消耗パーツ交換
目的
修理・故障・メンテナンス
作業
DIY
難易度
中級
作業時間
12時間以内
1
通勤用に中古購入して早1年、いよいよブレーキ周りやらシフト周りの劣化が見られたので、漸く交換しようと重い腰を上げました。※この画像は、去年の10月に撮影したものです。
2
とりあえずカセットスプロケだけは去年のうちに交換したのですが、このチェーンリング選びにはかなりの時間を要しました。フロントシングルなので、チェーンガードついてようが何しようが、チェーンの脱落を起こすんです。オートバイでは考えられない程に。
スプロケの清掃である程度防げるのですが、最近知ったのが、「ナローワイド」というチェーンリング。
通常のチェーンリングは、薄歯か厚歯かのどちらかなのですが、ナローワイドというのは薄歯と厚歯が交互に並んでおり、チェーンリングによく噛み込む為、チェーン脱落の確率をある程度防げるらしい代物。但し、フロントシングルでのみ使用可能なのだとか。
今回そのナローワイドを色々探ったのですが、チャリのパーツってぼったくり過ぎでしょ!どいつもこいつも笑
このチェーンリングは比較的安い方なのですが、5000円以上します。そしてクランクも結構前に中古で5000円で購入したものを一緒に交換。
この「BREV.M」ロゴ入りクランクはピストバイク向けに出てる物なのですが、何を隠そう元々着いていたものと全く性能差がありません…
台湾製LASCO CF12というクランクで、10万円以下の安いクロスバイクによく着いてるやつらしく、このロゴプリントの為だけに5000円出しました!
更にこのクランク交換の為だけに、コッタレスクランク抜きという特殊工具が必要で、1000円ちょっとします。
チェーンリングとクランク交換の所要時間、仕事帰りの2時間。疲れたし暗くなってきたので8日の作業は終了。初めてなので、クランク抜きに結構苦戦しました。
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クランク抜きから日を改めて9日の日曜日、雨と晴れを繰り返す微妙な天気の中で作業。
お次はブレーキ周り一式交換。
ブレーキレバーは、恐らく新車時からの色褪せ見窄らしくなった「TEKTRO RX1.0」という台湾メーカーものが着いていました。
新たなレバーは、SHIMANO BL-R3000。通称SORAグレード。
一緒に写ってるシフターが今回交換した「SHIMANO SL-R3000 9S」。リアディレイラーも最新のSHIMANO SORAに交換する為、ネットでリアディレイラーだけで販売してるのを見つけて購入。
因みにリアディレイラーは元々SORAの旧型が着いていたのですが、何故かシフターは(価格を抑える為?)、SL-R440(かなり旧型のTIAGRAグレード)が着いていました。SORAより高いのか安いのか不明。
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元々着いていたのは台湾製だか中国製だか、私のクロスバイクと同製品のとあるページには、「Zhang Star 」というメーカーの製品が着いてるとか書かれてるが、よく見るとメーカー名は何も書いてないし、ツァンスター?とかいうメーカーすらネットで検索ヒットしない始末。正体不明のキャリパーブレーキの性能面は、可もなく不可もなく…多少の下り坂なら普通に止まる。
本来ならここもSORAグレードで統一したいところだったのですが、防犯登録して頂いた自転車屋さんに、「SORAのブレーキキャリパーは、クロスバイクよりリムの細いロードバイク向け設計の為、使えるかどうかわからない」と言われ、互換性のある「SHIMANO BR-R451」を購入。
このブレーキ周りの交換は、愛車SRでの経験が役に立ちましたよ!パーツを見るだけで原理が解るので、細かい調整がありつつも前後2時間で交換完了。
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同じくリアのブレーキキャリパーも交換。
お値段はレバーが左右で2400円(ケーブル付き)。フロントキャリパー3200円、リア3485円。
補足:レバーはSHIMANO NEWsuperSLRという最新技術採用で、少ない力で強いブレーキングが可能な製品らしい。対してBR-R451は、旧superSLR技術の商品の為、実質本来の85%程度のブレーキ力になってしまうらしいが、ツァンスター?のやつよりも効いてるかも?
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今回のメインイベント!苦戦が予想されたので、自分でやるつもりはなかったのですが、ここまでDIYでやれた勢いに乗って手を出しちゃいました。
旧型RD-3500-SSから、RD-R3000-SSへ。SSというのは、プーリーのアームがショートゲージという事。スプロケをある程度大きくする場合は、ロングゲージのGSにしなければならないっぽい。
案の定、取り付け自体は30分も掛からずにできたのですが…調整に果てしない時間を割きました。
途中で雨降ってくるし、2回程作業中断したので所要時間は不明ですが、シフターワイヤーの引き具合やらプーリーの通り出しやらわけわからんので途中からネットで調整方法見ながらやったけど、5〜6時間は掛かったのかも。
お値段はシフターがリア9速単体価格で割高なのか5425円、ディレイラーが3133円。ディレイラーは造りの複雑さと作業の労力考えたら割安か?
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おまけ作業。
ステムのバーハン固定ボルトの塗装剥げと錆が気になってたので、計6本をチタン製に交換。1本430円也。安い!(金銭感覚崩壊)
以上、2010年代前半リリースで最早カタログ落ちのイタリアメーカークロスバイク(台湾製)に、安いアジア製クロスバイクが買えちゃうほどの金を掛けた、自己満足と改修カスタム第一弾でした。
満足と安全はお金で買えます!
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