![2016年自動車産業はどこへ向かう??? 2016年自動車産業はどこへ向かう???](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/037/131/743/37131743/p1m.jpg?ct=4d1f514ff486)
2016年の新しい年になって今年はどんな新しい車が出てくるか車好きとして、はたまた自動車部品製造メーカーの端くれで働く者としてこれからの展望は気になるところです~
※今回のブログはかなり個人の主観で思うままに書いていますので
変な独り言をボヤいている奴がいるぞ程度に軽い気持ちでご覧下さい
(ちょっと長いです)
最近の目立った所でいけば新型プリウスですよね。
このCMで良く聞くようになったTNGAなる言葉、これなんのこっちゃですよね(゜д゜)???
トヨタが力を入れているTNGA(トヨタニューグローバルアーキテクチャー)は実は私の様な末端の自動車部品メーカーで働く者でも既に数年前から耳にしていました。
簡単に言えば
部品を共通化して生産効率アップや開発コスト削減を狙った取り組みってとこなのかな
ユーザー目線と言うよりはメーカーの効率重視??って思ってます。
今まで同じ用途の部品でも車種ごとに形が違ったりしていたのを同じ物にして効率的って話です。
実はこれ部品メーカーからしてみたら大問題なんですよねぇ(-_-;)マジで
どういうことかというと
今まで用途が同じでも形が違うAという部品を部品メーカー3社で作っていた
部品A-Type1 100個 X社
部品A-Type2 100個 Y社
部品A-Type3 100個 Z社
これがTNGAになると用途が同じなら全部同じ物を使おう!!
ついでに、同じ物なら1社で作れるじゃん(^^)ってことで
TNGA-部品A 300個 X社
部品が共通になると生産数は増えるが部品メーカーは1社に絞られる
つまり受注できなかったY、Z社は仕事が無くなるってことになるガ━━(;゚Д゚)━━ン!!
1つの部品でも取れる取れないで大きな問題なわけで、競争が激化するんですね~
現に自動車産業は数年前からこのような競争が起きています。
また、TNGAではC、K、N、Bの4種類の基本プラットフォームに分かれるようで
ゆくゆくはこのプラットフォームを基本に全車種に展開していくそうです、
まさにミニ四駆かRCカ―の様にボディーをとっかえひっかえ見たいなイメージですね。
初めにTNGAはメーカーの効率重視的な事を書きましたが、プラットフォーム開発に費用をかけない分ボディーやデザインにはお金をかけてユーザーに貢献らしいですよ。
まさしく見た目重視じゃん∠( ゚д゚)/ビシッ
いろんなデザインが選べるけど乗り味は全部プリウス的な事になるのかな~
車の本質であるエンジンや駆動部、足回りの新開発や新設計とかが減っていくんですかねぇ時代の流れとは言え寂しい…。
ここ強調しますが決してトヨタの考えを否定している訳ではないんですよ!!!!
効率を追求するのは大事な事だと思います。
それでいてワクワクするような車が出てくる事を望んでいるだけなんです。
でもちょっと期待できる話もあるみたいで、昨今、自動車産業も好調に推移しているようで、
各自動車メーカー共これから設備投資や研究費に多くの投資を行う方向みたいです。
HVやEV、自動運転などの技術開発がメインになるのかもしれませんが、
ここは是非スポーツタイプやワクワクできる車の開発にも力を入れて欲しいものです。
以上、かなーり個人的主観の詰まったブログでした(解釈の違いがあったらごめんなさい)
最後まで読んで頂きありがとうございますm(_ _)m
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Posted at
2016/01/06 23:27:29