
世間はコロナウイルス🦠で大変な状況ですね。このままだと大変な不景気になって失業者が増えてしまうような、、、。
さて、暗い話ばかりでもよく無いですしこの度納車されてから1カ月。
CBR650R(RH03)。前作のCBR650Fからの後継機です。

異形ヘッドライトが特徴的すね。リターンや初心者にも乗りやすいてな訳で割かし長いモデルでした。
基本設計はこのFを継承していますが、随所を刷新して新たに作ったのがCBR650R。コンセプトは『Rを堪能する』。F(ファンライド)→R(スポーツ)へと名前を変えたCB &CBR650R。
1カ月、2300km(走りすぎ笑)乗り回したので一応レビューでもしてみましょう(・∀・)

まずCBR650Rはご存知かと思いますが直4。現在ミドルクラスでSS系(ZX6RやR6)を除いて新車販売されている4気筒フルカウルはCBR650Rしかありません。2気筒や3気筒が主流ですかね(^^)
4気筒ならではのサウンドはやっぱり官能的で、聞くだけでトロけそうですw

2017年だったかな?排気音が規制緩和されたらしく、650Fよりも排気音が大きくなっています。
マフラー出口が上方向を向いているのはライダーが排気音を楽しめるようにらしい^ ^
確かに、走行中は排気音が随時聞こえて心地良い。

650Rの最大の変更点の一つ。倒立フォーク❗️SHOWA製の倒立フォークは素晴らしくしなやかで張り付くよう。何より見た目がもうかっこいいすね^ ^
タンクは15L。ここはFに比べると容量ダウンです。軽量化の為なんで仕方ないすね、F→Rへとホンダが振った証です。
ライト下に設置されているダクトはラムエアダクト。
ネイキッドのCB650Rとの明確な差はここですね。
このラムエアダクト、スーパースポーツにはよく採用されており高速域での伸びが違うらしいですが乗り比べていないのでわかりかねますw

ハンドルはトップブリッジ下にセット。SSに比べると緩やかですが、やる気にさせてくれるポジションです(^^)
メーター及び灯火類は全てLED。個人的にタコメーターはデジタルであってもアナログチックなこの表示が好きなのでGOOD❗️昼はちょっと見えにくいかな?

リアもフルLED。

ヘッドライトも二眼式のLED。灯火類で変えたいところはありません。
さて、実際に乗ってからのインプレをしろよ❗️みたいな声が聞こえてきそうなのでw

実際に跨ってみるとトップブリッジ下にハンドルがあるので結構前傾姿勢です。スポーツに振ったモデルだけありますね(^^)
足つきは173cmの僕でほぼべったり。足つきは良好で立ちゴケのリスクも少ないですね❗️

CBR650Rにはスリッパークラッチが搭載されているのでクラッチレバーがめちゃくちゃ軽い❗️250Rと同等か以下の軽さです。
大型とはいえ、発進はクラッチ繋ぐだけ〜とはいかず荒くスパッと繋ぐとエンストします。丁寧に繋ぐか、すこーしスロットルを開けた方がスムーズに発進出来ますね^ ^
『クラッチ繋ぐだけでするする〜と発進して行く〜❗️』みたいなのが欲しい方はビッグネイキッドとかの1300なり1500なんかを買いましょう( ̄▽ ̄)

走り出しから感じるのは滑らかさ。とにかく滑らか、ウルトラスムーズ。なんつーか滑る様に走り出します。まるでスケートリンクを滑るような感じ。
4気筒ならではですが、他社に比べてもホンダの4気筒は滑らかさが際立っていますね(^ ^)荒々しさが全く無い。
スタートこそ少しだけ気を使うけど走り出せばトルクがあるので低速域も楽々。特にびっくりしたのが4速で低速域(30kmくらい)でもノッキング無しでスムーズに加速出来る事。
これ、なかなか出来るのは少ないんすよね、CBR650Rはノッキングしたりガクガクしたりがまず無いので非常〜に乗りやすい❗️
エンジン性能・・・走り出しから感じるのは扱いやすさ。感覚的にはCB400SFのような感じ。もちろんCB400SFよりもパワーもトルクがあるから余裕はしっかりあるけどね。
4000回転まではほんとに400ccみたいで良い意味で穏やかで、乗りやすい。
しかし、乗りやすいからって侮ると、、、やっぱり大型だなと感じるのは中高回転域。

6000回転から上はもう、排気音も加速も段違い❗️特に8000回転を超えた時の二次曲線的な加速はスロットルを戻したくなりますwスーパースポーツはもっとなんだろうけど、僕にはこれでも十分です。
ちなみに12,000回転まで回せるけど、まだ回した事は無いですね。10,000回転でスロットルを戻しちゃいます( ̄∀ ̄)
特に高速を走った時にアドバンテージをビンビンに感じます。排気音と合わさって伏せたくなる病になりますな。250Rだと振動と回転数の高さで疲労が出るけど、650Rだと回転数は低いし振動が無いので高速は楽ちん❗️
ちなみに国内仕様のCBR600RRよりもパワーもトルクもあるので速いらしい、、、です。知らんけどw
ただ、8000回転より上は微妙なジリジリした振動はありますが全然許容範囲内。
400のような扱いやすさと大型ならではの加速・余裕が欲しかった僕にはジャストミートです(・∀・)
扱いきれては無いけど、少しでもこちらに主導権が欲しい❗️みたいな方には最適かな?人間が振り回す(少しは)事が出来る上限が100馬力までというのが一説にはあるらしいのでミドルにして正解だったなと思いました。

機動性・・・実際に走るとびっくりするのがコーナリング性能の高さ。セルフステアがありすぎて〜みたいなのでは無くて、ホントにニュートラルな感じ。でも入力したら素直に曲がってくれてバンクした時の安心感はもう桁違い❗️
倒立フォークが効いてるのもあると思うけど、リアサスが非常に優秀なのかな?路面に対して粘るように張り付くようなコーナリングで怖さや不安感が全く無い。
どこまでも倒せそうなまさにオンザレール。ホイールベースがSSに比べて長いらしいけど、コイツはコーナリングマシンだなと僕は感じましたね(°▽°)

ウルトラヘタクソな僕でもタイヤの端っこまでキッチリ使えちゃう優秀さ。軽い方が物理的な遠心力は無いけど、650Rは素晴らしい旋回性を持ってるのでコーナーが楽しくて楽しくて(^.^)
他のリッタークラスや大型と比べてもホントに曲がりやすいので、峠なんかでも楽しめるモデルかなと。
安全性能・・・トラクションコントロールはオンかオフのみです。まだ実際わからんですがあるだけで安心感。
ABSがもちろん標準。あと際立つのはブレーキですね❗️
ラジアルマウントキャリパーだからか、ブレーキの効きは抜群に良くコントロール性も良い。
エマージェンシーストップシグナルつー急ブレーキが作動した時にハザードが点灯する機能も付いてますがこれは正直どーでも良いwww
つー感じで走行性は満足度は非常に高い( ・∇・)
じゃあ気に入らない点は?となると、、、うーんしいて言うならば
1、結構前傾なので腰痛い
これはもう仕方ないwてかまあ、少しくらいなので全然しんどいほどじゃないけどね。
2、1速から2速が入りにくい
これは低回転域での話。Nに入りやすくて、吹かしちゃうwしっかり回転上げればまあ普通に入るかな。
総評するとスーパースポーツのようなキツさや尖った感じが無いが、スポーツライクな走りとスタイル。
ツーリングにも峠を軽快に走る事も出来る。
4気筒フルカウルの現行はコイツくらいしかありません。安くは無いけど、ミドルクラスで現行SSに比べたら手が出る範囲かなと思います。
てな訳で❗️満足度は98%‼️素晴らしいバイクに出会えました(°▽°)