目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
ちまちました整備が続きます。
前回ガスチャージをしたのは10年ぐらい前でしょうか。打合せの時間まで間があったので、代官山のオートバックスで時間を潰すためにやった覚えがあります。
「古い車なのでエアコンが壊れても責任は取りません」という訳の分からない承諾書まで書かされた気がします。そんなんだったら自分でやるわ、アホかと思うのが普通ですよね。やり方を知っていたら。
でもその頃の自分には知識がありませんでした。
2
その時のバカバカしい値段に涙も冷え冷え、雪辱とばかりに今回はセルフで。ラジエターとサーモスタットを交換したその日の夕方にやりました。ラジエター暖気&エア抜きもかねて、近くの広い公園の駐車場へ。取い出したるはアストロプロダクツ謹製簡易ガスチャージホース。
3
用意したのはエアコンオイル30mlとR134aガス200g各一本。冷媒の年間漏れ量を10~20gとして10年。たぶん足りるはず。夏日は辛いものの、まだそこそこエアコンは効いています。
最初にエアコンオイルを。逆さまにした缶が一瞬冷たくなったと思ったら、もうカラになって冷たくなくなりました。別にコンプレッサーの音が変わったりはしなかったので、不要だったでしょうかね。
4
次いでガスを。一瞬だけ高圧になったものの、缶が冷えて、ジワジワと圧が下がっていきます…
窓の泡は相変わらず真っ白です。
5分ぐらいエンジンを回し続けていたら、排ガスがこちらに流れてきてだんだん気分が悪くなってきました。ちょっと風向きを読み違えました。泡はぼちぼち減ってきました。こちらの缶は間違っても逆さまにしてはいけません。のんびり時間をかけて気化したガスを送り込みます。
5
8分、だんだん泡がまばらに。
10分、ほぼ泡が消えました。
缶は底の方がちょっと冷たいぐらい、振っても手が冷たくならないのでほぼ200gがカラに。前回とほぼ同量。
整備書によると、エアコンを切るとサイトグラス内が泡立って、しばらくして透明になるのが適正ガス量だそうです。止めるとちゃんと泡立ったので、適正だと思われます。イエイ。
6
アワが消えたのに圧は最初より下がりました。ここで表示されてきたのは、低圧側とこのガス缶との関係なので、それが正解。でも最終的には結構ギリギリ。(※追記 後日修理書を見たら、エンジン1500回転で内気循環フルパワー冷房状態、ドア全開で気温30度・基準値0.15-0.25MPa(21.8-36.3psi)(低圧側)とあったので、これでバッチリでした。)
で、エアコンめっちゃ冷えました。窓全開でエアコン吹き出し口の前に置いていたペットボトルに水滴が付いてます。これで今年の夏は稲川淳二の怪談名作集のCDも不要です。持ってないけど。
これでドライブしてキャンプして大切なもの無くしたり(©星野みちる)する準備も万全です。
7
余談ですが、70系R12時代の冷媒ガス全量は850g、オイル量は200gらしいですが、R134aにレトロフィットする場合は冷媒はその8割が規定とか。最初からR134aの場合はどのぐらいなんでしょうね。
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そういやオレこんな高機能機持ってたわ、と思い出し、後日、吹き出し口にサーミスタ突っ込んでの温度測定。1500回転で6℃。まあこんなもんか。アイドリングだと8℃ぐらい。どっかのクレスタが「ガスチャージやってみた」動画で4℃台出してたからちょっと期待したんですが。
エバボレータにフィルタが付いてないこの19万キロ走行車、どうなってるのかちょっと見たくないんですよね。
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