
2024年9月29日は第19回フレンドリーカップが開催されました。前週悪天候で順延となりまして、29日も当初は予報が悪かったので心配しましたが無事に開催されて良かったですね。このフレンドリーカップは宙子ども会ドッジボール部にとっては地元開催の市内大会。頑張らなくてはいけない大事な大会の一つです。
ルールの方は9人制、高学年男子2名まで(投球不可)、前後半7分づつ。延長5分、再延長2分。それでも決着しない場合はサドンデスとなります。予選は5ブロックで総当たり。1位チーム+2位群から3チームがワイルドカードとなり計8チームが決勝トーナメント進出です。決勝トーナメントは再抽選で予選順位による優遇はありません。宙子ども会はA組1番で対戦相手は虹の街(馬橋西)、大橋みどり(東部)、しろあと横須賀(小金北)の3チーム。虹の街さんが頭一つ以上抜けた存在。残り3チームでワイルド争いというのが戦前の見立てでしたが果たして・・・。
他のブロックの組み合わせは以下の通り。あまり得失点差が大きくなるような感じはないのでどの組でもそれなりにチャンスのある組み合わせだったと思います。
B組 セプテム 秋山 二ツ木 栄町西ヤング
C組 馬橋 アストロズ あおぞら 和名ヶ谷
D組 高柳 清志町 紙敷新田 ひまわり福寿台
E組 南花島 寿 住吉 金ケ作
それでは今回も宙子ども会の奮闘を記録しておきましょう。
予選1 対虹の街
前半はややセンターラインが消極的。前半序盤は内センマ〇リからどんどん打たせる指示で期待通りにいきなり1発当ててくれたのですが、それで満足してしまったのか、今まで勝ててない相手に多少気おくれしたしまったのかややパス供給が多くなってしまいます。外センの5年生エースハ〇もマ〇リから沢山打たせるという指示を聞いていたのでアタック控えめでやや中途半端な攻撃になってしまい攻撃そのものが中途半端になってしまいました。相手の立場になって考えるならば宙と試合する場合、どうしても相手は外センハ〇を警戒して守備陣形は内野側に下げ気味となりますので、結果はともかくとして内野からも積極的に攻撃する姿勢をみせないといけません。ハ〇に積極的に行け~という指示が届いたのか中盤以降はいつも通りアタックにいってくれたのですが相手の誘いに乗って隊列の真ん中のあたりに居る一見当てられそうな選手にばっかりアタックしてしまいます。違うよ~と伝えるのですがなかなか修正できず。その選手は言い方悪いですがまき餌で隣にいる上手な選手が横からキャッチさせてしまうのでなかなか当て切ることはできません。後は宙内野の生命線であるカット。虹の街対和名ヶ谷の試合を見ていると、虹の街センターラインにはカットが効くのが明白なのに、宙のカット2人(ヨネ〇オとユ〇ト)は今まで対戦してきた中でそれほど効かせることができていません。能力では和名ヶ谷の2名に負けてないはずなのに何でなんだろうナ、と試合のビデオ見たりして色々理由を考えていたのですが、対虹の街として考えた場合に、カットはユ〇トよりタ〇ルの方がフィットしそうな感も?。カットにも個性があって選手それぞれ色々なタイプがあるのでそのあたりを考慮していくようにします。あともう一つ、このフレンドリーカップで試しておきたい策がカットの継投です。これは前々からやってみようかなと思っていたのですが、今まではヨネ〇オとユ〇トの実力が抜けていたのでなかなか実行に移すことができず。しかし最近レ〇ト、タ〇ル、ラ〇クがメキメキと実力を上げてきていてベンチに置いておくのは勿体ない。いよいよ腹案を実行に移すときというタイミングになりつつありました。機は熟したってやつ。カットってのは実力通りのパフォーマンスを7分間継続するのが難しいんですよ。今季強いチーム・・・例えば和名ヶ谷さんのカット2名も前半2分は積極的に押して中盤はやや運動量落として息を入れ、後半の大事な局面でまた積極的に押してくるパターンが多い。そこまで意識してやってないかもしれないけど。宙のカットも基本は同じ。7分間ずっと絶え間なく積極的なカットで動き続けるのは体力的なところや集中力等の面でとても大変なのです。アタッカーも同じで中盤戦で威力を発揮する選手もいれば終盤に当てまくる選手もいる。やはり7分間集中し続けるのは難しい。どこかでクロスに頼ったり、気のないパスをしてカットの餌食になったりと気の抜ける時間帯がある。そのあたりを踏まえて終盤勝負所の2~3分という両者ともキツい時間帯にフレッシュな状態のユ〇トを投入したらすごく効くんじゃない?ってのがそもそもの始まり。レ〇ト、タ〇ル、ラ〇クの成長でそれが可能になったってことですね。序盤カットが機能せずボコボコにやられちゃったら宝の持ち腐れになってしまいますので。しかしイマイチ踏ん切りがつかず保守的なスタメンで行った前半はまたも内野が持たず2-7と完敗。やはりヨネ〇オとユ〇ト二人の運動量が落ちてる時間帯にカットが効かず得点差をつけられてしまう。こうなったらもう後半はカットの継投策で勝負してみることにします。何も代えない何もしないで何も得られずに淡々と敗けるより、同じ敗けるにしてもこの先に向けて試しておきたいことをやっておく。後半のカット隊はレ〇トとタ〇ルで勝負。上背はないですがコースの読みが抜群に良い二人。特にレ〇トは予知能力があるんじゃないかってくらい勘が良いです。しかし当然7分はもたない。ハーフタイムにカット継投策のプランを説明し3分間だけでいいから休むことなくカットで走り続けろ、伝えます。更に思い切って行けるよう、浅い時間帯ならミスしてもカットの補充で取り返せるから積極的に行けと重ねて指示。そんな期待に応えて二人が躍動しました。特にレ〇トのハンドキャッチは凄かったね。3分過ぎてやや運動量の落ちてくる時間帯に選手交代のタイミングが訪れたのでカットの継投策へ。フレッシュな状態で気合十分のヨネ〇オとユ〇トを投入し内野を護りに行きます。こちらも期待通りの活躍で内野を護り、チビレ〇トのナイスキャッチもあったりした後半は5-6の1点差で終了。7-13の6点マイナスで初戦を終えました。戦前のプランでは敗けるにしても最悪5点差マイナスくらいで収まれば合格ラインやなぁ、というところを前半で5点差使い切ってしまっていたので、これはいったいどうなることかと思いましたが、後半カット隊の活躍にチビレ〇トのナイスキャッチもあってよく粘りましたしセンターラインも良く当ててくれました。後半だけならハ〇が一人で6回当ててます。これは結構凄いことです。前半はマ〇リが序盤に当てた1回だけでハ〇はノーヒットなので激変ですね。前半の反省を踏まえハーフタイムでもう一度狙いを確認して今回はうまくいったというところ。前半とは違い後半は序盤でしっかり当てられたので気分的に乗っていったかな。ちゃんと投げれば当てられる球威はあるので気持ちのコントロールも大事になってきますね。それと、後半終盤のチビレ〇ト交代の場面で補足。あそこは単純にユ〇トがカットミスで当たってビブス選手の枠が空いたから交代に至りました。チビレ〇トは確かに後半も良く捕球していたし他のチームで評判になるほど捕るのが抜群に上手くボールへの反応もいい。試合中のチームに良い影響を与え続けているのは間違いない。ただ終盤1分切った局面で番号の大きな選手は狙われる運命にありますし、言うてもそこは2年生。調子のよい選手にありがちな、つい難しい球を捕球しに行ってミスるというパターンも考えられたりして、そこまで終盤の重圧を与え責任を背負わせる必要もないかなと。ルールの制約で試合に出れないってだけで実力は十分信頼に足る選手がベンチにまだまだ居るのですからね。それにもしこの終盤で当たってしまったらせっかく調子よかったチビレ〇トが沈んでしまうかもしれない。この後に続く試合のことも考えて良いイメージのままで次に行けるようということも含め交代としました。代えるならビブスの選手誰が出ても良かったんですが、ただ絶好調のチビレ〇トを代えるならラ〇クかア〇イかシュ〇トの三者択一だなと思っていて少し迷いましたが、あの場面ではチビレ〇トの兄であるシュ〇トに託すことにしました。5年生だって少し出場機会があった方がモチベーション的にもいいと思いますしね。
(前半:2-7 後半:5-6 合計:7-13)
予選2 対大橋みどり
2戦目は今季初対戦となる東部地区の大橋みどりさん。事前の情報では6年生少ないチビッ子チームだと聞いていましたが、センターラインはなかなかしっかりしたチームで攻撃力は想定以上でした。6年生は2名。相手が初対戦の場合、私はあまり相手の印象や情報は選手に詳細に説明しないようにしています。宙に限らずどのチームも対戦予定のあるチームに対して選手達が偵察をすると思うのですが、その際は選手に相手への先入観があると良くないですからね。そもそも大人が見る球筋と選手がコートで感じる球筋には違いがあることが多いんですよ。勢いはそれほどではないけど実際には微妙に変化して捕球しにくいとかパスとアタックの見分けがつきにくいなどコート内で対決しない我々大人にはパッと見で気づけないことも多く、偵察前にセンターラインの構成を伝える程度で、相手の投げてくるボールの勢いや内野の並び、カットの動きなどの第一印象で選手達が自分達と比べてどうかな?と相手を判断することが大事だと思います。フレンドリーでは2試合目以降の組み合わせは試合順的に必ず一回は偵察ができますからね。余談ですが偵察する際に敢えて選手だけで偵察させててちょっと離れた場所から相手と自分とこの選手を観ることもあります。そんな時に大人の目がないからといって偵察の時間に地面で砂遊びしてるようでは論外です。私も前〇コーチも誰がどうしてるのかはちゃんと確認してますヨ。スタメンを選ぶときには実力以外にその辺も考慮されるので思い当たるフシのある選手は胸に手を当てて考えてくださいね。有難いことに親御さんや地区の長老が頑張って選手集めてくれたおかげで今の宙でスタメン張るためには低学年も高学年も何かしらの競争が発生する状況です。競争ってのは単にドッジボールの実力だけではなく練習や試合に取り組む姿勢も大事なんですよ。プロなら実力だけで選ぶでしょうけど松戸ドッジは子ども会の活動なので。これも余談になりますが宙のスタメンで唯一替えの効かないのはセンターライン。じゃあエースのハ〇と内センのマ〇リは安泰なのか?といえば決してそんな事はありません。9月末からは選抜練習が始まったので内センのマ〇リは高柳の5年生でポジションが被るミ〇ミとの競争があります。今年も相手チームに上手なカットが多いので理想は内野の前3枚です。しかもマ〇リは貴重なサウスポー。できれば前線に出したい。でも前線で機能しないようであれば出せません。そこは競争です。外センのハ〇にも高柳ル〇との競争があります。こっちは競争に負けた方がベンチ要員になるのは確実なのでマ〇リ以上に必死だと思います。チームを勝たせるのが外センを張るエースの務め。二人にはそれぞれ、実戦でル〇より(ハ〇より)も当てれないようなら選抜ではベンチ要員の代打稼業だよと伝えてあります。ハ〇は選抜練習が始まって以来チームの結果も自分の結果もル〇には絶対に負けたくないと思って普段のチーム練習から気合入れてるのが見てとれる。非常に良い傾向だと思っています。この日のとある試合後に本人沢山当てた実感があったのか、『これで選抜のスタメン行けますか?』と聞いてきました。ル〇の結果も見てないし、まだまだ決まらんよ、と答えておきましたが、競争を常に意識しているのは良い事ですね。
試合の方は前半カットの継投策で久々の市内大会となるラ〇クを投入できたのですが、ちょっと許されない当たり方をしてしまったのでまだ継投策に入れるのは早かったかなという感じ。練習では良い感じなんだけどな。もう少し練習試合などで慣れていくしかないか・・・あまり時間はないが、確実に上達はしているので何とかモノになって欲しいところ。あとの4人ちゃんとは機能してたと思いました。後半はまたもレ〇トがいい仕事をしてユ〇トへの継投もうまくいって6枚残し。6-4で削りあいの展開を耐えぬき10-8と2点差で勝利となります。戦前の想定ではもう少し点数差が欲しかったというところは正直あったのですが、戦前に思ってたより大橋みどりセンターラインは強力でした。ハーフタイムでは前〇コーチとも相談しまず1点差でも何でも勝つことを前提とし慎重に事を進めました。どこかで下手打ったら逆の目もあったかもという感もあり、とりあえず勝ってワイルドカード争いに望みをつなぐことができたといった感じでした。
(前半:4-4 後半:6-4 合計:10-8)
予選3 対しろあと横須賀 (前半:3-2 後半:8-4 合計:11-6)
1勝1敗で迎える第三試合。予選最終の11:30開始に組まれていることで、ワイルドカード争いの状況を整理して臨む1戦となります。ワイルドは2勝1敗からの得失点差勝負なのでもちろん負けたら終わり。宙▲4という状況です。
他ブロックで2勝1敗の2位チームの状況を整理すると
・Bブロック2位・・・セプテムさん得失点▲2
・Dブロック2位・・・高柳さん得失点+1
・Eブロック2位・・・金ケ作さん得失点+5
ワイルド1位は金ケ作さんでほぼ決まり。2勝1敗群の中で最下位はセプテムさんの▲2。
つまりこのしろあと横須賀戦で+3とれれば▲1となってセプテムさんを上回るのでワイルド3位に入れます。内野が残らないと難しい点数差ですが、しろあと横須賀さんのセンターラインはなかなかに強いので際どい勝負です。とは言え目標がはっきり決まったことで選手達も気合が入ります。前半はハ〇とマ〇リのセンターラインが相当頑張って当てまくってくれたのですが、しろあと横須賀センターライン相手に宙内野も持たず3-2の1点差で折り返し。ここがチビッ子内野の難しいところ。最低ハーフ2点差が欲しい後半は前半の倍頑張らないとダメだぞ、という中で恐らく最初に狙われるであろう内野のキーマン2年生ハ〇ジに目標設定を与えます。まず1発捕ること。もし1発捕れれば後は何してもどんな当たり方でも構わないからともかく1発捕ろう。21世紀大会から試合出場が4年生コ〇キとの争いとなっていて結果の欲しいハ〇ジ。中々に根性のある年長さんの妹カ◯が入団してかなり期待をかけられている状況でもあり兄としても良いところを見せたい。さらに贔屓の讀賣Gがリーグ優勝を果たし(クソが・・・)気分的には乗ってる男。そんなハ〇ジにノルマを明確にして気合を入れます。彼が1発キャッチできれば市内大会初キャッチとなりチームに勢いがつく一大イベント。今こそ何とかチームに勢いを与えてほしい。センターラインはうまくいってるのでそのまま冷静に頑張ってもらう。カットはキャプテンヨネ〇オを序盤休憩させて終盤に投入する継投策で先発はユ〇トとレ〇ト。カット隊のエースユ〇トに、今回は途中交代しないから全力で内野護ってこいと気合いれたら、任せてくださいと頼もしい返事が。レ〇トには自分が担当する3分間全力で駆け抜けてこいと送りだし、打てる手は全部打って後半へ臨みます。後半は序盤から両チームカットが冴えて点数が動きません。そのまま2分過ぎたあたりで期待のハ〇ジがものの見事に市内大会初キャッチ。外センエースからの一発をしっかりキャッチしてくれました。ちゃんとパワーポジションで構えて待ってたから綺麗にキャッチできましたね。これで一気に盛り上がる宙内野と応援の父母たち。返す刀で今度はしろあと横須賀内野からのアタックをまたもナイスキャッチ。ハーフタイムでお願いしたのは1発だけだったけど、2発キャッチでおつりがくる活躍です。ハ〇ジ父(広島推し)のヨーシッ!!という声が聞こえた気がしました。このハ〇ジの活躍が他の内野のチビッ子や6年生カット隊に波及します。入部3か月のア〇にもナイスキャッチがでて、チビレ〇トは当たり前にキャッチしてくれて、サ〇キも久々にナイスキャッチ。あとはユ〇トとヨネ〇オが全部カットしてくれました。結局ハ〇ジは当たってしまうのですが、1分前の最終盤でエースハ〇が当てて内野復帰し無失点の8-4でフィニッシュ。合計11-6の+5を稼ぎ見事に高柳さんと得失点差で並んでワイルドカードをゲット。決勝トーナメント進出を決めてくれました。

Aブロック結果2勝1敗+1でワイルドカードゲットです。

Bブロック1位は栄町西ヤングさん。セプテムさんは栄町西ヤング戦の失点が響いたね・・・

Cブロック1位は貫禄の和名ヶ谷さん。

Dブロックは清志町さんが1位抜け。雌伏の時を経てついに大きく羽ばたくのか?

2勝1敗が3チームと激戦になったEブロックは住吉さんが1位抜け。2位の金ケ作さんも+5の得失点を稼いでるからなぁ・・・
遠投大会の結果は割愛です。ごめんなさい。写真撮ってなかった。。
決勝トーナメントは抽選の結果以下の通りの組み合わせに決まりました。
抽選会はヨネ〇オとユ〇トでじゃんけんさせて敗けたユ〇トを連れて行きました。去年に引き続きおまじないですね。。予備抽選で7 番とほぼ残りモノには何とやらという順番でしたのですが、3が空いてるので嫌な予感はしていました。今回は物のの見事に栄町西ヤング、和名ヶ谷、虹の街の3強が割れたので、いきなり3強との対決となるより同地区対決の方がまだマシかなという感じ。希望をいえば3強が潰しあってくれれば良かったんですが、なかなかそううまくはいきません。配置としてはトーナメントの反対の山に和名ヶ谷さんと虹の街さん。同じ山の別ブロックに栄町西ヤングさんとなりました。
決勝T 対高柳
メダルの掛かる準々決勝で同地区対決。試合の方はいきなりのハプニングで高柳のチ〇ミがトイレから帰ってこず、3分くらい待たされました。1名減でスタートしてくれても良かったんですけどね、ルール的には。主審を務めてくれる松〇さんの顔を立ててここは待つことにしました。高柳ベンチにはOGのナ〇がヘッドコーチで入っていました。そういえば去年はマ〇ミ先輩だったな。試合の方は前半1分くらいはお互いに点数動かず、サ〇キのナイスキャッチがありました。それにしても高柳の外センを務める5年生ル〇は最近良いボールを投げるようになってきています。宙外センのハ〇とは選抜の外センの座を巡ってお互いに絶対に負けたくないと意識している相手。そのル〇が当てて高柳が先行。しかし中盤からはハ〇が当て返して宙がリードを奪う展開に。4年生コ〇キのナイスキャッチもあって6-4の2点リードで残り1分30秒くらい。勝負所より少し早いタイミングですがル〇がア〇を当てたので高柳ベンチは内野復帰を選択し5-5のイーブン。ここはずいぶんと早仕掛けだな、と思いました。一先ず同点にして・・・という感じだろうけど。お互いに当てておきたい選手はしっかり当ててるはずなのでここから勝負の1分前です。5-5の展開ということもありとりあえず当然作戦タイム。ハ〇もマ〇リも当然当てるべき選手は理解していましたのでその確認。当てたら内野復帰することも併せて確認。守備の方は前〇ヘッドがしっかり注意事項を伝えます。外からのアタックはア〇ヒから。投げられるようになってきたとはいえまだまだ対応できるはず。中から当たる分には仕方ない。外のア〇ヒに当たらなければいいのです。作戦タイム明け。外センハ〇が期待に応えてライバルのル〇を当てて内野復帰。6-4とします。そのまま残り時間15秒くらいで高柳作戦タイム。まぁこの時間帯で高柳ベンチが採る作戦はだいたいコチラも察してるワケで・・・。内野から一発目でアタックが来るかもしれないけど、もし内野からなら当たってもマイボールにすればいいよ、と伝えて内野のラインは少し前に出します。万が一パス通されたら内野ライン際まで下がっていいから外からは絶対に当たっちゃダメだぞ、と指示。後はボール入れされて一番アタックの来そうな副審側の位置に実戦経験豊富なマ〇リをそのまま置いておきます。内野陣を主審側に寄せて逃がす手も考えられたのですが、そうなると向こうが作戦を引っ込めちゃう可能性もあったしね。作戦タイム明け、予想とおり高柳内野からボールを拾ったミ〇ミからのアタック。これはマ〇リが冷静に避けて失点を防ぐとそのまま終了となり6-4で折り返します。ハーフタイムでセンターラインの二人と相談。テーマは高柳内野のチ〇ミをどうするか。現状まだ実戦で投げるのが得意ではない宙の選手が当たってしまった場合、チ〇ミを残しておけば内野復帰のチャンスがある。でも万が一最後まで残してしまうとダメージが大きい。終盤まで残してしまい時間を使ってしまうのも良くない。時間が少なくなると焦りも出てくるからね。いろいろと悩んだのですが、一番最初に当てるのはやめておこう、ということで折り合いをつけました。首尾よく他の選手を当てたら次から狙ってもいいよ、という形。勝負の後半は序盤から高柳が先行します。宙センターラインは最初にチ〇ミ以外を当てたらという縛りが良くなかったのかなかなか当て切れず、焦りからか攻撃のリズムがハ〇一辺倒でやや一本調子に。5-8と後半3点を追いかける展開で3分過ぎに内野のマ〇リからチ〇ミを当ててようやく呪縛から解放されました。そこから徐々に差を詰めて5-6に戻して残り2分。高柳外センル〇のアタックでマ〇リが当たって4-7と再び3点を追いかける展開になります。それならばここは当然サイド展開。マ〇リとハ〇が内野復帰を目指します。できれば最初はマ〇リでと思っていましたがハ〇が当てて内野復帰。エグい角度のボールでした。ありゃあ絶対に誰も捕れない・・・。これで5-6と1点差に詰めよります。あとはマ〇リが帰ってくればという場面で残り1分ちょい。ヨネ〇オのカットで攻撃権を奪うと縦ラインに戻してチャンスを伺います。するとマ〇リがしっかり当てて内野復帰。冷静に狙いを定めてアタックしてくれました。これで後半も逆転し6-5。トータル3点リードの最終盤。攻撃ではしっかり時間使って時計を進めます。そのまま残り10秒くらいで高柳最後の攻撃。当然外のル〇から攻めてきますがヨネ◯オがこれを冷静にカット・・・と思いきやまさかの落球でアウト。ほぼ正面の球だったけどなぁ・・・久々のヨネ〇オ劇場でした。最後に内野復帰を許して後半は5-6でフィニッシュ。まぁ上に弾いたボールを根性で手繰り寄せて何とかマイボールにしようと粘ったんですけどね。そのまま流れて高柳ボールとなり、ミ〇ミからパスが出たところでフィニッシュ。後半5-6でトータル11-10。1点差で準決勝進出を決めて、地元開催のフレンドリーカップでついに銅メダルに手が届きました。内野の選手構成考えたら結構すごい事だと思いますよ。選手みんな本当によく頑張りました。
(前半:6-4 後半:5-6 合計:11-10)
決勝T2 対栄町西ヤング
いよいよ準決勝です。相手は今期3強の一角。東部大会王者の栄町西ヤングさん。春先の練習試合では手も足も出なかった相手。そんな強敵相手にメダルの色ををいい色に代えることができるのか。2024年度チームがついにしびれる舞台に上がってきました。カットの先発はタ〇ルとユ〇ト。高柳戦でほぼフル出場させたキャプテンヨネ〇オはできるだけ休憩させて息を入れさせます。ヤングの外センはサウスポー。去年も投げてたから実戦経験豊富で当て勘は素晴らしい。意表を突いた初球アタックにも要注意。内野の選手も去年から持ち上がってる選手が多く、寄せて捕る理想的な内野陣です。試合の方は開始早々から宙エースハ〇が栄町西ヤングの分厚い内野に真っ向から挑みます。まず最初はセオリー通りの位置を攻めてアタックを成功させると、続く攻撃では意表をついてど真ん中を打ち抜きます。見てたこっちも意表を突かれてビックリ。いやお見事でした。ハ〇の活躍で序盤は宙がリードを奪う展開。カット隊はタ〇ルがヤング外センサウスポーの危険な位置に居る場面がありすごく嫌な予感がしたので2分手前でヨネ〇オに交代する速めの継投策。しかしビハインドの展開になるとヤングベンチも打つ手は速い。3分手前で早々に作戦タイムを取って試合を切って間を開けます。攻撃と守備で好プレーがあってこちらのリズムになりかけていたので嫌な間になりました。このあたりはさすがにベテランT監督って感じです。それでも4分過ぎくらいまで3点リードを保っていたのですがヤングエースに内野復帰を許すとそこから一気に内野からの連続攻撃を喰らってしまいあっという間に追いつかれてしまいます。この辺は何とか当たってもマイボールにしたかった場面ですが弾いて相手ボールが続いてしまいました。そのまま内野が粘ります。マ〇リが意地の連続キャッチで闘志を見せてくれました。終盤戦4-5で残り1分30秒くらい。ここでハ〇が当てたので内野復帰。この先のヤング内野には当てるのが難しい選手しか残ってないこともあり時間はプランより少し速いのですがやむをえません。5-4と逆転して残り1分。ヨネ〇オとレ〇トのカット隊を中心に内野は必死に守りますがハ〇が相手エースのアタックにかすったような当たり方で外へ。ちょっとセルフジャッジがあったかも・・・?。審判の判定がでるまで全力でプレーし続けないとダメですよ。これで4-4の同点とされてしまい前半戦終了。相手は東部王者ですからね。そんな簡単な相手ではありません。センターコート進出のかかる後半、先行したのはまたも宙。ハ〇のアタック成功でリードを奪います。今日これで5試合目。まだまだ活きた球が行っていました。確実に毎週の練習の成果が出ています。しかしその先がなかなか当て切れず、内野のマ〇リからも打たせますがうまくいかず、徐々にリードを許す展開に。ここにきてハ〇のアタックにもワンバウンドも多くなってきて少し陰りもみえてきたかも。攻撃が当て切れない展開でも内野は粘るのですが、厳しい展開のまま5-7で残り1分。作戦タイムで間をとってエースに託します。狙う番号は一応マ〇リとハ〇ですり合わせしたけど、ベンチからGOが出た時に一番強い球が行く所めがけて思い切り打ち抜ば良いよ、とアドバイス。運命のタイム明けは少し時間使ってエースから思い切りアタックに行きましたがワンバウンドで功を奏せず。ヤングボールで残り10秒ボール回されてしまいます。カット隊に取りに行かせようかと思ったのですが、ここまでよくやってくれた選手に無理させるのは今回は自重し敗戦を受け入れてそのままタイムアップ。トーナメント表として記録に残るしチームのスコア表に点数も表示されるからね。強豪相手に接戦を演じた足あとを今日のところは残しておくかと考えて結果に満足したわけではないけど甘んじて受け入れることにしました。5-7で後半を落としトータル9-11で終戦です。正直ここまで頑張ったので決勝センターコート行きたかったねぇ。悔しさを押し殺しての挨拶で整列した際に時にヤングのT監督に練習試合申し込んでおきました。実力差がありすぎて練習試合の申込をするのは普通だったら中々躊躇する相手ではありますが勢いで言ってしまった。。そしたら選手全員に聞こえるように練習試合申し込まれたのでやりましょう!と快諾していただきました。ヤングの男子選手からやったーという声がかかったのも良かったです。
(前半:4-4 後半:5-7 合計:9-11)
決勝戦
栄町西ヤング対和名ヶ谷
第19回フレンドリーカップの決勝戦は栄町西ヤングさん(明第一地区)と和名ヶ谷さん(東部地区)の対戦となりました。ともに今季市内大会金メダルチームということで決勝戦にふさわしい両チームという感じでした。決勝戦の所感の前に特記しておきたいのが五香六実地区の決勝審判団。自地区で記録計時まで全員賄ったことも凄いし顔ぶれも実にフレッシュで宙の元ドッジボーラーのママさんコーチトリオ+選抜ヘッドの高柳タ〇さんが線審で決勝戦デビュー。ママさんトリオはさすがに元ドッジボーラーということもあり、あまり戸惑うことなく機敏なジャッジでしっかり裁けていました。大きな混乱もなく進行できたのは凄く良かったと思います。ベンチ目線でみるとワンタッチのアクションがやや曖昧だったかも?。あと判定が割れた時にもっと自信もって協議に割って入って欲しい。結果はどうあれベンチはそれで納得いくので。そのあたりは今後改善していくと良いと思います。審判席の目線では和名ヶ谷の内野から外野に出てきた選手に何度かキャリングがあったかも?、という感じでしたが、キャリングを判定するのは今後の課題ってことで・・。キャリングの判定は勇気と経験が必要だしベテランでもジャッジできる審判少ないので・・・。まずは決勝審判お疲れ様でした。
試合の方は前半から1点を争う非常に緊迫した展開も栄町西ヤング攻撃陣の意表をつく内野からのアタックもあったりして徐々にリードを奪い、前半の中盤あたりで和名ヶ谷が2点差を追いかける展開に。こういう相手の意表を突く内野からのアタックなんかはマ〇リにも十分参考にしてほしいところですね。あの一発の印象が残ってしまいうと内野の警戒心ってのは最後まで解けないものなので外が当てやすくなります。内野7名スタートで1点ハンデがあり実質3点差を追いかける形になる和名ヶ谷としては目の前の点差以上に点差が重かったかも。ヤングの内野はうまい選手が多いからね。和名ヶ谷ベンチもここは一気に差を詰めようということで当たって外野に居る選手の内野復帰に拘りサイド攻撃。しかしこれが決まらずかなりの時間を使ってしまいます。当然その間は内野から大黒柱の左腕エースが打つアタックが消えてしまう。結果的にヤング内野を楽にさせてしまいました。ここが勝負のアヤだったかな。何度かサイド攻撃のチャンスを与えて結果がでなければ切り替えてエースからのアタックで1点づつ差を詰めても良かったかも?。和名ヶ谷ベンチの思惑を見透かしたように栄町西ヤングの内野が和名ヶ谷サイド攻撃を悉く防いで失点せず、栄町西ヤング2点差、つまり実質3点リードで折り返し。
勝負の掛かる後半は和名ヶ谷が左腕エースを軸にセンターラインで押して点差を徐々に詰めます。栄町西ヤングの落とすべき選手をしっかりあてて今季3冠王者の意地を見せますがヤングの内野もある程度まで減ると上手な選手ばかりが残って強度が急に高くなる安心構造でその先の難しい選手を当てることができません。そのまま僅差の展開で推移しますが残り時間少ないところでヤングが当てて再逆転したところで勝負あり。トータル9-8の1点差で栄町西ヤングさんが第19回フレンドリーカップの優勝を勝ちとりました。この決勝戦ギリギリの勝負を凌ぐ内野の主力選手の強さが際立っていました。内野が凌いで最後にエースが決めたという感じ。今季和名ヶ谷さんに勝つならこれしかない、という展開で見事に決勝の大舞台を勝ち切りました。どんな場面でもしっかり自分の形が出せるのが、去年決勝戦を何度も経験した選手がたくさん残っている栄町西ヤングさんの強みですね。優勝おめでとうございます。

そんなワケで、宙子ども会ドッジボール部、今期ついに市内大会初メダルに手が届きました。正直2024年度チームが始まった段階では今季メダル獲るのは厳しいかな?という思いもありましたが選手達が物凄く練習頑張って見事に銅メダルをつかみ取ってくれました。今風の言い方をすると選手達には感謝しかないってヤツです。特に6年生のユ〇ト、ヨネ〇オ、レ〇ト、あと5年生のカ〇ルには、自分のカット練習の時間を割いて内野鍛えるために松戸ドッジで一番速い球バシバシ投げ込んでくれて本当にありがとう。それと、チーム強化へ一緒になって腐心してくれたヘッドコーチの前〇さん。元松戸ドッジの選手でマ〇カ、ア〇、ナ〇コの投げれるママさんコーチトリオ。監督退任してもいままでと変わらずチームに接してくれておるサカ〇リ総監督。チーム練習量増やしてお当番回数が増えても嫌な顔一つせず前向きに応援してくれた保護者の皆さん。いろいろなサポートがようやくこのフレンドリーカップで一つの結果につながったと自分は確信しております。5年生のセンターラインで内野の6年生はカットの二人だけ。まだ若葉マークの5年生ア〇を含め内野は実質U10みたいなもんですから、こんなチーム構成で市内大会銅メダルを獲得できたのは本当に凄いことです。裏を返せば内野はまだまだ改善しなきゃいけない部分がたくさんありますし、センターラインにももっとできることがあります。投げて当てるのはハ〇とマ〇リにお任せ、みたいなチームではなく、当てられる選手を増やさなければなりません。幸いにして候補者は一杯います。チームの伸びしろは無限大です。この結果を一つの自信にしつつ、決して満足することなく、大目標の中央大会に向けて引き続きよろしくお願い致します。
ではまた。