今回かなり画像少ないです。なのに長いです。
事の始まりはZXR400のタイヤ交換から始まりました。
新タイヤに交換して、皮剥きのために気分ウキウキで走り始めたら、ものの数分でオーバーヒート。エンジンオイルが真っ白になっていたので、ウォーターポンプのメカニカルシールかと思ってストックしていたZXR400Rのエンジンから移植。
しかし直らず、あと残るはシリンダーガスケットの吹き抜け。修理方法はエンジン降ろしてガスケット交換しかない。
この際なのでレースベースのZXR400Rのエンジンに載せかえてしまおうと、計画がはじまりました。
とりあえずこのエンジンの素性が分からないので、1度バラして現状確認をしたい。更にバラすのならやれる限りOHしたい。
てな訳で部品かき集めてOH開始。そしてセルモーター他必要な物が付いていないので、今載ってるエンジンを降ろして部品を移植。
ピストンリングやガスケット、Oリング類を交換してやっとエンジンを載せて、最低限かかるようにするが、いくらやってもエンジンがかからない。
一応キャブも念入りにOH。が、かからない。
専門店に聞いてみた。
「パルシングコイル変えました?」
それかorz
はい。あっさりエンジン始動。
が、しかし明らかに異音がする。カタカタ言ってる。音からしてタペット周辺ではない。確認するとカムチェーンが暴れてる。普通はこんな事はあり得ない。少し悩んだ結果、諦めてカムチェーン含め、テンショナー、ガイド等周辺パーツを大量購入。
せっかく載せたエンジンですが、そのままではカムチェーンガイドを固定しているボルトが抜けないので、4ヶ所マウントしているうち3ヶ所ボルト抜いて降りる寸前の状態にしたら何とかなりました。
で、またとりあえずエンジンかけられるって状態にすると、やはりあっさりエンジン始動。もちろん異音も無し。軽くスロットル捻るといい調子。
しばらくエンジンかけてクーラントとエンジンオイル確認して問題無しなので、完全復旧。
とりあえず慣らしとタイヤの皮剥きもかねて友人のタイヤ屋に遊びに行きました。
うん。完全復活です!
しかし、さすがはレースベース。只でさえ1万6千回るエンジンが更に高回転ピークパワーの味付けに。
この自分が数回エンスト。6千回転以下じゃまともに加速しない。クロスミッションで0加速は悪いのに走り始めたらギアチェンジが忙しい。高回転回さないとまともに走らないのに、高回転になった瞬間怒涛の加速で超ピーキー。
かなり扱いにくい面白いマシンに仕上がりました。
とりあえずこれで大体の消耗品も変えてあるし、エンジンの不安も無いので、あと不安が残るのは電装関係かな?ある程度は中古ストック部品があるので、様子見ながらイジ維持していきます。
ちなみにエンジン載せかえ後の画像ですが、フルカウルな上に外観全く同じエンジンなので変わりありません(笑)
Posted at 2018/02/05 17:39:05 | |
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