんの整備手帳と同じ)ヒューズからの電源を追加し、分配器と、ヘッドレストモニターの電源を分けてみました。この段階で、モニター動作はかなり安定してきました。それでも時々暗転します。バッ直電源を取ろうとこの時には決心していました。
画像は、室内に侵入する配線を通しているところです。ゴムを外してワイヤーハンガーを切った針金を通してます。(続きは次の写真で) 純正ケーブルの束に合わせた向きに、無理なく針金を進め、ある程度進んだところで、車内側から、それらしき所へ手入れて探ると針金を引き出せました。
電源やアース線をいろいろ変更してみて悩んでいるところに、Michioさんからブログへのコメントを頂きました。「DVD再生時は問題なく、アナログテレビ表示で外国産ヘッドレストモニターの表示が不安定なのは、アナログテレビ信号強度が国内仕様と、外国仕様で異なるためらしい」「ワンセグテレビの信号ではモニター表示が安定する」との情報です。(詳細はブログコメントを参照下さい)
6
モニターノイズが強いので、電源強化は良策と考え、バッ直電源を確保しました。
車内への引き込みに一工夫が必要ですが、まきプーさん、spider-wingさん、けいそうさん他、みんカラの皆さんの整備記録を参考にさせていただき、初めて憧れのバッ直電源を確保出来ました。
写真は、針金をガイドに配線を勧めている最中です。
バッ直電源とRCAケーブルを片方のヘッドレストモニターに接続すると、エンジンONで生じるノイズがかなり低減されました。ACCオンからエンジンONに切り替えても、それほどノイズは入りません。
7
常時ONだと、電源のオンオフ管理が大変だし、ちょっとした油断で最悪バッテリーが上がってしまうので、写真のリレーとスイッチを付けました。
4極リレーもLED付きのスイッチも初めてでしたが、LEDスイッチの説明書に接続法が詳しく記載されており、LED保護用のダイオードまで附属していました。ギボシ加工さえ出来れば容易な作業です。むしろ、バージョンアップする度に、バッテリーのマイナス端子をはずしたので、MPVの電気装備の初期化を繰り返すのが大変でした。とりあえず、エアコンユニット下にスイッチを入れてますが、今後、パネルのどこかへ穴開けして綺麗に取り付けたいです。
8
最後の切り札に、ビデオ信号分配器を国産(オーディオテクニカ ビデオデバイダー AT-VDS16)に変更しました。
ヘッドレストモニターのノイズはかなり低減されました。配線を整理して電源をすべてバッ直にしたせいか、まだ少々横縞がありますが、子どもたちも納得するレベルです。(9インチモニターを近くから見ると、見え過ぎちゃって困る状態です)
テスト期間が短いですが、アナログテレビでの一時的暗転はまだ生じます。これで、Michioさんのコメントの状態にようやく追いついた状態です。
テレビ電波が受信不良の時には、ヘッドレストモニターの電源スイッチをオンにすると、純正ナビのノイズも含め増悪します。長距離ドライブではテレビをあまり見ないので、DVDが綺麗に見られたら不満はありません。アナログ地上波放送が終わるまでには、地デジチューナーを取り付ける予定です。そのとき、附属の格安分配器は再度活躍してくれることでしょう。(純正ナビの外部入力画像は、出力端子へは表示されないので、別個に分配器で地デジ信号を分配して切り替えるつもりです)
後日記:
地デジ対応化について:
http://minkara.carview.co.jp/userid/250765/car/143650/1550094/note.aspx
ブログのシリーズ編: ヘッドレストモニター装着完了への道は、↓の関連ページURLへ
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