2018年02月26日
それが、僕が車を選ぶときに最も大事にするものだ。
勿論、燃費なども含めて、スペックも全く見ないわけではないが、極論を言ってしまえば、どうでも良い。
小さい頃に、親だか祖母だかに買ってもらった車の図鑑を開いて見ていたのも、親に連れていってもらった車のショー(今で言うモーターショーの類)で目が向いていたのも、「カッコいい」「上品な」デザインの車だったことを、今でもよく覚えている。
では、幼心ながらに、僕がどんな車にカッコ良さと上品さを見出だしていたのか。
それは、ひとつが「曲線美」であり、リアにかけてシュッとしているデザインが施されている洒落た車をカッコいいな、と思っていた。
もうひとつが、「四角い」車だ。そうは言っても、ただカクカクしているだけではダメで、やはりそこには美しさ、品が備わっていることはマストだった。
具体的にはどんな車が好きだったのか、それが、以下の通りだ。
曲線美が備わっていて好きだった車:
フェアレディZ32、いすゞ117クーペ、シトロエンGS、フェラーリ・テスタロッサ、ポルシェ964、アルファロメオ・スパイダー(フロントがポルシェに少し似た丸目のデザインのモデル)、など
四角さの中にも上品さを見出だした車:
ボルボ760エステート、ベンツW123ワゴン、などのステーションワゴン
今の自分から見たら、なんとまぁ生意気なガキだったことだろう。
が、その後好きになった車、乗った(乗っている)あるいは今後乗りたい車をふと考えた場合、その頃の好みとあまり変わっておらず、ブレていない。
何故ならば、これまでに乗っているのはV70、ポルシェ997であり、(勿論ポルシェは良い車なので長く乗るつもりだが)今後機会があったら是非乗ってみたいと思うのはベンツのクーペ、BMW4シリーズ(クーペタイプの4ドア車)、シトロエンC5ワゴン、ベンツのステーションワゴンあたりだからだ。
ちなみに、ベンツのフロントグリルは、中央に大きなエンブレムが埋め込まれてるものより、アミアミな方(エクスクルッシブライン仕様と言うのだったか)が好みだ。これも昔から変わらない。
なので、セダンではあるがC200のエクスクルッシブライン・リミテッドも、乗ってみたい車の1つだ。
結局は、「三つ子の魂百まで」ということだろうか。
自分の好みの車についてふと考えていて、車の大筋の好みが昔も今も変わらないことに、とても驚いたのだった。
Posted at 2018/02/26 19:49:54 | |
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2018年02月23日
今回乗り換えたポルシェは、左ハンドル車だ。
中学生の頃だっただろうか、テレビのドラマ「ビーチボーイズ」を見ていて、そこに登場したルノー4GTLを反町隆史が軽やかに乗りこなすのを見て以来、将来は絶対輸入車、それも左ハンドル車に乗ると心に決めていた。
そうは言っても、免許を取るときも、たまに運転する実家の車も、車を持つ前に時折借りていたレンタカーも右ハンドルだったので、当然ながら慣れているのは右ハンドル車だった。
なので、最初の車としてはおとなしく右ハンドル車のボルボを買った、というわけだ。
勿論、ボルボに乗ったあとも、いつかは左ハンドル車に乗るという目標はずっと失っていなかった。
だが、タイミングが合ったからとは言えまさか2台(代)目の車で左ハンドル、しかもポルシェに乗ることになるとは考えていなかったので、購入後、実際左ハンドル車を運転するまでは戦々恐々だった。
しかし、いざ運転してみたら違和感は全くと言って良いほどない。
考えてみれば、信号があるだいたいの交差点は、赤信号が灯ったあとに右折車用の矢印が出るから、対向車を気にする必要はあまりないし(一応注意はするが)、小さな交差点の場合対向車が見えにくいということはあまりない。
確かに向かいにも右折車がいて、その横を対向車が直進してくるようなケースは、その車が見えにくいこともあるが、その場合でも、少し身を乗り出せば状況は大体把握できる。
狭い道で対向車と離合する場合も、こちらはギリギリまで幅寄せができるので、すれ違う車と接触するようなマズい状況になることは考えにくい。
バスやトラックのような大きな車の後ろを走ることになったときには、その車と車間距離を多めに取れば、見える角度や視界が広がり、対向車の有無も確認しやすいから、バス停などに停まったバスを抜くのもそれほど怖くない。
なので、左ハンドル車で不便を感じるのは、商業施設などで左ハンドル車用の駐車券発券機がないときくらいだ。
勿論、感覚的なまさに「慣れ」の要素はあったにせよ、僕の不安は「取り越し苦労」だったわけだ。
これで、左ハンドル車に対する不安も完全になくなった。なので、次回以降というか今後、車を乗り換える機会があっても、ためらうことなく左ハンドル車を選べる。
これは、幼少の頃から好きで、今後もずっと輸入車に乗り続けていきたいくらい輸入車フリークの僕には、願ってもないことだ。
ポルシェが、そして左ハンドル車が僕のカーライフにもたらしてくれたものは、とても大きなものだった。
Posted at 2018/02/23 20:02:46 | |
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2018年02月17日
最近、仕事が落ち着いてきたことに加え、やはり平日でも車を走らせたい思いから、昨夜は(単に流すだけの走りだったが)愛車を走らせてきた。
ルートは、青葉台の少し手前から国道246号線に合流し、市ヶ尾→荏田→鷺沼→梶ケ谷→溝口→新二子橋と通過し、瀬田まで行き、そこからUターンして帰ってくる、約40分、往復約30キロの道のりだ。
程よくアップダウンもあり、夜中は割と空いていて比較的高速で走れることもあり、ポルシェを走らせるにはそこそこ良いルートなのではないかと思う。
順調に瀬田までたどり着き、環八の手前でUターンして帰り道を走行中の話だ。まだ最終の路線バスなども走り、それなりに車も多い感じだったが、溝口あたりでバスは車庫に入り、他の車も良い感じで捌け、道もだいぶ空いてきた。
よし、これでスピードをそこそこ出せる、そう思ったのだが、前が詰まっていて、隊列を作っている。
状況をよく見てみると、かなり前方は空いていて、そこから視線を後ろの方にずらすと、そこには(恐らく)エルグランド、次が軽のミニバン、アウディ、僕、という並びで、皆、追い越し車線側にいる。
速度計にふと目をやると、42km/hのデジタル表示。
これは、かなりノロイ。恐らく前を走るアウディや軽も同じくらいの速度で走っているはずだ。
左側の走行車線は前後ともがら空き。念のためサイドミラーでもう一度後方を確認し、左車線からこの遅い隊列を丸ごと抜かそう、そう判断しウインカーを出した、そのときだ。
エルグランドの後ろ、僕の前の2台も、ほぼ同じタイミングで左ウインカーを出し、ほぼ3台とも、同じタイミングでエルグランドを抜きにかかったのだ。
あまりに同じタイミングだったので驚いたと同時に、思わず笑ってしまった。
前を走るアウディや軽のドライバーも恐らく、同じような思いだったことだろう。
そのすぐ後にアウディは左の細い道に折れ、僕は再び追い越し車線に戻り、走行車線をそのまま走る軽と並んだタイミングでふと、ドライバーと目が合った。
すると互いに苦笑のような笑みを浮かべ、僕は軽を抜き去った。
(ちなみに、隊列を作る原因になったエルグランドのドライバーは表情ひとつ変えず、まるで我が物顔で運転し続けているように見えた。左ハンドルの位置からだったので、はっきりは分からなかったが)
やはり、周りや状況をよく把握しながら運転しているドライバーは皆、考えることがだいたい同じなのだろう。
そしてやはり、走行時にはペースを掴む、周りをよく見ながら走る、そういうことが大事だとあらためて分かったシーンだった。
Posted at 2018/02/17 14:22:30 | |
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2018年02月15日
僕は基本的に、3週間~1か月に1回くらいの割合で、洗車をする。
最近まで乗っていたボルボも、新しく乗り換えたポルシェも、それは同じだ。
2台とも、納車時にかなり高額を払ってガラスコーティングを施したので、ボディがひどく汚れることはない。
それでも、やはり輸入車の宿命だろうか、洗車後1か月も走るとホイールはダストで真っ黒になる。ボディーも、少しは汚れが目につくようになる。
なので、洗車するときはいつも、ホイールやタイヤを念入りに、その「ついでに」ボディーもサッと洗う、そんなイメージだ。
洗車用のアイテムは、とても高価かつ評判の良いものやプロ仕様のもの(評判の良いアイテムはだいたいそれなりの値段になることが多い)を揃えているのだが、1度買えばそうそう買い換えたり買い足すこともないので、多分GSなんかで手洗い洗車をお願いするよりもずっと、経済的なはずだ。
まして、僕は小4の頃から、自分の車を洗うのを面倒臭がる父に代わって洗車を始めた身だ(その後、洗車の度にお小遣いを、母から毎月もらうそれとは別に貰うようになったので、味をしめたということもあるが)。
実家を離れた後、自分が車を持つまでの10数年のブランクはあるものの、試行錯誤を重ね、経験も豊富でスキルもそれなりにあると自負している。
なので、よく巷で言われる「素人が手洗い洗車をすると傷がたくさん付く」とか「洗い残しができやすい」などということにも、該当しないはずだ。
そんじょそこらのバイト歴の浅いGSの兄ちゃんには負けない。そう思っている。
友人や知人の車を洗うと褒められるので、多分間違いない。リップサービスでなければ、の話だが。
だからこそ尚更、自分の車は自分で洗車をする、ということから離れられないのだろう。
ましてや、普段お世話になっている車を、自分の手で洗ってあげるのは、せめてもの礼儀かつ車に対する労りだろう。そう思っている。
そんな話を、車を見に行った店舗でアテンドしてくれた店員に、自分の車にまつわるエピソードの1つとして話したことがある。すると、
「そんな方に乗ってもらう車は、きっとすごく幸せですよ」
そう言われた。
そうか。車も幸せを感じてくれてるのか。だとしたら、嬉しいな。
勿論、車は機械だから人間と会話など、出来るはずもない。
ただ、車がどこかで少しでもそう感じてくれていたりしたら、夏は汗だくになりながら、冬は寒さに凍えながら、洗車をした甲斐があるんだけどな。
そんな淡い思いを抱きながら、僕はいつも洗車をする。
Posted at 2018/02/15 19:27:08 | |
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2018年02月13日
ボルボV70からポルシェ997に乗り換えて、はや1か月。
幹線道路を、そして高速道路をポルシェで走っていて、気付いたことがある。
それは、だいたいのケースにおいて、自分が追い越し車線側(つまり、向かって右側の車線)にいると、前を走る車がそそくさと左側あるいは真ん中の車線に逃げていくということ。
いやいや、そんなに飛ばしませんから。。
いやいや、そこのジャンクションから右に入りたいだけですから。。
いやいや、次の出口から一般道に下りるために右の車線に移動しただけですから。。
いやいや、この次の信号を右折したいだけですから。。
ポルシェオーナー
=飛ばすのが好きな人
これが、世間のイメージなのかなぁ。。
勿論そういう人もいると思うが、僕みたいに純粋にポルシェが好きで、ポルシェを運転したい、だからそんなに飛ばすつもりないんだよ、という人も、きっとたくさんいるはず。
なので皆さま、バックミラー等で自分の車の後方にポルシェを捕らえたとしても、そんなに急いで逃げなくても恐らくは大丈夫ですからね。
(但し、車高をムダに低くしてるとか、ものすごくでっかいウイングをリアに装着してるとか、前にいても後ろのポルシェからオラオラ~みたいなターボエンジン音が聞こえてくる、みたいないかにもレーシングカーみたいなポルシェは、ちょっと別かも。そういう時は逃げるが勝ち、だと思います。)
おしまい。
Posted at 2018/02/13 19:16:57 | |
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