ポルシェに乗り換えて、ここまで約2か月。
今日は、この車に乗って、自分の中で変わったことを書いてみようと思う。
1.見える世界
のっけから哲学的?な回答だが、これは間違いない。
どういうことか。
車高が低くなったことで、同時に運転席から見える景色も変わった。
たとえば、隣を走るトラックのタイヤがものすごく目に入るようになったり、また目線が低くなったからか、空が高く見えるようになったり(単に走ってる場所のせいか?)。
それから、地面に近くなったことがどう作用しているのかは分からないが、スピードが出ていてもあまりそう感じない、など。とにかく見える世界、景色が変わった。
2.意識
これもまた抽象的な表現だが、自分のドライブするときの意識が変わった。
というのも、一部の不埒な輩のせいで、「外車乗りはスピード狂」だの、「輸入車は偉そうに走ってる」だの、「外車に乗る連中は運転がヘタ」といったような芳しくない評判があることを、僕は知っている(勿論、それらの悪評は、経済的にあるいは他の何らかの事情が手伝って、輸入車に乗れない人の「やっかみ」の意味も込められているとは思うのだが)。
まして、今はただでさえ、煽り運転や荒い運転など、不届き者に対する世間からのネガティヴな感情が強い。
そんな中、自分までもがそんな悪評を広めることに加担する一員になるなど、まっぴらごめんだ。
だから、極力歩行者に道を先に譲るとか、自分が右折するより先に対向する左折車に先に行かせるなど、運転には余裕を持たせるようにしている。
3.自分の体型!?
一瞬、???と思う方もいらっしゃるだろうが、これもちゃんと自分なりに関係があると考えている。
ポルシェは世界的な一流自動車メーカーだ。それは恐らく否定のしようがない。
日本中、いや、世界中を見渡しても、ドライバーの中でポルシェを知らない人はまずいないだろうし、車に乗らない人でさえ、大体の人は「ポルシェ」が何を指す名前なのか、どんな車を作っているのか、知っているだろう。
そんな車に乗る人は、そんな一流メーカーの持つブランドイメージを保つ、或いは背負って立つ責任がある、と僕は思っている。なので、これは恐らくポルシェだけに限らない。メルセデスもBMWも、もしかしたらトヨタであっても、きっと同じことだろう。
つまりは、そういう車に乗るということは、ある意味で大きな責任を持つ必要がある。それが、僕の持論だ。
まして、良くも悪くもポルシェは目立つ車だ。ボルボに乗っていた頃より、運転していて明らかに周囲からの視線を感じる。自意識過剰な訳では、きっとないはずだ。
そんな、誰がこっちを見ているかわからない中で、たとえばふと路肩あるいは駐車場に車を止めて、ドアを開けて車内から僕が出てきた瞬間を誰かが目の当たりにした際に、「うわっ、あんな人が乗ってるんだ」なんて思われたくない。
まだポルシェを知らないけど、カッコいい車だなぁって思っている小さな男の子が「ママ~、あの車はカッコいいけど、乗ってるお兄さんはデブだったよ」なんて母親に漏らすのを聞きたくない。
そんな風に言われるのはメーカーとしてのポルシェにも、車としてのポルシェにも、失礼だと思う。そしてそんな形で、ポルシェってカッコいいなぁと思っている小さな子供をはじめ、ポルシェに対する憧れを持つ人の夢を、壊したくない。
自分が一流な人間だなんて全く思っていないが、少なくともポルシェの持つブランドイメージや世界観からは逸脱しない人間でありたい、常々そう思っている。
そのためにも、普段からある程度は身だしなみを整え、体型も極力維持し続けようとしている。
なので、今まで以上に筋トレやらジョギングやらに精を出すようになり、結果的に、体がだいぶ絞られた。
以上、突っこみどころは多々あるかも知れないが、これらが、僕がポルシェに乗って、変わったことだ。
Posted at 2018/03/04 20:52:24 | |
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